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弾き語り

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例えば夕暮れのベランダで。例えば眠れない夜の窓辺で。例えばあなたの隣で。爪弾く歌。
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2023年12月の記事一覧

一年を振り返る年の瀬。
変わらないような毎日だけど
実は、沢山のものと出会って別れてきたのだなぁと思う。

その一つ一つがいつしか透明になって
夢のように思える過去になる。

自分が大切にしているものは、自分自身が覚悟と責任を持って
大切にするべきなんだなぁと思う。

心の全てを渡せる瞬間は、少ない。
だからこそ
心が通う瞬間に感動するのだ。

伝えたい事は、ひとことの言葉じゃ伝わらない。
だけど

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特別に寒い冬の日だからこそ
あたたかいものがよく沁みる。

それは、コーヒーだったり、お風呂だったり、繋いだ手のぬくもりだったり、あの日の思い出だったり、歌だったり、ちょっとした優しい一言だったり。

寒いのに、一番ぬくもりを感じやすい季節。
矛盾の中の光の加減で、物事の本当を知っていくのかもしれない。

あなたは、こんな寒い日に
どんなぬくもりを感じて、どんな風にそれを手渡していくのだろう。

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くせのうた

coverd by 徳久望

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ふとした拍子に現れる人の癖って、なんだか印象に残ったりするよなぁ。
箸の持ち方だったり、話し方だったり。
ふとした拍子に思い出して、ふふふと、気持ちが柔らかくなったり。
そういう瞬間に人って、同じように見えいていた人の中から輪郭が立ち上がって、特別に変わって行ったりもして。

あなたの心を柔らかくさせる人が好きな人だったならそれだけで人生って素敵だ。

そういう風に人を想っていられるならハッピーだ

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素直

coverd by 徳久望

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人ってさ、言葉にしない事の方が実は、多いよなぁ。

会話って言葉のキャッチボールで、気持ちを伝え合っていくけれど。
だからこそ
気持ちって言葉に乗せるんじゃなく
そのボールの投げ方だったり、受け止め方だったりが現したりもする。
早く投げたり、優しく投げたり。
言葉遣いや言葉選びって、きっとそう言うものだ。

僕たちの関係性って、一方からじゃ見えない事も多い。
だから近付いたり、離れたりして。
やっ

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涙そうそう

coverd by 徳久望

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今日は、小児科病棟と緩和ケア病棟にて歌を歌ってきました。
コロナ禍があり
世の中が大変になる前は、七夕会、クリスマス会
事あるごとに歌わせてもらっていたので久々でした。

歌を歌うって不思議なんだ。
同じ歌を歌っても全然違うんだ。
色合いや、その空気が。
それは、きっと聴いてくれてる人と空間を作り上げて
「歌」が作られていくからなんだろうなぁ。

ひとりの人間に、できる事は、ちっぽけなのかもしれな

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「恋は、盲目。」と言うけど盲目じゃないと
僕はあなたにふさわしなくない人間と
見透かされるよう。見放されるよう。
何故?大切で必要で誠実で臆病で。

「恋は、盲目。」と言うけど盲目じゃ無い。と
僕はあなたが特別と知って解ったんだ。
他の人から見えなければいい
あぁ、こういう感情、盲目と人は笑うだろう。

分かったりふりをするよりも
解ろうと歩み寄りたいよ
君と僕は違うから
その「違い」=「愛しさ」

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夕星やな
目を閉じて鼓膜に残る言葉に耳を澄ませた

3歩進んで2歩下がれるならば人生は、上出来だ
4歩下がって物語になると見上げ逢う夜

汝、星のごとく
あなたが託す言葉が波を言葉が宇宙を
汝、星のごとく
私に託す心が過去を心が今を
私を私にしてくれるのです

夕星やな
目を閉じて鼓膜に残る言葉に耳を澄ませてみる