自分を創る習慣術【12の習慣】
あなたはどんな習慣で創られているでしょうか。
「習慣は人を創る」ともよく言われますが、古代ギリシアのアリストテレスからイチロー選手まで、習慣の大切さを説く方は多くいます。
とはいえ、必要な習慣は人それぞれ違い、どんな習慣が自分に合っているのか試してみないと分からないものです。
僕自身、様々なことを習慣にしようと試してきましたが、試行錯誤の結果、12個の大切な習慣と出会うことができました
今日は、あなたの習慣選びの参考となるよう、僕の12個の習慣を紹介していきたいと思います。
1 習慣のメリットとは
僕の習慣を紹介する前に、そもそもどうして習慣は大切なのでしょうか。
大きく分けて2つのメリットがあると思います。
■ 意思力の節約になる
習慣がもつ大きなメリットの1つは、意志力の節約です。
あなたは1日にどれぐらい決断をしているでしょうか。
仕事上の決定から食べる物まで、私たちの1日は多くの決断に囲まれています。
一方、私たちの意志力は決断をするたびにどんどん減ってしまうんです。
例えば、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏は、意志力を節約するために毎日同じ服を着ていたそうですが、それぐらい決断を減らすことは重要なのです。
ジョブズのように毎日同じ服を着る必要はないですが、私たちも習慣によって意志力を節約することができます。
習慣とは、「やるかどうか」悩むことなく日々行うもの、つまり決断する必要がないのです。
習慣化することで、日々取り組むことを決断する必要がなくなり、意志力を節約できる。
多くのことを決断する必要がある現代人にとって習慣は欠かせないのです。
■ 積み重ね効果
2つ目のメリットは、積み重ねによる効果です。
よく言われる話ですが、前日の自分から1%ずつ、毎日成長したら1年後にはどれぐらい成長しているでしょうか。
なんと、約38倍の成長を遂げることができます。
流石に1年後に38倍の成長をすることは難しいかもしれませんが、毎日の積み重ねは想像を超えた成長を私たちにもたらしてくれます。
定期的に同じことを行う習慣は、1日1日で見ればそこまで変化をもたらさないかもしれません。
しかし、どんな習慣でも1年間続ければ、1年前の自分と比較して大きな変化をもたらしてくれます。
「継続は力なり」を体現できるのが習慣の力です。
2 僕の習慣図鑑
「意思力の節約」と「積み重ね効果」
自分にとって合う習慣、必要な習慣を身につけることができれば、とても大きな成長をもたらしてくれる可能性は高いです。
とはいえ、世の中には多くの習慣があり、どんな習慣から始めたらいいのか悩んでしまう方も多いと思います。
そこで今日は、僕が取り組んでいる12の習慣を「朝」「昼」「夜」に分けて、「どんな習慣なのか」「何を目的にやっているのか」紹介したいと思います。
真剣に新しい習慣を身につけたい人も、他の人がどんな習慣をしているのか興味本位な方も、ぜひ僕の習慣を覗いていってください!
3 朝の習慣
まず最初に紹介するのは「朝の習慣」です。
朝の習慣は、今日のコンディションを整え、「1日をよりよくする」ためにとても重要な習慣になります。
忙しい朝でも、「短い時間」で「隙間時間」にできる5つの習慣になってます。
■ 瞑想
多くの方が実践する瞑想ですが、僕は朝起きてからの10〜15分を活用して瞑想を行なっています。
瞑想の大きなポイントは、「今」に集中することです。
朝、「今」に集中することで、今日に集中して生きることができる。
将来への不安を軽減し、ストレスなく暮らすことができる。
僕の毎日を支える大切な習慣です。
■ HIIT
瞑想の後行うのが、HIIT(高強度インターバルトレーニング)です。
HIITは、現在、科学的に一番の効果が証明されている運動であり、短時間で大きな効果が得られることで知られています。
短時間に心拍数を高めるHIITを行うことで、脳を活性化させることができますし、健康的な身体を保つことができます。
僕は2日に1回、6分程度のHIITを行なっているのですが、正直HIITをやった日とやらない日では頭の働きが違います。
健康を保つだけでなく、脳を活性化させるHIIT
5分だけでもできるので、ぜひ朝に試してみてください。
■ スケジューリング
朝、僕が家で行う最後の習慣は「スケジューリング」です。
慌ただしくすぎる毎日では、「今日何をやりたいのか」を決めないと、目の前のタスクをただこなすだけになってしまう危険性があります。
そこで僕は、朝に「3つの目標(計画)」を立てるようにしています。
「今日何をやるのか」3つだけ計画することで、目的意識を持ってその日を過ごすことができますし、1日の終わりに達成感を感じることができます。
何気ない1日に目的を持たせるためにも、ぜひスケジューリングを取り入れてみてください。
■ 通勤時間での耳学習
さて、ここからは通勤時間での習慣です。
僕は、駅までは徒歩で通っているのですが、駅までの徒歩時間を活用した耳学習を行なっています。
オーディオブックを始め、今は聞くだけで学べるサービスが多く存在しています。
通勤時の徒歩時間は、1日だけなら些細な時間ですが、積み重なるととても大きな時間になります。
意味のない通勤に意味を持たせる
テレワークではなく、通勤しないといけない方はぜひ試してみてください。
■ 電車内での読書
僕の朝週間、最後に紹介するのは「読書」です。
あなたは電車で何をしていますか?
テレワークにより、通勤時間が不要な方も増えてきましたが、それでもまだ電車内で過ごす時間は多くの方に共通する時間だと思います。
通勤時のまとまった時間は、何か目的を持って過ごすのに最適です。
僕は、朝の通勤時間はまとまった時間として、30分ほど読書しています。
毎日必ずやりたいことを、通勤時間に当てはめてみるのはどうでしょうか。
4 昼の習慣
平日、仕事が始まってしまえば、自分ならではの習慣を生活に組み込むことはなかなか難しくなります。
しかし、その中でも自分の時間で活用できる時間があります。
それは、「昼休み」です。
全力で休み、午後からも全力を尽くすための習慣を昼休みには取り入れています。
■ 昼寝
昼に欠かせない習慣が、「昼寝」です。
GoogleやNASAでも昼寝が推奨されていますが、たった15分の昼寝でも体や思考機能の回復に大きなメリットをもたらしてくれます。
僕は、昼食をとった後、15〜20分程度の昼寝をするようになります。
昼寝をするかしないかでは、午後の働きが全く変わるので、ぜひ取り入れてみてください。
■ 散歩
昼寝をした後、僕は短い時間でも散歩をするようにしています。
自分の職場周りが自然に溢れていることもありますが、緑の中で散歩をすると、心身ともにリフレッシュすることができます。
自然の中で歩くことができればベストですが、歩くだけでも十分メリットがあります。
仕事中はデスクに座る時間が長くなる分、休憩時間ぐらいは、席から離れてみるといいかもしれません。
5 夜の習慣
最後に紹介するのは5つの夜の習慣です。
仕事が終わり、疲れた身体の中、「何かに取り組もう」と思うには、相当の意志力が必要です。
そんな夜こそ、意志力を節約できる習慣化が効果を発揮します。
特に、1日を振り返るような習慣は効果的です。
■ 仕事の振り返り
まず1つ目の夜習慣は、仕事の振り返りです。
僕は帰りの電車の中で、今日の仕事について「重要だったこと」「印象的だったこと」「悪かったこと」の3つに分けて、振り返るようにしています。
毎日同じように働いていても、日々感じることは異なります。
そんな日々を振り返ることは、明日の自分につながりますし、自信にも繋がります。
5分もあればできるので、明日の仕事終わりにでも試してみてください。
■ 帰りの電車時間も活用
帰りの電車は、仕事の振り返りだけでは終わらせません。
先ほど書いた仕事の振り返りは5分程度で終わるため、まだまだ活用できる時間あります。
朝の電車は「読書」と決めていますが、帰りの電車は「読書」「ニュース」「note」の中から気分に合わせて選んで取り組むようにしています。
電車通勤の方にとって、この時間は本当に貴重なので、行きと帰りどちらも何をやるのか考えてみてください。
■ PDCA
さてここからは帰宅後の習慣です。
電車内では仕事に特化した振り返りを行いましたが、帰宅後は今日1日の振り返りをPDCAサイクルで行っています。
「今日はなにをやったのか」「何が良くて、どこが改善できるのか」「明日も真似したいことは何か」
このように毎日振り返ることで、日々自分を改善することができますし、また、良かったことの再現性を高めることができます。
■ エクスプレッシブライティング
夜の習慣は振り返りが多いですが、エクスプレッシブライティングという、「感情に特化」した振り返りも行っています。
これは、今日自分が感じた感情を書き出すワークで、普段なら流してしまう自分の感情を認知することができます。
感情を認知することは非常に重要です。
自分をより深く知るためにも、毎日自分の感情と向き合ってみるのはどうでしょうか。
■ ヨガ
ついに最後の習慣ですが、僕は寝る前に「ヨガ」をしています。
ヨガといってもとてもストレッチに近いのですが、5〜10分程度で自分の身体を睡眠状態に導くため行っています。
体質にもよるでしょうが、ヨガをすると熟睡度がかなり高まるんです。
僕の場合、ヨガをした日は30分も熟睡時間が増える傾向があります。
睡眠の質は、次の日に大きな影響を及ぼします。
睡眠から明日は始まる
睡眠の質を高めるためにも、ぜひヨガも試してみてください。
さて、今日は習慣のメリット、そして僕が行っている12の習慣について紹介してきました。
繰り返しになりますが、習慣は今日の自分、そして未来の自分へ大きなメリットをもたらします。
僕はここ2週間、かなり仕事が忙しかったのですが、身についた習慣は、あまりストレスを感じず取り組むことができました。
習慣がしっかりしていれば、どんな時でも自分を最低限保つことができるのです。
今日紹介した習慣の中で気になる物があれば、ぜひ1つでも試してみてください!
本日も最後までありがとうございました。
もし良ければスキ&フォローをお願いします。
また別のnoteで出会えることを心待ちにしております!
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