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やっとかめ大使レポート2020

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#やっとかめ文化祭

料亭香楽で、お座敷ライブ

料亭香楽で、お座敷ライブ

11月7日(土曜日)に、芸どころまちなか披露『お座敷ライブ』のお手伝いに行きました。

料亭香楽の若女将の乾杯の音頭でお食事が始まりました。

食事の合間に、かつ子姉さんの三味線、桃太郎姉さんと舞妓の真琴さんの踊りがありました。

お客様の4人の金のしゃちほこチャレンジも大成功で皆様大盛りあがりでした。その後も、ビン釣りゲーム、虎虎、野球けん等々のお座敷遊びをお客様が次々と参加されて、『さわぎ』で

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歴史や、伝統行事を大切に伝えるまち『大高』の魅力

歴史や、伝統行事を大切に伝えるまち『大高』の魅力

草薙剱(くさなぎのつるぎ)伝説の氷上姉子神社、徳川家康が休息した大高城3軒の酒蔵、昔ながらの路地が残るまち『大高』

昨年開催された、やっとかめ文化祭ストリート歌舞伎『ミヤズヒメとヤマトタケル』で気になっていた場所『大高』。本日のガイド、大高歴史の会 深谷さんに魅力を教えていただきました。

最初に訪れたのは、戦国時代に村民が参拝した神社『八幡社』。
地元の方が寄付を募って、建て直されたそうです。

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色づきはじめた紅葉の美しさを愛でながらのお茶席

色づきはじめた紅葉の美しさを愛でながらのお茶席

11月14日(土曜日) まちなか寺小屋の『茶席の亭主と正客』に参加してきました。

名古屋城の金城苑の茶室で、後藤敏雄さんを亭主、志津直行さんを正客の講師として、茶席での一期一会の楽しみ方を教えて頂きました。

コロナ禍の中でのお茶会は、定員を10名としてゆったりとして、手前座と正客の間にアクリル板を置いたり、次客以降の客の銘々皿は紙皿、お菓子はパック入り、黒もじの代わりにプラスチックフォーク、

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閉幕!やっとかめ文化祭2020

閉幕!やっとかめ文化祭2020

8年目にして多くが新しい形となったやっとかめ文化祭も閉幕を迎えました。

誰もが初めて経験することばかりで試行錯誤の連続だったことでしょう。
最後のまちなか披露も演目は事前収録によるオンライン配信、開終演と幕間に星ヶ丘テラスからの生配信となりました。

画面の中のお客さまに思いを託し、オンライン配信を知らずに来てしまった客かのように、充電やデータ容量の都合で演目を見られぬまま、あいち戦国姫隊の方々

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芸どころ名古屋舞台〜狂言「蟹山伏」、能「安達原」〜

芸どころ名古屋舞台〜狂言「蟹山伏」、能「安達原」〜

観覧できる公演が絞られた今年のやっとかめ文化祭、芸どころ名古屋舞台に狂言と能が組まれました。

毎年人気の辻狂言はオンライン配信となりましたが、今年唯一の公開公演を舞台で、能はろうそく能として、一席開けた前売完売の名古屋能楽堂で行われました。

クール・ジャパンの一環とされたクール要素のある狂言や能とは?
狂言「蟹山伏」。山の中に大きな蟹が現れるだけで恐怖ですが、耳をめがけて襲ってくる姿はハンター

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芸どころ名古屋舞台 日本舞踊で描く古典文学怪異譚 (日本舞踊、長唄・常磐津)

芸どころ名古屋舞台 日本舞踊で描く古典文学怪異譚 (日本舞踊、長唄・常磐津)

古典に題材を取った長唄や常磐津で華麗に舞う日本舞踊。
『源氏物語』や謡曲からの長唄「葵上」(六条御息所は花柳朱実)。『今昔物語集』等の実在の人物、渡辺綱の物語からの常磐津「戻橋」と公演後半の長唄「綱館」(渡辺綱は工藤倉鍵、鬼女は工藤寿々弥、後半の茨木童子は西川千雅、渡辺綱は西川章之人)。
趣向も異なる豪華三本立て。

脇正面に座ると舞台袖の舞台製作者気分に〜
能舞台で橋掛かりを使った場面では、歌舞

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名古屋城調査研究センター公開講座 石垣から語る名古屋城 午後の部

名古屋城調査研究センター公開講座 石垣から語る名古屋城 午後の部

どこから石を運んでいたのだろう?どうやったら、あんなにキレイに積むことができるのだろう?石垣のしくみ、歴史について学び、刻印探しを楽しみました。

名古屋城調査研究センターは、名古屋城の歴史を明らかにするために各分野の多くの学芸員が終結。この講座にも、文献史学の木村さんのほか、美術史学、考古学の専門家のお二人も参加されていました。貴重な講座です。

まずは、木村さんの講義から。名古屋城の石垣につい

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「民衆の台所」として、まちを支えた物流の一大拠点

「民衆の台所」として、まちを支えた物流の一大拠点

かつて流通の大動脈であった堀川。足を運べば、当時のにぎわいを物語るお寺に神社、橋、そして問屋さんが残っています。そんな堀川沿いを納屋橋から円頓寺商店街までガイドの飯田さんとかつての街並みを想像しながら歩きました。

なかでも、豪商の称号である除地衆に名を連ねた通称川伊藤家に入れたことは感激でした。豪華な建材や欄間などの粋な飾具、美しいお庭に電話室など、どこを見てもこだわり抜かれた室礼が当時の財力を

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神様・仏様とお祭りを巡るまち歩き

神様・仏様とお祭りを巡るまち歩き

八田駅に集合して、早速向かった立ち寄った「神明社」では、
金色の神楽と賑やかな太鼓のリズムで迎えてくれて大迫力の演出。

太鼓を打つ体験はしなる細長いバチで高いところの鼓を叩くのは一筋縄ではいかず、
挑戦してみるも思うように音は響きません。まちの方々に褒めていただき緊張もほぐれ、一同旅路を急ぎます。

徳川家光も通ったという街道の歴史と現在の街並みを比べながら神社やお寺、そして茅葺屋根の住居など小

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古墳や寺社から感じる古代ロマン!

古墳や寺社から感じる古代ロマン!

130m以上と推定される巨大古墳も存在していた!
「味鋺百塚」と呼ばれた味鋺古墳群。至る所にある古墳跡に驚き!

古墳のイメージは、春日井市でしたが
隣接する名古屋市北区味鋺地域も古墳地帯でした。

今回のガイドさんは、ベテランガイド伊藤喜雄さん。開始前から参加者の皆さんと会話がはずみます。「今日の見どころの一つは、五の市。この日を選んでツアーにしたんだよ。」
和やかな雰囲気でスタートしました。

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城下町の魅力を、寺社と伝統工芸から学ぶまち歩き

城下町の魅力を、寺社と伝統工芸から学ぶまち歩き

城下町である神社やお寺をめぐり、武士や町人が愛用した 名古屋黒紋付染の魅力を知りました。

浄心駅からすぐの場所にある、浄心寺からスタート!
この寺に住みついていた人が水をかけて守ったことから、戦災にあっていないということに驚きました。

弁天通商店街を通り、宗像神社へ。参拝記念のスタンプされた用紙には、三つ葉葵の紋。徳川義直公が大切にされた神社。立派な狛犬も祀られていました。

名古屋市の無形文

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厳選食材が並ぶ、活気ある市場巡り

厳選食材が並ぶ、活気ある市場巡り

11月14日(土)「柳橋中央市場と名古屋の食文化」に参加しました。
名古屋駅そばにある柳橋中央市場は、午前2時から10時頃まで開いている食のプロが買いつける市場。一般の方も購入することができます。

まずは活気がある市場の中をマルナカ食品センター 安藤社長の解説で巡りました。
地元や近海でとれた魚介、また肉・野菜・海苔などの専門店を見てまわり、参加者さんはプロの説明に耳を傾けながら楽しそうに見学し

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芸の妙味の蓄積と芸妓に関するトークセッション

芸の妙味の蓄積と芸妓に関するトークセッション

11/15(日)、千種文化小劇場にて、「芸妓は絶滅危惧種なのか?」が開催された。

司会は西川流四世家元・西川千雅さん。講師は、大阪から西川梅十三さん(日本舞踊家 元北新地芸妓)、名古屋から金丸さん(名妓連組合 前組合長)、岐阜から可奈子さん(岐阜芸妓組合 組合長)の3名。

客席には名妓連の舞妓さんが2名来られており、舞台上も客席も華やかでした。梅十三さんは、北新地で戦後すぐに舞妓デビューをした

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森村宜稲の大和絵と出会おう!

森村宜稲の大和絵と出会おう!

まちなか寺小屋 森村宜稲の大和絵

祖父であり絵画の道の先達、明治大正昭和の名古屋の代表的画人、森村宜稲について孫の森村宜高氏が語る会です。栄駅、オアシス21から歩いてすぐなのに木々のこんもりとした文字通りのオアシス、大和絵美術館、森村記念館で行われました。

館内見学中、写真のこの絵、どこで見たっけ?とか思いつつ、お話中、森村先生がその絵について言及された時、思い出しました。大使の私はコロナ禍直

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