【映画】夏のパリと自転車－叔父さんと姪の物語『アマンダと僕』

■ 邦題：アマンダと僕
■ 原題：Amanda
■ 監督：ミカエル・アース
■ 出演：ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトゥリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレール、ジョナタン・コエン、グレタ・スカッキ
■ ドラマ
■ 2018年 フランス  107分

1．ストーリーの概要（ネタバレ含むので注意）
2．お気に入りのポイント
3．こんな時に観るのがおススメ
4．5点満点のうち？

1．ストーリーの概要（ネタバレ含むので注意）
夏のパリ。
母と二人で暮らす7歳のアマンダと、頼りない叔父さんダヴィッド。
そしてダヴィッドが出会ったばかりの恋人レナ。
忙しく幸せなそれぞれの生活を、突然の悲劇によって奪われ、
残されたアマンダとダヴィッドとレナが、
自分を少しずつ取り戻すストーリー。
ダヴィッドは定職にもつかずまだ若く、自分の事で精一杯。
アマンダもまだ7歳でわがままも言いたい年齢、
レナはパリに出て生活を始めたばかり。
3人がそれぞれこれからの人生なのに悲劇が3人を襲い、
それぞれは自分が抱えられないほどの苦しみに直面する。
しかしながら、悲しみと苦しみを抱えながらも、
愛と人との絆で3人がそれぞれ少しづつ成長していく姿が、
素晴らしい映画。
 
Elvis has left the building
アマンダが今は亡き母との会話を思い出して、
テニスを応援しながら泣くシーンがじわーときます。

2．お気に入りのポイント
夏のパリの街並み、
暑いけれど夜窓を開けるとちょっと涼しい季節が素敵に描かれています。
窓からのシーンはパリならでは。
窓から窓に、恋人に手を振る、窓から道路を除き、親戚や友達に手を振る。学校の帰り、校門にランドセル子供の姿があり、親が迎えにいくシーン。
公園でのピクニック。。。
日常のパリが描かれていて、本当に素敵です。

自転車でスピードを競う姉とダヴィッド、
その後ロンドンを訪れた時にアマンダと自転車でスピードを競うダヴィッドが、シーンが心の中で重なって良かった。

3．こんな時に観るのがおススメ　 
 親戚や親や、家族との関係にちょっと疲れてしまったとき、
本当は優しくしたいのに、もーうざいし、うるさいなあ、
と思っていても、ちょっと優しい気持ちになりたいとき。

4．5点満点のうち？
3.5点。アマンダ、幼いのに演技は一流！