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カメラ機材へのこだわりについて【フォトグラファーの歩み#4】

カメラが発明されて以降、特にここ20年程の間に技術が飛躍的に
発展し、選択肢が以前とは比べ物にならないぐらい増えた。
カメラのメーカーや各機能に対し、こだわりは人それぞれで
SNSやブログでも多くの意見を目にすることができる昨今である。
自分の場合を今回は振り返ってみる。

カメラ機材へのこだわり

こだわりは「なし」

自宅から見たイソヒヨドリ

結論として、今のところカメラやレンズに対するこだわりは皆無に近い。(偉そうに言うことではないかもしれないが)

単純に、こだわれるだけの知識と経験が不足している。
ただそれだけのことだ。
機械や電子機器の類が大の苦手で、説明書を見るのも
嫌気が差すぐらいだから、知識の増え方はゆっくりだ。

一眼カメラとレンズは別売りが基本とは知らず
単焦点レンズ・ズームレンズ等の違いも知らなかったぐらいだし
レンズの種類とかメーカーとか、カメラの画素数がどうとか
そんな話は極力脳が避けようとするので
知識を身につけるのには手間がかかっている。

それでも、少しずつ慣れてきている。

RAW現像だって(Lightroom使用中)最初は意味不明なバーが何列も並んでいて、何をどう触れば良いかわからず途方に暮れていた頃を考えると
かなり成長したように思う。

今では一通りの現像作業はできるようになった。
やはり、できるようになるには実際触るに越したことはない。

バーを一つ一つ左右に動かし
画像がどう変化するかを
一つずつ身に染みこませていく作業を繰り返さずに、
現像は上達はしないだろう。
撮影そのものだって、とにかく繰り返さないと上達しない。

そんな風に経験(実践)を繰り返しながらも
カメラ機材を選ぶ際の
「自分基準」はまだほとんど存在しない。

カメラを選ぶ基準も「なし」

私が今のカメラを使うことになったきっかけ。
実は

「夫が使っているものの中でおすすめを聞き、それをそのまま借りる」
という、完全に他人に依存したカメラ選択なのが正直なところである。
少なくとも現時点では。

カメラ・写真歴約30年・写真作品で入賞歴もある夫は、恐らくアマチュアの中でもかなりの腕前だ。そもそもそんな夫の存在も大きく影響し、フォトグラファーになると決めたのだ。

どのカメラが、どのレンズが良いかなんて
知識も経験も乏しい自分に判断できるはずがない。
自分が良いと思うか・悪いと思うかの指標・判断基準が全くないのだから。

ならば、何に関しても言えることだが
まずは熟練者・プロが「良い」と言う機材を使うのが早道であると思う。
撮りながら経験値が貯まっていき、軸(選択眼)が育っていくのだろう。

自分でカメラ・レンズを選ぶのは、それからでいいと思っている。
(それに、そもそも資金不足である・・)

今使わせてもらっている機材

読谷村・残波岬

幸いにも遥か先を行くフォトグラファーが身近にいる。
彼の防湿庫には、LEICAのカメラ数機と数十個の高級レンズがいつでも揃っていて
その中からLEICA SL2という高級機材を使わせてもらっている。時々M10Rや、コンパクトなRICOH GRⅢを借りることもある。

私が唯一自分で所有するカメラが
持ち運びが便利なFUJIFILM X100Vである。
でもってこれすらも完全に夫からの受け売りだ。
レンズは1個も持っていない。

これまでもさまざまな幸運に恵まれてきた人生だが
写真活動を本格的に始めるにあたり、いきなり高級機材のLEICAを使えるのも相当幸運なことに違いない。

本当に、夫には足を向けて寝られない。(時々向けているけど・・笑)

自分軸が順調に育ち
これがいい!というこだわりのカメラとレンズに出会う頃
どんな写真を撮っているのだろう。

まとめ

カメラに対するこだわりは、経験が浅いこと・機械に弱いこともあり
「まだ」ない。多分これから少しずつ出てくるので
今は熟練者を真似て、助言を得ながら撮り続けるのみだ。

2023.01.10
Yukari(instagram→@evenin_calm

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