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新常態下のテレワークと今後の組織

Withコロナにおける新常態(ニューノーマル)の一つとして、在宅勤務(テレワーク)もしくは遠隔教育が挙げられる。在宅勤務自体は働き方改革の一環であったものが、コロナウイルスという外部圧力で、教育も含めた伝統的に対面型の事業と一緒に、一気にオンライン化へと推し進められた印象。

日本の実態として、内閣府のデータによると、東京23区内では50%以上の方がテレワーク実施されたものの、地方部は20%台、という産業の偏りやコロナ感染状況、通勤の仕組みや通信の問題など、都市部でのテレワーク導入が多くなったそうで。また別の調査だと、60%超は希望していなかったものの、結果的に80%近くの回答がテレワーク導入でよかった、とのこと。なんとなく食べず嫌い的な調査結果でありますね。

一方でテレワークだと生産性が上がらないや、海外ではズームばかりで疲れるという「Zoom Fatigue」という言葉もあるくらい、親はプライベートがない、情報が筒抜け、子供も親に時間をコントロールされている、というように、やはり旧態依然の働き方や学び方からすぐに転換するのは、どこでも簡単ではないよう。

プライバシー保護や情報漏洩防衛という意味では、Zoom以外にも他のベンチャーが開発したソフトウェアも出てきており(下記の金融用のシンフォニーみたいに)。この領域におけるIT技術は、常に進化・変化が起こっていますね。

人の労働時間や移動習慣などの変化に伴い発生する疲れや不満解消用の新たなビジネスも見られ始めた、とのこと。下記記事では、チームで一体感の出るような、リモートでできるゲームなどを実施し、1人での孤独感排除と、仲間意識を助長させているようで。これならオフサイトミーティングもテレワークで出来るのか、って思ったり。

テレワークも日常化してくるなかで、正社員もフリーランス化してくる。またKPIやOKRなど上手く会社と従業員の間の目標設定や考え方の一致を合わせていく努力をオフィスでの会話以上にとる必要が出てきたようです。リモートだからこそ、の新たなマネジメントスタイルが洗練してきそうな気がします。

#これからの仕事術 #COMEMO #NIKKEI

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