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大手SaaS企業からスタートアップへ:事業の急成長に再び挑戦するために

みなさん、はじめまして!DIGGLEでマーケティングチームのマネジメントを担当している清水です。大手SaaS企業に約10年勤務した後、DIGGLEには2024年3月に入社し、約3か月経過しました。
この記事では、入社エントリということで、これまでの経歴、なぜ転職を考えはじめDIGGLEに入社したのか、現在どのような業務に取り組んでいるのか、これから取り組みたいことなどを記していきます。DIGGLEに興味がある方や転職活動を行っている方に特に読んでいただきたいと思ってます。

こんな方の参考になれば

  • DIGGLEに興味がある方

  • 大手企業からスタートアップへの転職に興味がある方

  • 今後伸びるであろう市場にチャレンジしたい方


これまでのキャリア

DIGGLEは4社目になりますが、自己紹介も兼ねてまずはこれまでのキャリアを紹介します。
大学卒業後、中小企業向けにOA機器を販売している企業に入社し、新規営業から始まりました。約4年勤めたのち、マーケティングのキャリアを積むべく2社目の会社に転職します。

セキュリティソフト(パッケージソフト)を販売している企業で、未経験からマーケティングを担当。オンライン施策(リスティング広告運用、SEO、サイト改善、Web 系広告媒体)、オフライン施策(展示会、セミナー、パートナーカンファレンス、DM、テレマーケティング)、ナーチャリングだけでなく、提案書、パンフレットなどの販促物の制作、年間の広告宣伝費予算を策定したりと、少人数だったため幅広く担当させてもらいました。しかし、約7年勤める中で、自身の成長が鈍化しているような感覚を覚え、「このままだと経過年数に見合った成長が見込めないかも……」という思いから、転職活動を開始。

当時(2014年ごろ)、転職の軸として考えていたのは、BtoB、成長市場、経営層がマーケティングに理解がありそうの3軸。パッケージソフトに携わっていましたが、これからはSaaSの時代だろうという思いから、BtoBのSaaS企業のマーケティング職を中心に探していました。そして、3軸に合致する企業として3社目の株式会社ラクスに転職します。

その頃のラクスは、SaaS事業に携わっている人は100名ちょっとで、上場を見据えていたもののまだ名の知られていないベンチャーといった感じ。経費精算システム 楽楽精算のマーケティング担当として入社し、約10年間お世話になりました。途中、マネージャーとしてテレビCMや駅広告、タクシー広告などのマス広告出稿や大規模なカンファレンスイベントの実施など、大幅な売上拡大に向けて2社目では経験できない施策を担当し、市場拡大、事業拡大に寄与できたと感じています。

また、戦略を考え、計画数値を作り、達成するためにチームビルディングを行う一連のマネジメントサイクルを経験し、マネージャーとしての体幹も鍛えられました。その後異動になり、最後の3年は事業管理・経営管理組織の部門長として、クラウド事業の事業計画の策定支援や、事業PLやKPIの予実・見込管理を担当。事業サイドでのマーケティング業務だけでなく、管理サイドの経験も積むことが出来ました。この経験が自身の強みになり、成長の機会をいただけたことに感謝しています。

転職の経緯

市場拡大や事業の急成長、それに伴う会社の成長に一定貢献できた実感を得たり、これまでのキャリアで、マーケティング、事業管理、マネジメントを経験するなかで、「自分がこれまで経験した3つの領域をかけ合わせた業務を行い、もう一度これから伸びるであろう市場や事業の成長に直接的に寄与したい!」と徐々に考えるようになります。

一方、入社時には想像できなかったくらい大きな会社になり、どこの会社でもそうだと思いますが、会社や事業が大きくなると役割が明確化、細分化されていきます。今後のキャリアを考えて悩み抜いた結果、より自身のやりたいことができ、市場拡大や事業成長に寄与できそうな環境を求めて転職活動を開始します。
ちなみに、今後のキャリアの検討や転職活動時には、下記書籍を参考にしていました。

決意したものの、10年ぶりの転職にひよる自分を奮い立たせてくれてありがとうございます。

転職の軸

一度決めたら後悔のないように、転職の軸を検討。軸は下記3つでした。

  • マーケティング、事業管理、マネジメントの3つの領域に携われるか

  • 市場規模が大きく、プロダクトの成長性が高そうか

  • 組織全体や一緒に働くひとの誠実性が高そうか

また、これまでの経験からSaaS企業のほうが再現性が高いことなどを考えて、従業員数が30名〜100名ぐらい、シリーズA~BのSaaS企業を中心に3軸に合うか、自身の経験してきたことで貢献できるかを見ていました。

マーケティング、事業管理、マネジメントの3つの領域に携われるか
この3つの領域に携わるために転職を決意したわけですので、絶対外せない条件です。エージェントとの面談や、企業とのカジュアル面談時にこちらの思いを伝えて、実現できそうかを丁寧に確認していきます。
エージェントには魅力的な企業を多くご紹介いただきましたが、マーケティング×マネジメントや経営企画(事業管理)×マネジメントといった2つの領域の掛け合わせを期待いただくことが多かったです。条件を緩和して転職しても後悔するだけですので、粘り強く活動していきます。

市場規模が大きく、プロダクトの成長性が高そうか
これから伸びるであろう市場や事業の成長に直接的に寄与するべく、こちらの軸も重要。市場規模が大きく、プロダクトのカテゴリ自体がまだ浸透していない(導入率が低い)企業を探していました。
市場規模は導入数×金額で表されますが、限られたターゲットに対して高単価なプロダクトより、ターゲット数が多いプロダクトを見ていましたので、バーティカルよりホリゾンタル領域のSaaSに惹かれることが多かったです。

組織全体や一緒に働くひとの誠実性が高そうか
どんな組織体や組織カルチャーの中で、誰と働くかも大切です。
ホームページやnoteなど含め外部に公開している情報、カジュアル面談や面接で、その組織で一緒に働いたときのイメージを膨らませていました。

DIGGLEに決めた理由

DIGGLEを知ったのは、2021年の3月頃(入社する3年前)。事業管理・経営管理組織への異動に向けて情報収集している中で、DIGGLEが主催するオンラインセミナーへの参加をきっかけに予実管理のSaaSがあること、DIGGLEという会社があることを知ります。
(ちなみに、社内のHubspotのアクティビティに履歴が残ってました。途中で音信不通になってしまったようで、当時の営業の方、ごめんなさい……。)

経費精算システムを担当していて、バックオフィス向けSaaS領域に身を置いているので、周辺領域のシステムや会社はそれなりに知っているつもりでしたが、予実管理に特化したSaaSがあるのは、このとき初めて知りました。
その後、転職活動している時(DIGGLEを知ってから2年半後)に、前職で同じラクス、現職でDIGGLEのフィールドセールスの杉谷さんと食事に行くことになり、それをきっかけにカジュアル面談を受けることになります。

▼杉谷さんの記事はこちら

カジュアル面談、面接を通じて、転職の軸で考えていた3つへの合致度が高く魅力的に感じていました。市場の成長性やプロダクトの良さは、事業管理・経営管理組織にいましたのですぐに理解できました。そして、特に誠実性の高さを重要視していた私にとっては、DIGGLEが掲げているValuesの「誠心敬意」は共感できる内容で、かつ面談、面接で会う人がValuesを体現していることが大きな決め手になり、入社を決意しました。

▼DIGGLEの4つのValuesです。

実際に転職してみて

DIGGLEに転職してからの3ヶ月、非常に充実しています。誠実性の高い組織や人の中で、事業拡大に向けて考え、施策に取り組む日々。一緒に働くマーケメンバーからの学びも多く、熱量高く業務に向き合っています。

▼マーケチームをリードしているお二人の記事

▼チームとして大事にしていることは、こちらの記事で紹介しています

転職後にやったこと、取り組んでいること

自身のオンボーディングのために、顧客や製品の解像度を上げることは行っていましたが、並行してマーケチームのオンボーディング内容の体系化、充実化を行いました。
オンボーディングの内容は、市場理解、顧客・製品理解、競合理解、事業全体理解、マーケ業務理解の5つに分かれていて、例えば、市場理解、顧客・製品理解、事業全体理解パートの要素はこんな感じです。

市場理解
・TAM
・システム導入意向
・カテゴリ、商材認知度
・ターゲットが見ている媒体
顧客・製品理解
・ターゲットとターゲットのペイン
・製品の提供価値
・ペルソナとカスタマージャーニー
・受注顧客の属性
・顧客インタビュー内容
事業全体理解
・SaaSビジネスの仕組み
・事業戦略、目標、KPI
・組織方針、体制、役割、主要取り組み

全体像から始まり、徐々に粒度を細かくしていくように設計しています。また、4月に新しく入ったメンバーに体験してもらい、フィードバックを得てさらなる進化を予定しています。

▼DIGGLEは、どのチームもオンボーディングに力を入れており、CSのオンボーディングはこちらでご紹介

その他、四半期の方針や目標設定、数値計画の精度をあげるための計画ロジックの見直し、広告宣伝費の予算策定、人員計画立案、チーム内の役割分担整備など、チームとしての成果が最大化できるようにマネジメント業務にあたっています。(取り組みの詳細は、別の機会に改めて)

▼計画数値を作成するにあたっては、ダッシュボードの存在に助けられました。見たい数字がすぐに見れる環境って大切ですよね。

これから取り組みたいこと

さらなる事業拡大に向けて、中期的な戦略の策定、チームのMission、Vision、Valueの策定・浸透など、中長期に事業成長に寄与できる、成果を出し続けられるマーケチームを作っていきたいと考えています。
また、マーケティング領域に留まらず、事業成長に必要なことを考え、実行していこうと思っています。

最後に

この記事では、入社エントリーということで、これまでのキャリア、転職のきっかけ、DIGGLEに決めた理由、今取り組んでいること、これから取り組みたいことなどをお伝えしてきました。

  • DIGGLEに興味がある方

  • 大手企業からスタートアップへの転職に興味がある方

  • 今後伸びるであろう市場にチャレンジしたい方

の今後のキャリアの参考になれば嬉しいです。

今後も取り組んだことを定期的に発信していこうと考えています。
また、DIGGLEでは、各職種で採用を行っています。上記以外の方でも、少しでも興味がありましたら、まずはカジュアル面談でお話しましょう!


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