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新入社員が徹底解剖 予実管理SaaS”DIGGLE”のCS入社時オンボーディング!

こんにちは、予実管理SaaS "DIGGLE" でカスタマーサクセス(以下、CS)をやっております
内田悠太です!
DIGGLEには、2024年2月に入社しました。

4月になり、新入社員として入社・転職される方や、初めての部署に異動される方も多く、研修を受ける機会も多いのではと思い、
今回は、DIGGLEのCS入社時オンボーディング(研修)について、お伝えしつつ、DIGGLEに興味を持っていただければと思っています!!

こんな方に読んでほしい

  • DIGGLEに興味がある方 (特にCS !!)

    • 転職検討中の方:業務内容に興味を感じるが、活躍できるイメージがあまり持てていない方

    • 選考中・内定者の方:入社後のイメージや、入社前準備の参考に

  • ベンチャーの入社時オンボーディング(研修)の一例を知りたい方


これまでの経歴とDIGGLEへの入社理由

DIGGLEに来る前は、新卒で鉄鋼商社の海外営業・2社目で製造業系のベンチャーでプロジェクトマネジメントとして、営業・生産管理・社内のオペレーション管理などをやってきました。

予実管理については、特に2社目のベンチャー企業で、事業部側として売上目標の設定や費用のコントロールを通じて利益改善を目指すという形でかかわる中で、
適切な粒度で数字を集め、分析し、次の意思決定に活かすことの難しさを実感し、
その解決をお客様と一緒になって目指していけるDIGGLEのCSや、
社内で「大人のスタートアップ」と形容するカルチャーに魅力を感じて、入社しました!!

少し先輩の高野(職種は、PdM)が「大人のスタートアップ」に関してのnoteを書いているので、
どういうこと?と気になる方は、ぜひご覧ください。

DIGGLEとCS

まず、本題に入る前に、DIGGLEが提供しているサービスと取り組む課題、その中でのCSの役割や具体的な業務をお伝えしたいと思います。

DIGGLEとは
主に各企業において、経営企画部が主体となり、全社の部門と一緒に行っている予実管理のプロセスを、クラウド上で一気通貫で行うことができるSaaSプロダクトです。
「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」というプロダクトビジョンのもと、の下表の予実管理のプロセスにかかわる課題解消を行っています!

一見簡単そうに見える、予実管理のサイクルですが、
①財務会計や簿記と異なり、規制やルールでの縛りがなく、個社別に独自のFMTで行われていることによる一般的な正解がないことや担当者による属人化
②部門を跨いだデータのやり取りや、数字のロジックを議論する必要があることによるコミュニケーションの複雑さ
③多くの企業で表計算ソフトが使われていることによる、ファイル管理の難しさ(最新版がわからなくなったり、管理者が気づかぬうちにファイルが破損していたり)
などの課題があり、本来時間をかけて取り組みたい分析や、アクションの計画・修正・実行が間に合わないということが発生します。

皆様の在籍されている企業でも、上記の課題のうち何かしらのものを見聞きしたことがあるのではないでしょうか?

CSの役割や具体業務
では、その中でCSは何をしているのか?という点についてお話します。

CSの役割としては、以下をチームとして定義しており、
「顧客の予実管理の課題を解決し続けることで 組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる」
プロダクトビジョン「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる」のもと、お客様との最前線に立つものとして、プロダクト導入・運用だけではない課題解決の方法をご提案・実装したり、 お客様の生の声や事例をもとにプロダクトの進化に必要なフィードバックをすることで、より広く深いお客様の予実管理の課題を、解決していくサイクルを担っていくことが求められます。

具体的な業務としては、お客様の運用を早期に実現するためのオンボーディング*や運用開始後のフォローアップ・お客様の予実管理のさらなる改善や気づきをもたらす課題発見やインプット、それに基づくDIGGLE活用のご提案を行っています!
*ここでは、お客様の運用構築を指します。

CSの入社時オンボーディングについて

それでは、本題の入社時のオンボーディングについて、ご紹介します!

CSオンボーディングの目的

まず、DIGGLEのCSにおいてオンボーディングを行う目的としては、CSとしての独り立ちをするために必要な最低限の知識やマインドを得ることにあります!
ここでいう、「独り立ち」とは、 お客様のオンボーディングを、上長/リーダーの継続的なサポートを要せず実行できる状態になっていることです。
顧客の予実管理の課題を解くためのベースとして、独り立ちした状態を早期に実現していくことが必要になります!!

習得するものとプログラム

予実管理の課題には、先ほど述べた以下のような課題があり、
①一般的な正解がないことや担当者による属人化
②部門をまたぐことによるコミュニケーションの複雑さ
③表計算ソフトを使うことによるファイル管理の難しさ
これらを解くためのベースの力をつけるために、下記のプログラムを1.5~2か月かけて実施していきます!

  • 会社のこと (全社共通の部門紹介や制度の説明は除く)
    全社共通のプログラムと合わせ、Salesへの前職紹介やPdMとのプロダクトへのFBといった、関連の部門との関係値を作りつつ、DIGGLEとしての組織知を高めたり、サービスの改善につなげるための内容を行います!

  • 予実管理や管理会計のこと
    DIGGLEでは、これまで様々なセミナーや、予実管理に関するインサイトを公開しており、それらを基にしたインプットを自ら行い、アウトプットを上長とディスカッションする形で、基礎的な内容から、具体的な事例など、自分の理解の薄い部分を埋めていくためのコンテンツがあります!

  • プロダクトやCSとしてのスキル
    おおよそ始めの1か月で、プロダクトを理解するためのトレーニング課題や機能説明資料の読み込みを実施し、それらの知識をもとにしたロールプレイングでのヒアリングや機能説明の実施を行い、基礎的な内容理解を行っていきます。
    その後、お客様のお問い合わせ対応や他のメンバーの作業を一部代行しながら、実際のプロダクトで対応できる内容を理解したり、お客様がやりたい内容の深堀りなどを行って、スキルを高めていきます。

    他にも週1で行っているCS勉強会やお客様との定例MTGの動画をもとに、実際の事例を学んだりすることができます!

  • CSとしてのマインドセットやValues
    CSの役割を達成するにあたって、ただ課題解決をできていればいいというわけではなく、全社のValuesである高速考動/自学成長/経済志向/誠心敬意に加えて顧客起点(当たり前のことではあるんですが、DIGGLEのCSではあえていれています)という5つのValuesをもとにした行動規範や、
    お客様と向き合うにあたってのマインドセットを学びます!

    こちらは入社時だけでなく、浸透のための施策*1をリードするメンバーがおり、自身のアクションプランとValuesを紐づけて計画・振り返りをしたり、体現エピソードを賞賛するチャンネル*2の運用などを軸に、高い基準でメンバーがValuesを体現しています!

*1 Values浸透施策のスライドから抜粋
*2 DIGGLEのValuesが体現されていると感じた話を募集しているチャンネルへの投稿!

感想と改善できそうな点

最後に、上記のオンボーディングを受けて、感想ともっとよくなりそうなポイントを書いて終わりにします!

  • 感想
    まず、50程度のベンチャーとしては想像していたよりも整っているということです。内容の多さや幅広さ、キャッチアップのための期間として、独り立ちするにあたり、必要なものが準備されていました。
    結果的に、問い合わせ対応や、MTGにおける基礎的な内容のご説明やヒアリングについては、入社1か月半くらいには、自信をもって行うことができています!!(コンテンツ作成・運営にかかわっている方々、ありがとうございます。)
    一方で、プロダクトの内容やお客様の運用方法が多岐にわたる中で、ガンガンインプットをしていくので、受け身な姿勢だと少し大変かもしれないなとも感じました!

    また、チーミング的な要素もあり、各メンバーが講師を持っているので、普段の業務ではかぶらない方と話すきっかけにもなり、組織やメンバーの雰囲気に慣れるという点でも役立てることができます!

  • 改善できそうな点

    • 内容の体系化と、各コンテンツでの学習効率の向上
      各コンテンツでの習得内容がふわっとしていたり、実施タイミングが任意になっているものの中に、領域が近いものがあり、
      少し時間が空いて受講するような形になることで、再度復習のために同じ内容を見に行くといったことがありました。

      受講後の状態目標の整理や、受講するにあたってより理解をしやすいコンテンツの順番などの設定ができれば、より学習効率をあげて、お客様の対応等の実践的な内容に早期に移っていくことができるのではと思っています!

    • 実践的な知識としての顧客事例インプット
      現状、お客様の事例については提案資料やMTG動画から、お客様の課題やユースケースを抽象化して理解する必要があり、DIGGLEの理解度が薄い状態の入社時オンボーディングの中では、実践的な知識として、自分の中で理解するために難しさを感じていました。

      こちらは、CSとして、お客様の業界別・課題別の予実管理やDIGGLEのユースケースの整理を進めていくので、その内容を入社時オンボーディングに反映させていくことで、より使いやすい知識としてキャッチアップしていけそうです!

既に一部の内容は、オンボーディング用の資料に反映してもらっており、小回りの利く今のフェーズは、受講者自身が将来のCS入社者のために、オンボーディング体験のFBを出す意義が大きいタイミングだと思います!

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます😄
DIGGLEのオンボーディングについて、これまで書いてきたことをまとめると

  • DIGGLEのCSオンボーディングは、”自学成長”のカルチャーのもと、
    予実管理の課題を解決するための独り立ちに必要な項目が最低限用意されている

    • 会社のこと

    • 予実管理や管理会計のこと

    • プロダクトやCSとしてのスキル

    • CSとしてのマインドセットやValues

  • ただし、まだまだ改善できる内容で、よりよいやり方を模索中

    ということで、整いつつもまだまだ進化の途上のCSで、お客様の課題解決につながる働き方をしてみたいという方はぜひDIGGLEで一緒に働きましょう!!

    CSの一か月先輩である三田村のnoteも、是非読んでみてください


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