大企業の事業企画がスタートアップのCSに挑戦した理由と実際どうだったかの話
はじめに
はじめまして！DIGGLEでカスタマーサクセスを担当しております、三田村と申します。
昨年12月に約7年間お世話になった楽天を退職し、DIGGLEに入社しました。
今回初めての投稿となるため、自己紹介とあわせて大企業の事業企画がスタートアップに挑戦した理由・入社して実際どうだったか、などお話していきたいと思います。
こんな方の参考になれば嬉しいです！
事業企画・経営企画・財務経理を担当していて今後のキャリアをどうするか考えている方
大企業からスタートアップへの転職を考えている方
DIGGLE・カスタマーサクセスにちょっと興味を持たれている方
目次
自己紹介
新卒でソントン食品工業という家庭用ジャム・業務用クリームのメーカーに入社し、経理・財務を中心に多くを経験しました。製造原価管理・内部監査・子会社管理・経理財務など多岐にわたりますが、問題を発見し解決策を提案し解決までやりきる、という基本的な仕事の進め方を学べたことは今でも自分の財産です。
その後自分のスキルを活かしつつより事業に近いポジションを求め楽天に転職しました。楽天では電子書籍サービスの事業企画として、事業部長のもと業績やKPIの見える化・事業戦略の策定・予実管理に加えて、KPIの改善のためにマーケティング施策の改善提案をしたり、事業メンバーとの1on1を通じて組織改善をしたり、事業企画の域を超えた多くの経験をすることができました。
そんな多くを経験させていただいてた中ですが、2024年1月にDIGGLEに転職しました。
（弊社DIGGLEの会社概要などは以下をご覧ください）
なぜDIGGLEに転職したか
前提としてそもそも自分がやりたいことがあったのですが、DIGGLEではその役割がマッチし、それ以外でも魅力に感じるところがあったためです。
① そもそも自分がやりたいこと
前提となる自分の意思として、もっと直接的に事業成長に貢献したいというものがありました。 これはソントン食品工業での経験が大きかったと思います。 当時は新卒からいわゆるコーポレートの部門で全社の数字を集計したり、資料作成する業務が中心となっておりました。その中で経理財務チームとして事業責任者に月次で業績を説明する機会がありましたが、数字の共有に終始し、事業成長・業績改善などについて気付きを与えることができず、もっと貢献したいけどどう貢献できるか分からない…という悔しい思いをしたことを今でも覚えています。 これは自分の知識や経験・意思などが不足していたと思いますが、その頃から事業成長や改善により直接的に貢献したいと思うようになりました。
その意思もあり楽天で事業企画に挑戦し、「経営管理として事業成長に直接的に貢献する」をミッションに定量データから各チームに問題提起をしたりと、より事業に近いポジションで多くを経験することができました。
一方で、特に売上成長という意味でより多くのお客様にサービスの価値を感じていただくためには顧客起点でのアクションや方針の策定が重要かと思いますが、組織上の制約など経営管理というポジションでそれを進めることに難しさを感じ、より顧客起点での事業貢献ができるポジションを探しておりました。
その中でDIGGLE CCSO 畠山からカジュアル面談の声をかけてもらったのが最初のきっかけです。
② なぜDIGGLEに転職したか
大きく3つ理由があります。
● 市場環境に魅力を感じたから
● 経営陣・チームメンバーに魅力を感じたから
● カスタマーサクセスに魅力を感じたから
市場環境に魅力を感じたから
予実管理・経営管理市場の成長可能性に魅力を感じたからです。
面接でも代表の山本・CCSO 畠山ともディスカッションしましたが、この領域ではまだまだExcelが主流で多くの企業が複雑な予実管理Excelに頭を悩ませています。私自身Excelでの予実管理を長く経験しておりましたが、組織が大きく、複雑になればなるほどその悩みは大きくなると実感してました。大規模な組織変更があった日には白目をむいて作業したことを覚えています。 言い換えると多くのお客様が同様の課題を抱えておりそこに価値提供できれば大きく伸びる可能性は高いんじゃないかと想像してました。
※この点、弊社PdM本田の下記Noteもご参照ください！
経営陣・チームメンバーに魅力を感じたから
面接させていただいた方々に魅力を感じたからです。
面接では代表の山本・CCSOの畠山・CS Directorの荒瀬とお話しましたが、通常の経歴紹介や質疑応答だけでなく、予実管理の理想とは？など抽象的な課題に対して一緒に考え議論するような時間も設けていただきました。その中で自分自身気づきを得られたり、実際一緒に働いているところをイメージすることができましたし、みなさん誠実で事業成長のために深く考えられている姿を見て、シンプルに一緒に働きたいと感じました。
カスタマーサクセスに魅力を感じたから
カスタマーサクセスというポジションに魅力を感じたからです。
↑の「そもそも自分がやりたいこと」でもふれましたが顧客起点で事業に貢献したいと思っており、このポジションはその意思とマッチすると思いました。 また、通常事業企画→カスタマーサクセスというキャリアチェンジはかなり大きな意思決定になりますが、予実管理プロダクトということもあり今までの経験のベースは活かせる、というのも前提としてありました。 今までの経験を企業内部でなくお客様に提供し、お客様の予実管理の課題を解決することにチャレンジしたいと感じました。
入社して実際どうだったか
結論、楽しいです！いろいろありますが、下記3つにまとめます。
① ちゃんと仕組化されている！だけどまだまだ余地がある！
② Values浸透の取り組みがいい！
③ カスタマーサクセスがいい！
① ちゃんと仕組化されている！だけどまだまだ余地がある！
入社早速驚いた（いい意味で）のが、オンボーディングプロセスがめちゃくちゃ仕組化されていたことです。
正直入社前の印象としてはほぼ仕組化されていない（ほぼ自分で拾っていくイメージ）かと思ってましたが、オンボーディングでのto doやマニュアルの整備もされており、そのおかげで基本的な情報のキャッチアップなど迷わずできました。この点もし不安に思われてる方がいればご安心いただいて大丈夫です！
（↓オンボーディングto doの一例、Notionでまとめられてます）
とはいえまだまだ改善の余地はあるのでそういう意味でやりがいはめちゃくちゃあります。 先ほどのオンボーディングプロセスに関しても完璧ではないため追加した方がいいセッションを提案したりとか、カスタマーサクセスチームも絶賛組織拡大中でして、その中で再現性をどう担保するか・どう質をあげるか、等の仕組みの構築などしていかないとと感じてます。
② Values浸透の取り組みがいい！
DIGGLEでは以下の4つのValuesがあり、これらを全員が体現することでDIGGLEのカルチャーが作られています。
これらを体現・浸透する取り組みが定期的に実行・改善されており、カルチャー醸成の意思を強く感じました。私自身今までの経験の中で組織内でのValuesの浸透がされていないために意思決定がブレたり時間がかかったり…ということは心当たりがあるため、その重要性を実感しておりました。こういったカルチャーの取り組みは地道に継続することが浸透に繋がると思うので、全力で取り組むようにしております！
（↓Valuesを体現するための計画をたて、実行してます。取り組みの一例として私の初めてのValues体現計画です）
③ カスタマーサクセスがいい！
「なぜDIGGLEに転職したか」の3つ目でふれましたが、実際いいです。
前提としてチームメンバーのみなさんがめちゃくちゃいい方ばかりなのですがその話は今後に置いておきまして…ここではカスタマーサクセスの役割にフォーカスします。主に2つあります。
お客様の課題解決に直接的に貢献できるところ
これは当たり前かもしれませんが今までずっとコーポレートだった私からすると強いやりがいを感じます。逆に、貢献しきれない時や自分の力不足を感じることもちろんありますが、お客様の課題感を直接感じ、意見交換をし、解決する経験やその後いただくお客様からの感謝の声は何ものにも代え難い経験です。
チャレンジングなところ
入社2ヶ月ですが、DIGGLEカスタマーサクセスとしてどう進化していくか、ということを継続的に考えていかないといけないと思ってます。抽象的な問いですがその分チャレンジングでやりがいを感じてます。カスタマーサクセスとして、ハイタッチなオンボーディングを通じてお客様にプロダクトを導入いただくことはMustとしてやっていきますが、より広くお客様の予実管理の課題解決をしていくことがカスタマーサクセスとしてのさらなる価値提供に繋がるのでは、と考えてます。 これらはチームとして考えていく課題になると思いますが、そこに挑戦できる環境を嬉しく感じてます。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました！
気が付けば入社2ヶ月経ちましたが、これからよりチームに貢献できるよう頑張っていきたいと思ってます！今後その中での取り組みや感じたことなど定期的にNoteで書ければと思ってます。
また、弊社カスタマーサクセスチームの仲間もNoteを書いてますのでそちらも是非ご覧くださいませ！
さいごに…DIGGLEでは絶賛仲間を募集中です！
予実管理・経営管理ドメインに興味ある方、経営企画・財務経理など担当されておりスタートアップに興味ある方、お気軽にご連絡ください！どんな感じか知りたい・少し気になる等でも大丈夫です。まずはカジュアル面談でお話させてください！（下記よりお気軽にご連絡ください！）
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