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自分を傷つける彼氏との関係を見つめなおす~週刊文春 神田沙也加さんに関する記事をもとに。

昨日、図書館で週刊文春を読みました。

https://bunshun.jp/articles/-/51247


神田沙也加さんと交際されていた前山剛久さんのものと言われる音声データの内容が公開されていました。

これが本当にご本人たちのものかどうか私にはわかりませんし、男女関係のことは、どちらにいいも悪いもなく、またそれが死の原因になったかどうかも永遠にわからないことです。
個人的には、どんな方であれ死因は想像しうる領域の中にはない、と思っています。

私たちは、誰かを責めたりするのではなく、そこに自分が何を感じ、学びにさせていただくことしかできないのではないかと思います。

そんな視点から、心理カウンセラー&コンサルタントとして、感じ取ったことを述べていきたいと思います。

大好きだからゆえのこと

週刊誌報道では、

・元カノとの連絡を絶つことを誓約させた
・辛辣な言葉の応酬を録音した

と言われています。

ここまでしたんだ・・・と思った方が多いと思いますが、
彼女にとって、何が何でも関係性を持続させたい、それぐらい大好きな相手が彼だったのだろうと思います。

音声も、言葉だけを取り上げたら「死ね」等、モラハラ的ですが、これをモラハラの証拠として彼をコントロールする、あるいは告発する等、何かに活用したかったというよりは、例えば、友人に聴いてもらい、彼との関係について相談をしたかったのかもしれません。

実は、カウンセリングの現場でも、

「彼のLINE、読んでもらえませんか。彼はどう思ってるんでしょうか?彼はどういうつもりなのでしょうか?」

と、相手の深層心理を読み取り、分析してほしいと言われることはとても多いのです。
それぐらい不安・心配なんですよね。

何に「死んで」ほしいのか?

喧嘩で「死んで」という言葉は、とても辛辣ですが、喧嘩ってそもそも感情のもつれなので、喧嘩で使っていい言葉、悪い言葉って決められません。(でも絶対聞きたくない言葉ですが)

けして、発した方を擁護するわけではありませんが、
死ねという言葉を選択するほど、腹が立っていたのでしょう。

もちろん、本当は、相手に死んでほしいのではなく、この「思うようにならない事態」を終わらせたかったということではないかと思います。

カウンセラー的な言い方をすると、相手に「死ね」という時、それが何かの「投影」だとしたら、

例えば、相手の中に見られる自分自身の部分に対して「死ね」「消えろ」なのかもしれません。

関係をコントロールしようとしたり、強い愛情表現をする彼女を、「うざい」「死ね」という言葉で返しているようですが、もしかして母親を投影し、代理にして怒りをぶつけていたのかもしれません、
あたかも母親との関係のように「何をいっても許される相手」として扱い、何の抵抗もなく、口にしてしまっていたとしたら、親密さ、距離感もテーマかもしれません。


もし、彼の口を「借りて」いたのなら?

少し視点を変え、主人公を置き換えます。

カウンセラー的には、
彼女の自覚のない領域の意識が、
彼を使って、彼女自身にぶつけていた言葉だとしたら?

という見方をすることがあります。

どれだけ自分自身をひどく扱っていたかということの表れとも言えます。

劣等感、自己嫌悪、自己否定感、罪悪感・・・そんな苦しい感情がいっぱい詰まっているとしたら、
生きることだけでも本当につらく大変なことだったのではないかと想像してしまいます。

いくら才能と魅力にあふれていても、それを凌駕するだけの否定感が強いと(特に、自分でも認識できない領域の否定感)

がんばってもがんばっても何か満たされない苦しさがいつも襲い、苦しい人生だったのではないかと思ってしまいます。

もし、彼女の無意識の意図に呼応し、彼が辛辣な言葉を発してしまったという関係にあるのなら、二人の問題点は共通であり、共鳴しているということになります。

だから、カウンセリングなどの個人セッションでは人間関係、パートナーシップの問題は、相手の中に見えるものを自分のテーマとして取り組んでいくという姿勢をとるんですね。

最初はこの視点・物の見方がピンとこない方がほとんどです。
わたし自身もそうでした。

自分のテーマとして取り組むのはとてもハードなことですから、カウンセラー・セラピスト・ヒーラー(以下、ヒーラーと総称)と呼ばれる人たちが並走者として力をお貸しすることになります。

もし、彼女と同じように、パートナーとの関係性に悩む方、相手からのモラハラと感じる言動に困っている方、自分一人で抱えたり、友達だけに頼らず、今までとはちょっと違う見方で見つめなおしてくれる、そんなヒーラーさんを頼っていただきたいと思うのです。

誰かを大好きになること、とっても素敵なことだと思います。
そしてそれは自分自身の幸せにつながること、が大切。

ぜひぜひ、ヒーラーさんたちの力を借りて、ご自身の幸せを見つけていただきたいと思うのです。


おことわり
この記事では、題材にさせていただいた方々も含め、どなたも責めず、読者の方が主体的にご自分のテーマとして向き合うためにお役に立てることを目的にしています。


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