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【読書感想】凡人が天才に勝つ方法-つんく♂と岡本太郎から受け取る、僕の文章との向き合い方。

こんにちは。
やすです。

最近、同時並行で2つの本を読んでいて、メッセージ性の強さに大小あるけども、同じことを言っている。その2冊に突き動かされ、文字にしている。

その2冊とは「凡人が天才に勝つ方法」つんく♂「自分の中に毒を持て」岡本太郎。(敬称略)

つんく♂の印象

幼心に焼き付いた、シャ乱Qの「ズルい女」と「シングルベッド」のイメージを持ったまま、僕はどんどん成長して、気付いたらモーニング娘。が爆裂にヒットしていた。
パツキンのイケイケ歌手だった人がプロデュース側に転身していて、メガヒットソングを量産していた事に驚いた。

僕はと言えば、自分の人生の歩み方がわからず、大学を出て、最終的に就職をして11年勤続した。つんく♂の華麗なる転身の異常さと凄さがわかるのには、退職して半年が必要だった。

書店での出会い。

旅行から帰宅する新幹線の時刻を変更して、余った時間に書店を探検していたところ、目に止まった本が「凡人が天才に勝つ方法」だった。

正直、一度手に取るのをやめた。
この本に限らず、芸能人やインフルエンサー、Youtuberの本が増えすぎて、良書なのかどうなのか、もうわからない。中にはがっかりする本もある。声が出なくなったという事情も知っていたし、訓練で克服した事もなんとなく知っていた。彼のアドバンテージとビジネスが勝手に結びついてしまったのと、表紙からは僕の買いたいセンサーに引っかからなかったのだ。
時間の許す限り本屋を回って、結局のところ「読まない後悔」に負けて、手に取る事にした。

本の印象

直接お話したことも出会ったこともないが、どこか、つんく♂感を感じない、よそ行きの文章や、アンダーライン、イラスト、読みやすい様に調整された行間・強調された1行。
いかにもビジネス書なデザインに、戸惑いながら読み進めていると、つんく♂の優しさと、経験から滲み出る説得力が溢れていた。

天才・プロ・アマチュアを定義してくれている。

そういう考え方もあるな。と納得したのは天才・プロ・アマチュアを定義してくれていること。その関係性もプロで食べている御本人視点で書かれている点。

中盤になって、優しくも厳しいアドバイスが書かれていた。メガヒットソングを産み続け、第一線で活躍し続けているつんく♂からすると、アマチュアなのに、上手にまとまった作品が多いと感じているらしい。

なるほど。僕の場合、ブログを書いていて、なんだかよく見せようとして、もがけばもがくほど、自由さが無くなる…あの現象の事か。と、えらく納得した。
商業ベースではないアマチュアはもっと暴れろ。もったいない。そう言いたいらしい。

「自分の中に毒を持て」とのリンク。

奇しくも「自分の中に毒を持て」でも同じような事を岡本太郎が言っている。

本当に生きるということは、いつも自分が未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ。
〜中略〜
もっともっと下手にやろうと決心すれば、かえって人生が面白くなるかもしれない。

「自分の中に毒を持て」岡本太郎より

2000文字程度のブログを目標の200記事にあと少しというところまで来て、以前に比べると文章を書くことに時間を使ってきた。神経も使ってきた。だけれど、国語が苦手で理系だと思いこんでいた人間からすると、自分の生み出す文章が国語の文法的に合っているのか、不安を覚える。
そこまで解像度高く国語に向き合って来ていない人間だったからだ。
書く事にフォーカスしたビジネス書もたくさんあって、いくつか購入している。

だけれども、つんく♂や岡本太郎のメッセージを参考にすると「とにかく今のありったけで書け」という解釈になって、指が勝手に動いている。

とりあえず、ビジネス書の言いなりになるのは後にして、今できることをやっていこうと思う。こう書いている間に、初めて投稿した記事に4人もスキをしてくれた!(最終的には32スキも頂いた!すごい。)

読んでもらって、反応してもらえるのってこんなに嬉しいものなのか。ありがとうございます。

やす

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