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名護から

現在の名護市は人口が6万4千人くらい。 全然都会ではないが、ド田舎と言うほど不便でもない。 サンエー、かねひでという地元のスーパーや、イオン、ヤマダ電機、ドンキまであるので買物には困らないし、毎日渋滞もなく、最近はコミュニティーバスもあって「今は」暮らしやすい街だと思う。
今後は「テーマパーク」建設や、例の何かと引き換えに街の開発が進んでいく気配を感じている。 この「ちょうどいい街」を体感できるのはこの数年が最後になるかも知れない。 運悪く、最近の世界情勢が不安定化していくほど、この場所の重要性も増していき、観光地としては素晴らしいが、おなじ場所に「基地もある」というハイリスク/ハイリターンの危うい島になってないか? という気がしている今日この頃です。
そういう話をすると反対派の何かと思われがちなので、誰かに話すのも難しい。 実際みんなもう麻痺しているとも思えるし。。

最近読んだ本に、面白い話があった。「南の島で釣りをしている人」に、傍から見ていた人が、船を買って沖でもっとたくさん魚を捕る様に勧めた 釣り人がなぜか?と聞くとその人は、「老後にゆっくりと釣りをするためさ」と言った。 「釣り人は最初から幸せだったのだ」という感じのお話。
なーんか沖縄の話と重なって思えるので、ずっと引っかかっている。
悪くとらえることも出来るので、なんか難しいですが同じ気分です。大金を追い求めるような厳しい競争社会の理屈をここで展開するのは違う気がします。 他方そのユルさを大いに悪用してしまい、ダメになった部分もある。

ここ最近はまた戦争に巻き込まれないのか?という心配が現実味を帯びてきた。 百田さんの中国の本を読んでしまい更に心配が増している。 こればかりは祈る他にない。 エライ人が何かの講演で言っていた この島は祈りの島で良い 変に開発はせず、バチカンの様な祈りの島で良いと。 バチカンに行ったことはないがなんか分かる気がした。 賛成です。

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