中国の近現代詩 徐志摩

中国の詩人・散文家の徐志摩の作品を勉強のつもりで翻訳しました。

雪花的快乐


假如我是一朵雪花,
翩翩的在半空里潇洒,
我一定认清我的方向——
飞扬,飞扬,飞扬,——
这地面上有我的方向。

不去那冷寞的幽谷,
不去那凄清的山麓,
也不上荒街去惆怅——
飞扬,飞扬,飞扬、——
你看我有我的方向!

在半空里娟娟的飞舞,
认明了那清幽的住处,
等着她来花园探望——
飞扬,飞扬,飞扬,——
啊,她身上有朱砂梅的清香!

那时我凭藉我的身轻,
盈盈的,沾住了她的衣襟,
贴近她柔波似的心胸——
消溶,消溶,消溶,——
溶入了她柔波似的心胸!



↓私の訳

雪の花の喜び

私がひとひらの雪の花だったら
ひらひらと瀟洒に舞って
ひらひら、とんで、とんで
この地上に行くべきところがあるのだ。

あんな冷たい深い谷へは行かない
あんな寂しい山麓などには行かない
ましてや人気のない所へ行って失望なんてしやしない
ひらひら、とんで、とんで
ほら、私には行くべきところがあるんだ!

美しく舞って
清らかな住処を探すのだ
あの子が来るのを待ちながら、花園をのぞいてみる
ひらひら、とんで、とんで
ああ!あの子の梅の清々しい香りに引き寄せられる!

私は軽やかに
しなやかにあの子の襟に寄り添い
なだらかな波のようなあの子の胸に。
とけて、とけて、とけて、
あの子のやわらかな胸にすっと解け入る!

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