マガジン

  • はれるに荘文芸部

    • 17本

    何を書いてもいい、何を読んでもいい。書かなくても、読まなくてもいい。 ここに書いたものを置いておくと、いつか誰かの何かになるかもしれないもの。

  • 掌歌集

    ちいさなおまもりのような歌たち。

  • 森と湖

    徒然なるままに書き綴ったエッセイ的なフリーペーパーのまとめ。

最近の記事

昨日の日記 はれるにのこと

昨日ははれるに荘だった。 仕事がおわってからしばらく時間があったので、はれるにの前にすこし久しぶりにSHOZOに行った。 ひろかさんがぱあっと笑顔で迎えてくれてうれしかった。元気さんはいなかった。またこんど。 わたしはSHOZOに行くといつも本棚の本をいくつか選んでぱらぱらと読むのだけど、昨日それで出会った永井宏さんの『marguerite marguerite marguerite 伯父さんはマーガレットの花びらをプロペラにして空を飛んだ』という詩集がとてもすきな感じだ

    • 結局今日も泣いちゃった 聴く人になるって書いたのにな

      • 涙を聴く

        私が泣くのは 叫びであり訴えだった 自分ばかりが被害者であるような態度で 苦しい苦しいと泣いてばかりいた ねえ わたし そういうのはもうやめにしようよ 私が声をあげて泣いていると まわりの人の泣いてる声に気づけない 私はもう十分泣いたじゃないか これからは私が聴くんだ だれかの涙を 私が聴く それがきっと 私のほんとうの仕事だ

        • ゆってぃになろうかな

        昨日の日記 はれるにのこと

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        記事

          ひとりミュージカルごっこ

          かなしいのは、家族に汚いものを見たような目で見られること。 夜に踊っていても、ねえ、だいじょうぶだよ 躁じゃないよ ほら、薬もちゃんと飲んだよ おかしくないよ 私は普通にミュージカル映画が好きだし、歌い踊るのって動物の生活でしょう? 弟はミュージカルが嫌いだ。 なんでみんなそんなに真面目に働いているんだろう。 なんで人間だけが、こんなに冷たいものを好むんだろう。 まあわたしも今、冷たいスマホの画面をなぞってるけど。 私はもっと、太陽を浴びて歌いたい。 厳しい訓練を受

          ひとりミュージカルごっこ

          また落ちている

          最近また気持ちが落ちている。 鏡を見なくても、暗い顔をしているのがわかる。 嫌な考えが浮かんで、脳みそを占拠する。 生きていることが鬱陶しい。 何かしたいのに、何をすればいいのかわからなくて、ああでもないこうでもないと悩んでも何も浮かばなくて、疲れてしまった。 仕事で立っているのもしんどい。 今日もまた、退屈なまま終わってしまう。 せめてもの抵抗として、こうして書いてみる。 書いたって、それが何になるんだって思っちゃうけど。 TikTok見続けるよりはいいかと思って。

          また落ちている

          自分だけの仕事がしたいのに

          違和感がいよいよ無視できなくなってきた。 ここ最近ずっと「カフェの仕事は飽きた」と感じていて、自分はもっと他にやるべき仕事があるんじゃないかと強く思うようになっていた。 毎日そのことを考えて、じゃあ何をしたいのか、ぼんやりとは見えてきているのだけど、それが仕事になる道のりはするっといくものではなさそうで、だから毎日仕事に行くしかなくて、つまんないつまんないと思いながらただ時給を発生させるための時間として生きていた。 それが、やっぱりとてもストレスだったみたいで、昨日ふとした

          自分だけの仕事がしたいのに

          牡牛座「エネルギーを生ききる」

          はれるに荘文芸部のはるかさんが、石井ゆかりさんの本について書かれていて、実は私もつい最近石井ゆかりさんの本を買ったので、その話を書こうと思う。 占いって、心底信じてるタイプではないのだけど、つい気になって読んでしまうのは、きっと自分のことにすごく興味があって、生き方のアドバイスが何でもいいからほしいからなんだろうな。何も見えない未来へ突き進むのは不安しかないから、占いという杖をもらう。 私が買ったのはこれ。 石井ゆかりさんの書く占いは物語的で、心に届くから、占ってもらう

          牡牛座「エネルギーを生ききる」

          はれるに荘文芸部の部員になったよ

          はれるに荘文芸部が発足した。 今までずっと、書くっていうのはひとりだけでやるもんだと思ってやってきたから、こういう場所にいさせてもらえることがとても嬉しい。 ひとりだけど、ひとりじゃない。 自分を受けとめてもらえるあたたかな場所。 そんな場所があったらいいなあと思っていたら、見つけることができた。 そこには、出会いたかったひとたちがいた。 出会えたことが、なんだかとても自然なことのように思えるのだ。

          はれるに荘文芸部の部員になったよ

          2024.2.1 目標は見つけた。でもそのためにどうすればいいのかはわかんないから、とりあえず書く。

          仕事をすぐに辞めたり、精神科に何度も入院したり、 絶望を繰り返した結果、 なにもかもを諦めるようになって、 そしたら生きる意欲がなくなった。 こんな退屈な人生を いつまで続けなくちゃいけないんだって 希望のない日々に苦しくなっていた。 全部諦めた方が楽だと思ってたけど、 諦めたら光が全く見えなくなってしまった。 どうにか生きることに喜びを見出そうと 短歌を頑張ろうとしたり、 ダンスを習ってみたり、 文章を書いてみたり、 ギターを弾いて歌ってみたり…… もがいてみたけど、

          2024.2.1 目標は見つけた。でもそのためにどうすればいいのかはわかんないから、とりあえず書く。

          2023.7.8 痛みを前に、私たちは絶対的に孤独だ。

           昨日の夜、また泣き叫んでしまった。とても苦しかった。  動物たちの残酷な犠牲のこと。知ってしまった事実のむごさに耐えられなかった。  私たちは誰も、動物たちも含めて、誰も、痛みから逃げられない。そして、痛みは決して共有できない。どれほど痛いかは、その人にしかわからない。  痛みを前に、私たちは絶対的に孤独だ。だからみんな残酷になれる。  世界中に今も、これからも存在する痛みのことを考えると、私は苦しくてたまらなくなる。そして、生きていることがものすごく怖くなる。でも、

          2023.7.8 痛みを前に、私たちは絶対的に孤独だ。

          掌歌集『やさしい闇』

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          掌歌集『やさしい闇』

          ソーウツを飼い慣らせたら

          ソーウツを飼い慣らせたら

          なんと美しい筆記具だろうか

          昨日、新しい文房具が届いた。 少し前から、心と体の健康のために散歩の習慣をつけようと、楽天ヘルスケアというアプリで歩数管理を始めた。 そのアプリでは1日5000歩のノルマを達成すると楽天のポイントがもらえる。 それで2週間ほど頑張って、ちまりちまりと貯めた微々たるポイント。 その使用期限が迫っていたので、何か買おうと楽天市場のサイトで探して買った、新しい文房具。 (ちなみに最近はほとんど散歩できていない。立ち仕事なのに、仕事終わりに散歩するのがキツくて続かなかった。トホホ

          なんと美しい筆記具だろうか

          書き始めて少しして、めんどくさくなってやめる。その繰り返し。 書くことをアイデンティティにしようとしてきたけど、私、あんまり書くの好きじゃないかもしれない。 だから無理して書かないことにした。鬱だし。

          書き始めて少しして、めんどくさくなってやめる。その繰り返し。 書くことをアイデンティティにしようとしてきたけど、私、あんまり書くの好きじゃないかもしれない。 だから無理して書かないことにした。鬱だし。

          乗馬と自意識

          カフェにいるとnoteを書く気が起きる。 今日もいつものエクセルシオールからお届けします。 昨日、数年ぶりに近所の牧場(田舎住みなのバレますね)に行って、20年ぶりくらいの乗馬体験をしてきました。 乗馬やりたいな〜と1年くらい前から思っていて、ついに。すぐそこの牧場でできるんだから、思い立ったらすぐ行けばいいじゃないって話ですが、すぐそこに牧場があることすら忘れていたし、他の牧場での乗馬体験を調べていたら結構なお値段するなあと知って、しばらくは無理かなと諦めかけていたのでし

          乗馬と自意識