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2023.7.8 痛みを前に、私たちは絶対的に孤独だ。


 昨日の夜、また泣き叫んでしまった。とても苦しかった。

 動物たちの残酷な犠牲のこと。知ってしまった事実のむごさに耐えられなかった。

 私たちは誰も、動物たちも含めて、誰も、痛みから逃げられない。そして、痛みは決して共有できない。どれほど痛いかは、その人にしかわからない。
 痛みを前に、私たちは絶対的に孤独だ。だからみんな残酷になれる。


 世界中に今も、これからも存在する痛みのことを考えると、私は苦しくてたまらなくなる。そして、生きていることがものすごく怖くなる。でも、逃げられない。そういう時に、生まれたくなかったと思ってしまう。
 
 それを強く思うようになったのは、入院していた時の経験がきっかけだろう。
 全身を縛りつけられて、苦しみから逃げられない地獄。殺してほしいくらい辛かったのに、この世界にはそれとは比べものにならないほどの苦しみが無数に存在する。そのことの、途方もない恐ろしさ。

 生きていくためにそれらを忘れようと努めてきたけれど、見ないようにしていたって消えない事実がある。怖い、怖い、怖いよ。

 自分が生きやすくするためには、見ないようにする他ないのだろう。でも、私は忘れちゃいけないと思う。私がどう考えていようが誰の苦しみも消えないけど、それでも私は忘れたくない。


 昨日の叫びも、今日には薄くなっている。どうしたって私は人間だ。そうやって忘れて、生きていける能力は、私にも備わっている。
 だから私は時々割れんばかりに泣き叫ぶことはあっても、これからも生きていけてしまうんだろう。
 
 でも、私は忘れないことを選ぼうと思う。何のために?何のためにもならないね。
 ならないけど、忘れちゃいけないと思うんだ。


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