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ASARI NOTE

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ASARIによるライナーノーツのような音楽紹介です。
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2024年2月の記事一覧

The Time - What Time Is It?

ミネアポリスファンク直球且つプリンスとモーリスデイの共同プロデュースによる1982年の本作は…

ASARI
3か月前
11

TAMTAM - Ramble In The Rainbow

東京を拠点に活動するTAMTAMによるPeoples Potential Unlimitedからのリリースになる2024年の…

ASARI
3か月前
7

Bingo Fury - Bats Feet For a Widow

本作は英国を拠点に活動するビンゴフューリーによる2024年のファーストアルバムになる。スコッ…

ASARI
4か月前
9

OOIOO - Gold & Green

2000年に発表された本作はOOIOOの3枚目のアルバムになる。山をテーマにしているという解説を読…

ASARI
4か月前
10

Elekibass Tokyo Town Live 2024(ライブレポート)

東京を拠点に活動するElekibassによる2024年2月23日に開催されたワンマンライブ「Tokyo Town L…

ASARI
4か月前
16

Do Make Say Think - & Yet & Yet

トロントを拠点に活動するいDo Make Say Think、2002年のアルバム。ポストロック直球の端正で…

ASARI
4か月前
9

radian - Distorted Rooms

Fenneszやデビッドシルビアンとも交流のあるユニットによる2023年の本作はThrill Jockeyからリリースされているが、とてもThrill Jockeyらしいポップなアプローチとラジカルな音響を融合させた作品だと思う。ドラムを軸にしてベースとギターによるトリオのバンド形式を保ちつつ仕上がりはエレクトロニクスを最大限活かした音響的な作品になっておりそのバランス感が素晴らしい。 C at the Gatesは、ドラムやベースのダイレクトなサウンドが素晴らしい。それら

Cluster - Sowiesoso

クラスターは心地よさを追求し続けたユニットという印象がある。1976年の本作も終始一貫して心…

ASARI
4か月前
14

蟻アント - 大事ない未来

本作は民謡クルセイダーズとの共演や、発売時(2023年11月)のリリースパーティーでのおRYO!の…

ASARI
4か月前
15

Bada-Bada - Portraits

フランスを拠点に活動するインストバンド。ドラム、サックス、トランペットのトリオによるプリ…

ASARI
4か月前
6

Turn On The Sunlight - Drives To The Beach

チルアウトフォークと評される事が多いユニットだ。メンバーの佇まいが素晴らしい。本作は2021…

ASARI
4か月前
5

Jerry Paper - Carousel

エミットローズを連想する柔らかでポップなメロディーと丹精なアレンジ。本人の本作解説によれ…

ASARI
4か月前
8

Lonnie Liston Smith and The Cosmic Echoes - Expansions

強弱がアタックで表現困難なエレピはむしろ上品でとても美しい。1974年の本作や、1972年のRetu…

ASARI
4か月前
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Fitness Forever - Personal Train

Fitness ForeverはElephant Recordsのイメージそのものの心地よいギターポップバンドだ。本作は1stアルバムとして2009年に発表されている。Salt Water TaffyやLA CASA AZULなど、あらゆる時代のポップスが詰まっている。仕上がったサウンドはアコースティックギターやホーンセクションと重なりあうコーラスに柔らかなメロディーとストリングスのどれもが瑞々しいアプローチに溢れている。 アルバムは美しいストリングスのイントロダクションに