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仕事を見つけるまでに10年もかかった話

こんにちは。



仕事を見つけるのって、大変ですよね。



僕は、仕事を見つけるまでに10年という長い期間を要しました。



「あれ、?今までニートだったの?」



いえ、違います。しっかり働いていました(笑)




学生時代は部活動をしていたため、部活を引退した高校3年生から今日まで、一生懸命働いてきました。


20代は仕事に明け暮れた

僕だけでなく、ほとんどの人がそうかもしれませんが、10代〜20代は仕事に明け暮れる日々を送ってきたと思います。



友人とお酒を飲みに行くことも年に1〜2回ぐらいしかせず、リフレッシュしたい時は片思いしている女の子をデートに誘ったりし、充実した日々を送っていました。



それぐらい仕事をするのが好きだったのか、お金を稼ぐことが好きだったのかはわかりませんが、ほぼ毎日仕事をしていました。




余談ですが、僕は学生時代からこれまで、かなり多くの仕事を経験してきました。(正社員、アルバイト等すべて含む)





現在29歳ですが、18歳からここ11年の期間で、掛け持ちで働いたりして、11の職種を経験してきました。(短期契約の労働を含む)


僕が経験してきた11の仕事

  • スーパーで商品の品出し

  • 引っ越しセンター

  • レンタカースタッフ

  • 結婚式場スタッフ

  • 営業職

  • 飛行機内の清掃

  • 交通量調査

  • 一般家庭ゴミの収集

  • 青果店スタッフ

  • JA沖縄

  • 農家の元で畑仕事


恥ずかしながら、これだけの仕事をこなしてきました。




生活できるほどではないですが、会社員をしながらブロガーや動画編集者としても活動していたので、その経験も足せば12の仕事ですね。



就業先からすれば1年や2年、早ければ半年で辞めてしまうことで迷惑をかけたかもしれません。(確実に迷惑…)




ポンポンと仕事を変えてきましたが、人間関係に悩むとかは一切なく、仕事内容が自分の性格に合わなくて退職したのも一社のみです。




これだけの多くの仕事を転々としてきたのも、"若いうちに色々な仕事を経験したい"という理由から、そういう決断を繰り返してきました。




退職時には少々気まずい思いをしますが、人生は自分自身でしか創ることしかできないので、過去の自分を褒めてあげたいです。


複数の仕事をしてきた経験から見えてくる本当の仕事

詳しいことはわかりませんが、日本には何万社、そして何百何千という職種があるはずです。



自分に向いている仕事を探すなら、ネットで検索して適職診断でもすればいいのですが、実際のところは働いてみないとわかりません。




ということは、数を打たなきゃいい仕事(適職)に巡り会える確率も必然的に下がるというわけです。




歳を重ねてから11社ほど転職を繰り返すのは当然よくないですが、若いうちに経験を重ねたことで、僕は本当の仕事に巡り会えることができました。




前述したように、仕事が好きとはいっても、心の底から仕事が好きでやっているわけではなく、あくまでも"仕事だから"。




会社からお給料をもらっているので、好きとか嫌いとか個人の思いはどうでもよく、仕事をやらないといけないはずです。




過去記事では何度か書いていますが、僕は現職でもあるJAおきなわで勤務をしていますが、そこで運命の出会いを果たすことになりました。




話が長くなるので、端折りますが、JAといえばざっくりですが農家さんと関わる仕事というのは何となくイメージがつくと思います。



なので、僕は農家さんから日々野菜の相談を受けたり、出荷先の提案をしたり、食べられるのに廃棄となる野菜を日々最前線で見ることで、「あれ?俺この仕事を自分の仕事としてやっていきたいな」と素直に思い始めました。



詳しくは、この記事を読んでいただけるとめっちゃ嬉しいです。


僕が青果業に参入するたった一つの理由

先ほどの記事を読んでくれた人も、まだ読んでいない人も、【農家を助けるために移動販売を始めることにした】というテーマを見れば「あぁ、こいつ野菜を扱う仕事をしたいんだな」ということはわかると思います。



とはいっても、僕はこれまで青果物(野菜、果物)に全く興味がありませんでした。




むしろ野菜なんて好きなものより、嫌いなものの方が圧倒的に多くありました。




小松菜は苦いし、ナスも変な味がするし…なんて思っていました。




それは随分昔の話ではなく、なんならつい最近までの話。




そんな僕が野菜業界に携わる仕事をしようと思ったきっかけは、結婚した妻との間に生まれてきてくれた息子の存在でした。




僕は大人なので、自分が野菜嫌いだとしても栄養を取らないといけないのはわかっているので、何やかんやでしっかり食べるし、どうすれば美味しく食べられるかも自分なりに工夫できます。




それに今では、料理一つで野菜は美味しく食べられることもわかったので、小松菜もナスも僕の好きな野菜となっています。




しかし、2歳になる息子(子ども)は違います。味覚や色味、歯ごたえ、気に食わないことがあれば、どんなにお腹が空いていても食べることを断固拒否。




親としては、毎日が試行錯誤の日々で、食事として野菜を与えるだけでも精一杯になるので、嫌でも野菜に対して興味が沸いてきます。




そのうえ、仕事ではJA職員として農家さんの課題を最前線で目にしていたため、この業界に参入したいという思いが出てくるのも必然だったのかなと思います。



仕事とは:職種ではなく、自分がどう在りたいか

前述したように、職種は数えきれないぐらい多くあります。




それを人生ですべて経験するのは100%無理な話です。




なので、焦点を当てるのは、職種ではなく、自分が情熱を持てる仕事を探すことだと思います。




人とコミュニケーションを取るのが苦手な人が営業の仕事をすれば精神的な負担は増えるし、反対に人と話すのが好きなら営業という仕事は向いているはずなので、何の営業をするかだけを決めればいいと思います。




不動産の営業、保険の営業、探せばいくらでも出てきます。(ほとんどの企業に営業部がある)




僕の話に戻しますが、僕は青果物(野菜、果物)を目にするとマジで興奮します(笑)




「どうやったらこんなキレイな野菜が作れるんだろう」、「この規格外野菜を使って加工品を作ることができたらきっといいものが作れるよな」とか想像するだけで、楽しくなります。





野菜を売ってもお金にならないとか、今の時代に八百屋?…とか外部からはとやかく言われます。




っていうか、自分自身が一番理解していますし、言葉は悪いですが情熱がなければ利益率の悪い青果業界なんてやらないですし、お金のためにやるだけの仕事なら前述した営業の仕事をしている方が断然稼げるはずです。




そうじゃなくて、"本当の仕事"というのは自分が情熱を持てる仕事をすること。
そこに会社員とか自営業とかは関係ないはずです。




情熱を持って仕事をしていると自然と日々自己成長もしますし、その意欲が結果(収入)として後からついてくるものだと確信しています。




給料が高いだけの理由で、情熱を持てない仕事をダラダラ続けるより、長い目で見た時の"自分の本当の仕事"というのを確立していく自分になろうではないか。




それでは。



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