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学校教育の改革提案!オンライン授業と登校授業との良いとこ取りハイブリッド教育にするのはどうです?

コロナショックがもたらした緊急事態宣言も解除されて、これまで休校していた学校に児童生徒が登校することになったね。

ほとんどの解除地域で18日からの登校開始となったようだけど、初日はコロナ対策の啓蒙的な授業が多かったのかも知れない。

また一斉に登校するのではなく、クラスをグループ分けして登校する時間帯を区分するという分散登校も、各地の学校で取り入れられているようだ。

子どもたちも久しぶりの登校に胸を膨らませたり、あるいは不安や登校自体を嫌がる子どももいたりするようだけど、テレビのワイドショー番組やニュースなどでも各地の教育の在り方が報道されていますよね?

そんな報道をみるたびに抱いていた疑問について、同じようなことを書かれていた記事に触発されたので、書いてみたい。

記事はこちらの元小学校教諭をされていたfumiさんという方の記事。

オンライン授業のメリットは?

やむなくスタートしたオンライン授業を味わってみて、子どもたちの中には対面授業ではなかなか質問できなかった子が、チャットではどしどし質問したりして、くつろげる自宅での学習に好印象をもった子が多いのではないだろうか?

オンライン授業は登校下校の時間を省いてくれるし、朝のあわただしい時間帯に親が世話を焼く必要もなくなるために、家庭内での負担も軽くなっていると思われるね。

また、インフラをもっと整備するという前提であれば、オフラインでも復習や予習などの自主的な学習環境も調えることが可能だ。

それにテストなどの採点集計にしても、アナログで実施している教師の負担も軽くなり、そのぶんだけでも子どもに向き合える時間が増えることになるんじゃないかな。

そしてオンラインでは目の前の端末機に向かえば誰でも等しく身近な距離で教師と向き合うこともできるけど、教室だと座席の配置によって黒板との距離が大きな差が出るために、聞き取りづらさや目視確認のしにくさなどがデメリットになりそうだね。

登校による授業のメリットは?

登校による授業のメリットと言えば、対面でのコミュニケーションがあげられるね。

児童生徒の顔色や表情が見えやすいので、児童生徒の緊張や不安、精神面でのトラブルなどが見つけやすいというのはあるかも知れない。

それに体育の授業ではオンラインを活用して効果的なカリキュラムを組むのは現状のオンライン環境では難しいだろうね。

なので登校による体育授業は大きなメリットとなるよね?

あと、学級のクラスメイトたちとの交流や集団活動で身につけていく協調性やリーダーシップなどについては、登校もしくは集合教育で補うしかないよね。

特に子どものうちは校庭で走り回ったり、子ども同士でつくるコミュニティで嫌なことや辛いことも含めて、いろいろな体験をすることが貴重な教育になっているのではないかと思う。

良いとこ取りのハイブリッド教育は?

コロナショックがもたらしたオンライン授業を試したことで、これからの教育も変わらなければならないという声も上がりだしたようだ。

この記事の始めに紹介したfumiさんの記事にもあるように、オンライン家庭教師が効率よく手取り足取り教えてくれる環境を、有料ながらも提供してくれるという現実があるわけだ。

そのようなオンライン家庭教師が提供している教育環境を参考にして、新しい教育環境を整えるべきだよね?

これまでの学校教育にそのまま戻してしまわずに、新しい教育の在り方を考える時が来ていると考えたほうが良い。

子ども自体がデジタルに強いからね、大人が心配するよりもスムーズにオンライン化は進められると思うよ。

確かに担任制という利点は残していいと思うけど、担任する教諭の個性によって受けられる教育の質や理解度が変わることがあっては、担任制がマイナスになりかねない。

教諭の個性は尊重すべきだけど、教え上手な先生と教え方が上手と言えない先生がいるのも現実だよね?

先生の個性に左右されない教育環境は?

そこで、教え方が上手な先生の授業をオンライン化して配信する方法をとれば良いのだ。例えばこの教科のこの単元ではA先生の授業を全クラスに配信して別の単元ではB先生が授業を担当するというようにすればどうだろう。

さらに言うと、児童生徒にとってわかりやすい授業のコンテストなどもあって良いと思うね。苦手な先生は上手な先生の授業を参考にしたり、拝借して配信すれば同じ水準の授業が受けられると言うことになるよね。

この授業内容をコンテンツとしてライブラリに格納すれば、いつでも誰でもアクセスして何度でも授業を受けられる仕組みができあがるよ。

要するに得手不得手を克服する代わりに、教諭の側もそれぞれの得意分野で
活躍するというリソースの有効活用を図り、質の高い教育環境を提供することに注力すれば良いということになるよね。

担任は子どものケア・サポーターとして、補習や個別面談などを主体にした対人指導を行う仕組みにすれば、負担も減ってきめ細かな指導育成が可能になるのではないか?

毎年、同じように教えていることはオンラインで代用できるし、そのコンテンツのブラッシュアップも図りやすいので、年々歳々授業内容の質を上げることが可能になるよね?

また、子どもの理解度や進捗状況に合わせて履修するタイミングを柔軟に設定できるというのも、オンライン授業の強みになるね。

そもそも全員が一緒に、同じタイミングで教科書のページをめくって授業が進むという現況に違和感を覚えなければならないかもよ。

それぞれの子どもに合わせたペース配分で、学習できるように環境を整えられるのがオンラインのメリットでもあるから、画一で一斉に!という悪しき妄執から離れるべきなのだよね。

なのでアフターコロナの時代に合わせた教育環境に最適化するためには
教科書に従った教育はオンライン授業に置き換える。
対人で、あるいはチームやグループでなければならない授業や、体育などの身体運動を伴う授業は登校での授業にする。
担任負担を軽減し児童生徒のケア・サポーターの役割を重要視する体制に。

という具体的な改革案なのだけど、どうだろね?

これによって、学校に登校するという登下校を含めた拘束時間の短縮が実現できるので、効率よく学ぶ環境が整うと思うのだよ。

まぁ、明治政府から始まってな長いこと続けてきた義務教育の環境が、急に変われるとも思えないけどさ、100年に一度あるかないかというこの機会に災い転じて福となす、じゃないけど、なんとか改革して欲しいよなぁ・・・。

学校の現場で頑張っている先生たちのためにも、もっとやりがいのある仕事にするチャンスだと思うのよね?

なんだったら、モンスターペアレント対応の専門職ってことで嘱託採用してくれんかな?

毅然として対応できる先生を育てて、物事に動じない専門家集団を養成する仕事、なんてないかな? あったらがんばるぞ・・・。(´д`)

ということで 今回は
学校教育の改革提案!オンライン授業と登校授業との良いとこ取りハイブリッド教育にするのはどうです?」というマジメな話。

いつもマジメやけど・・・ね?

では!

いつものように のほほんと。

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