盥:タライの水の話と恩は着るもの着せぬもの、情けは人の為ならず!
今回は私の人生訓3ヶ条のお話です^^
盥(たらい)の水の話と恩は着るもの着せぬもの、情けは人の為ならず!
今回はその人生訓のうちの一つ、盥の水について。
<この記事は3分以内で読めます!>
今年もあと2ヶ月を切っちゃいましたが、毎年8月15日の終戦の日の話題が世間を賑わす頃になると、必ず思い出す傷痍軍人の話をnoteの記事にしたことがあるんですよね。
この記事の中でも書いたんだけど、父親から受け継いだ人生訓の「盥の水」について、共感する思いを綴ったありがたいコメントを読者さんに書き込んでもらったことがあるんですよね。(^_^)b
それも一人ではなく、複数の方に同じような思いをコメントにしていただいただけでなく、サポートまでしてくださった方が4人もおられたんですね。
これは記事を書いた者としては本当に嬉しい出来事でしたが、この場でもういちど皆さんにもお伝えすることで、このサポートしていただいた方々への感謝の気持ちを込めたいと思います。本当にありがとうございます!
そのときの、終戦の日にまつわる思い出話を書いた記事がこちらですが、この記事のタイトル画像で使わせていただいたイラストが、思い出を引き出すように心に残っていたもんだから採用したんですが、これも高評価でした。
この話は傷痍軍人とのエピソードをまとめたもので、私の取った行動に対して父親が私に教えてくれた「盥の水」の話もここで初披露したんですよね。
この盥の水の話に、なんと15名の方が共感していただきました。<(_ _)>
もちろんこれまでも1つの記事に、たくさんのコメントをいただくという経験はあるのですが、記事の中で触れた私の人生訓にここまで共感していただくなんて、まさに想定外の出来事でしたね。(^^ゞ
その具体的なコメントについては「終戦記念日が傷痍軍人の追っかけをした幼い少年の頃の思い出を蘇らせるという話。」のコメント欄をご覧いただくとして、共感をいただいた人生訓について記事にしてみたいと考えたのね。
そう言う経緯なので、ここで私の人生訓3箇条を記事にしたいと考えたんですが、その3箇条を紹介しておきますね。
まず1番目の人生訓は、冒頭からお伝えしているように「盥の水」なんですが、読み方はタライのミズです。
盥の水の解釈は(あくまでも私個人の解釈です)前述の記事に書いてあるので引用しますね。
ここで書かれているとおりなんですが、盥(洗面器でも同じ)の水は、奥から手前に向かって両手で水をかき寄せると、手前のフチにぶつかったあとそのまま両脇から向こう側へ流れていってしまいますよね?
それを何度かき寄せても、水の流れは手前から両脇に分かれて向こうへ逃げていくんですよ。
これが、この行為が、我欲を出して自分の得になりそうなことを必死でかき集める姿なんですね、お金や物や評価や信用までも・・・。
ところが、同じ盥の水でも、手前から両手で向こう側に水を押しやると、向こうのフチにぶつかった水は両側に分かれて、両脇から自分の手元に流れ込んでくるわけですね。
手前に集まった水を向こう側に押しやると、また同じような流れで手元に戻ってくるんですよ。
これが、我欲を捨てて相手のことを先に思い、お先にどうぞと差し出せばいつかは必ず自分のもとに戻ってくるよ、という姿なんですよね。
損得で判断しがちだけど、目先の損得に目を奪われてはいけないよねっていう教えでもあるわけです。
同じような水の流れを盥の中に起こすとしたら、どっちのほうが良いかってことなんですよね。
どっちにしても盥の水は流れますが、手前にかき寄せる流れを生み出すのかそれとも相手に押し出す流れを生み出すのか、その判断は流れを作り出す自分に委ねられているわけです。
同じ流れを生み出すのなら、相手が喜び自分の心も満たされる流れの方が良くないかい?ってことですね。
必死でかき集める姿は醜いよね、それよりにっこり笑ってどうぞどうぞ、のほうが見ている立場でも和やかな気分になれるよね、ってことですね。
盥の水、流れをどの向きにするのかで、品性に差が付くと思うわけです。
これが私の人生訓になっている「盥の水」の話でした。
この記事の続編がこちらですので、この記事と合わせてお読みいただければ嬉しいです。(^_^)b
自分の行動基準になる物差しを持っていると、何かを判断したり行動するときの迷いが無くなります。
いい年した大人じゃ無くても、それなりの年齢になってきたら仰々しくなくてもかまわないので、ご自分なりの行動基準や規範になるような人生訓を見つけておきたいものですね。(^_^)b
そして人生訓より役に立つかも知れない、こちらのnoteもお忘れ無く、ね。
ってことで 今回は
「私の人生訓3ヶ条!盥(たらい)の水、恩は着るもの着せぬもの、情けは人の為ならず!」という私の人生訓の一つを紹介する話でした。
残りの人生訓についてもまた、記事にしたいと考えていますのでお読みくださいね。(^_^)b
では!
恩に着るのも のほほんと。
<続編はこちら>