お盆が終わるー明治人の願いごとー
曽祖父の足跡調査
8月、引き続き、曽祖父の足跡調査を継続していました。
戸籍謄本のくずし文字を読み解き、家系図にしていました。
移民の資料書「広島県移住史」を読みました。
資料館のスタッフからの情報は少なくなっていきました。
もうこのルートから調べることはなさそうです。
恩師の口添えで、近現代史の教授に面会が叶い、調査のアドバイスをいただきました。第1線の学者先生からのご指導は的確かつ華麗なものでした。
要するに著名人、名家、庄屋でもない一般人の記録は、あまりないそうです。
一般人の個人史の限界を知りました。
国内での残りの調査
やるべき残りの調査が明確になりました。あとは現地に行かねばなりません。
広島県の公文書館で曽祖父の旅券を入手
地元の資料館で市史、村史を調査。古地図も入手。
本家に手紙や記録類が残されていないか、親戚の話も聞きたいです。
祖父母が生きた明治、大正、昭和の歴史を学ぶ必要があります。
まだまだやることがありました。
しかし広島への交通費、息子を連れていくかどうかなど、思うようにはいきません。私は身軽ではないのです。
朝方の言葉
私は、曽祖父母の行動に対する動機を知りたいのですが、そもそも彼らが生きた明治時代がどんな時代だったのか分かりません。明治時代は、私にとっては本で知るだけの時代です。まったく雲をつかむような話です。
明治時代を知るためにはどうしたらいいのか。
どこから手をつけていいのか皆目検討もつかないな・・・
今朝、目が覚めて、寝床でそんなことを考えていました。
「とにかく書けばいい。」
言葉が浮かんできました。朝方浮かんだことは、経験上、実行するべしです。
実は、夫が亡くなって以来、不思議なことが立て続けに起きていました。ことに朝方に頭に浮かんだことを、実行すると良い結果になることが度々ありました。 久しぶりに朝方に浮かんだ言葉でした。
だから何かを書けばいいのでしょう?
そういえば、
お盆前に母が高野山に行く機会があり、
そこで曽祖父母、祖父母の供養をしてきたと言ってました。
8月15日、最後の戸籍謄本が届きました。
曽祖父がアメリカの収容所で死亡したため除籍されたと記載されていました。
8月16日、今日は祖母の命日です。
私が10歳の時、アメリカのカリフォルニア州から帰国した日に亡くなりました。
当時は知りませんでしたが、ロサンゼルスは曽祖父が埋葬されている場所でした。
先祖が何かを望んでいるのでしょうか。
何をして欲しいのか、分かりにくいから、どばっとお金を降らせて、これで広島でもアメリカでも調査に行ってこい!と知らせてくれたら分かりやすいのですが。
もしが予想外の収入が入ったら、ちゃんと調査費用に充てます。
使い込みはしません。でもちょっとだけ秋芳洞の洞窟に寄り道してきます。
巌流焼きという下関のどら焼きも食べてみたいのです。ご褒美はそれでいいです。
どうやら何かを書かねばならんのですね。
何をどう書くのか分からないので、とりあえずnotoを書きました。
そのうち浮かんできたら書こうと思います。
もうすぐ
お盆は終わろうとしています。
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