鉄印帳旅(牛の博物館) #282
前回からの続きです。
激坂サイクリング
レンタサイクルに乗って進路を北東へ。次の目的地を目指します。
焼石岳っていう山のようですね。
これもキレイ。どれが山頂かよく分からないけど。
げいび渓っていうところにも行ってみたかったけど大船渡線のそばなので行けないんですよね。いつか、大船渡線に乗って、気仙沼に行かねば!
あと、厳美渓というところも行ってみたかったけど、○○渓って多すぎじゃない?目的地を間違えそう。
(渓とか峡が好き、いや洞も堂も行ってるかw😁)
時間が惜しいのと、やはり地元ならではを食べたいと思ってファミマをパスする。これが後々、後悔することに。
日本最長の国道4号を横切って残り1.8kmぐらい?
目指す場所はうーん?どこだろ?
おぉ、ここですか。
・・・
博物館らしきものが見えない。
何より700mって。
立ちこぎできません。自転車から降りて歩く。
自動車がブーンと通り過ぎていくのを羨ましく眺める。
やっとの思いで牛の博物館に到着しました。
尋常じゃない汗が体から溢れ出してきます。
牛の博物館
モゥ~、早く涼しいと思われる館内に行きたい!!
でもその前に、庭にいる牛さんたちにご挨拶。
この日はこどもの日。
こどもは無料らしいけど自分はしっかりお金を払います。
前沢牛
受付で
「館内に休憩できるところとか自販機とかってありますか?」
と聞いたところ
「すみません。館内にそういったものはありません。自販機は駐車場のところにあるのですが今、釣り銭切れで使えないかもです」
とのこと。
釣り銭切れって・・・財布に細かいお金はない。詰んだ。
とりあえず汗を拭きながら、ノドの渇きをガマンして館内を見学。
前沢牛では和人号という牛が有名なんだ。
あと他の牛もこんな感じに展示されてて、ちょっとビックリ。
ちょっとこっちはノドも乾いてるんだけど、お腹も空いてるんだよ!!
これは拷問じゃないか?!
いや、前沢牛を買うとか無理。
味わいたいけど、どれも遠いでしょ!車で行くところでしょ。
おぉぉぉぉ・・・今すぐ食べたい!!
マエサワクジラ
え、クジラ?!
まぁ、牛もクジラも偶蹄目だから、馬よりはクジラの方が牛に近い?
このあたりが海だった時代があるんでしょうねぇ。
ドナドナ
あまり知りたくないけど、知らないのも無責任。
牛ちゃんたちは可愛いのに。でも自分も美味しく好んで食べている。
いろいろと思ってしまいますね。
A5ランクとか言うのがどういう感じで決まるのか分かった気がする。
昔、母親の実家で牛を飼ってたから、会いに行くの楽しみだった。
いつの間にか売られていたけど。
ホンニョという稲を乾燥させてる風景。
こんな稲架掛けは見た覚えがない。
野牛
野牛の化石。背中の骨がすごい。
日本でも約1万5千年前にはハナイズミモリウシという野牛がいたらしい。
野牛は固くて美味しくなさそう~。😁
世界の牛
モコちゃん可愛いっすね。
ハイランド種っていう毛の長い牛。短足で可愛い。
いろんな種類がいるけどどれも筋肉がしっかりしてそう。
日本のウシ
日本のウシもいろいろいますね。
熊本ではあか牛を見ました。
岩手で列車からウシを見た気がするけど日本短角種だったかは覚えてない。
口之島には野生化した牛がいるらしい。
西洋の影響を受けていない日本の牛は鹿児島県の口之島牛と、山口県の見島牛だけなんだって。貴重だなー。
牛の背骨は上に突き出てるみたい。これで肉を支えてるんだとか?
牛のいろいろ
他にも、牛の胃の話とか、牛の角と他の動物の角の違いとか、牛と文化の関わりとか、世界の牛の文化とかいろいろあって小さな博物館なのにいろいろと気になるものばかりでした。😁
よく食べてるのに名前を忘れる牛の胃。
カウベルはキレイな音で鳴るのもあれば、鳴らし方が悪いのか、いまいちな音もありました。
牛神様の風習は知らなかったけど、ちょっと・・・キモいよね?
眺望ラウンジ
眺望ラウンジは北上川が見渡せる絶景ビューポイントでした。
北上川が大きく円を描いていてキレイだなーと思いました。
写真右の川が奥に向かう木の茂みの辺りに白鳥館遺跡という600年続いたお城があったんだって。
世界遺産にここも加えてもらおうというPRをしていました。
まだ他にも展示はいろいろあり、お土産グッズもいろいろあって楽しめました。😁
博物館とは異なる別の建物。
昔は飲食店やってたんだろうなぁという造り。
前沢牛をここで食べることができたのかなとか思いました。
とてもフライングモーモーやる気分にはなりません。暑さで死ぬ。
自転車に乗って、平泉に戻らねば。
水が・・・水路を流れていく。飲みたい気持ちを抑えてここはガマン。
ファミマで炭酸水買いました。あぁ~生き返る。
続く
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