哲ちゃんの晴耕雨読

宮崎県西都市でぽんかんを栽培する、やのポンカン園の矢野哲雄です。

哲ちゃんの晴耕雨読

宮崎県西都市でぽんかんを栽培する、やのポンカン園の矢野哲雄です。

最近の記事

「こころが強い人」と「こころが弱い人」

TikTokで、こんな投稿を目にしました。 こころが強い人は「受け流す天才」  こころが弱い人は「抱え込む天才」 こころが強い人は「うまくサボる」                                                                                                                                                                     

    • 「悪いっちゃね?」②

      先日、地元の友人から「最近元気がないんじゃないの?この前会った時もパワーなかったし。あれだけやってた、晴耕雨読やインスタも長いこと更新してないし?」 ご心配ありがとうございます。 SNSが長いこと途切れると「どこか悪いんじゃないの?」と思っていただけること、存在を全く気にかけられない存在と較べれば光栄なことだと恐縮しています。 晴耕雨読やインスタは、書きたい、発信したい、と思うときやろうと思っています。切迫感にとらわれるようでは、長く続かないから、その辺はゆるーくお許しくだ

      • 最低賃金1,002円に思う

        先日、最低賃金の引き上げが決定し、全国平均1,002円(宮崎は最低クラスの892円)となりました。 働く人は少しでも高いほうが良いし、経営者は少しでも安いほうがいいという、真実の問題です。 この両者のバランスをうまくとるのが、適正な最低賃金だと思います。 わたしは経営者目線ですから、一般の意見にはそぐわないと思いますが、一般消費者が1円でも安いところから買うという心理に近い、と考えていただけたら少しご理解いただけるかと思います。 ここ数年、最低賃金が上がり続けています。

        • 退院の朝

          今朝、いよいよ待望の退院です。 2週間は、やはり長い! この2週間、一度も外に出たことがありません。外の猛暑も、ガラス越しに冷房の効いた部屋から眺めています。顔の色も白くなりました。 外で働く人は大変だろうなぁ、と他人事のように思っています。 手術とか、期間も決まってない入院とは違い、痛みもなく院内は自由に歩けるわたしは、他の人と比べれば楽勝です。 とはいうものの、不自由なこと、我慢しなけりゃならないことがあります。 まず食事。このHWD病院の食事はAクラスであること

        「こころが強い人」と「こころが弱い人」

          専門病院はスゲェ③ 講義編

          ここは大学か? まさか入院で、ハイレベルな講義を受けるとは、思わんかった! 「人類の歴史は、飢餓・怪我・感染・乏塩の闘いであった。それらに対して強い体の仕組みを持っている!」 現代人は「背広を着た縄文人だ!」 ① 飢餓ー食べなくても血糖を維持する                     機 構  人類が食べ物を得るのは大変であった。獲物が確実にとれる保証はなく、農耕が始まっても飢饉の連続で、飢餓は常であった。 その数百万年の進化の中で人類は、食べなくても血糖を維持する

          専門病院はスゲェ③ 講義編

          専門病院はスゲェ② 入院編

          前に書いたHWD病院、宮崎では有名なTN病の専門病院です。 今わたしは、ここに入院しています。 医者から言われたのではなく、わたしから自主的に「教育入院」ということで2週間お世話になることにしました。 もちろん、洋子さんからの強い圧力もあってのことです。 「入院中は、ヒマで何をしよう?」 と考えていたのですが、クーラーの効いた病室から、病人が言うのもなんですが(外は猛暑)、「結構忙しい」です。 さすが専門病院、することが町の医院とは段違いです。 朝から寝るまで、血糖値と

          専門病院はスゲェ② 入院編

          ユーチューブ、デビューしました

          宮崎西都 宝財原ぽんかん - YouTube 昨日2回目のユーチューブ講座が、商工会議所であり、ついにユーチューブデビューしました。 出来ばえは、カミカミで、とてもマスコミにはデビューできません。 そこは大目に見てもらい、とにかくできたことが素晴らしいと、自分をほめています。 しかし現実は、講師の先生やアシスタントの手厚い指導のおかげです。 スマホで作るのですが、画面をあちこちタップ、そのまた次の画面をあちこちタップ。 Z世代なら、考えなくてもフィーリングでササっと次に

          ユーチューブ、デビューしました

          「ユーチューバーデビュー」目指します

          先日、西都商工会議所主催によるユーチューブ講座がありました。 第1回が「あなたのYouTubeチャンネルを立ち上げよう」 第2回が「ファンを増やす!動画の撮り方・作り方」 まず興味があったのは、この有料の講座に何人応募するのだろう、この西都で? 研修室に入ると約10名(約10社)の参加者。ほぼ若い人、わたしが最高齢。 しかし、有料だけあり参加者の意識は高く、研修の質という面では、あまり経験のない高いものでした。 というのも、今まで農業関係の研修はたくさんあったのだけれど

          「ユーチューバーデビュー」目指します

          父の日に想う

          私の事務室の壁に掛けている「額」。 これは16年前(平成19年)の父の日に、子どもたちからもらった「まくら」に添えられたメッセージです。 なぜか捨てられず、ずっと壁に掛けています。 長女21才、長男19才、次女16才。 ちなみに、これを書いたのは次女。 読まれると、ちょっと恥ずかしいけど 「当時は怒鳴っていたのかな?」 今では、朝から晩まで洋子さんに怒られ、娘たちからダメだしされ、小さく小さく生きています。 そういう時もあったのかなぁ? 母の日に較べて影の薄い父の日

          「悪いっちゃね?」(どこか具合でも悪いのですか?)

          昨日県外の先輩から電話があり「晴耕雨読が長く更新されてないけど、どこか調子でも悪いんじゃない?」と心配の電話をいただきました。 5/11以来約20日投稿をお休みしていました。 しかし、どこも悪くはありません。まだまだ、くたばる訳にもいきません。 その辺りの心模様を解析してみようと思います。 何もやっていないかと言えばそうでもなく、インスタにはこの間6個の投稿をしています。(ちなみに昨年8/11から始め98投稿、269人のフォローをいただいています) 決して投稿が面倒くさくな

          「悪いっちゃね?」(どこか具合でも悪いのですか?)

          傍らの花に気づく心の余裕

          今まで66年生きてきて、周りに咲く花に気づかない生き方をしてきました。 良く言えば、一生懸命。 反面、こころに余裕のない、ゆとりのない生活。 「お茶」から解放された今、やっと傍らに咲く花に気づくことができるようになりました。 ここからはオマケ。 ダンゴを作る人で必要がある方は言って下さい。柔らかなヨモギが大量に群生しています。 わたしの頭では、ヨモギ=だんご、です。

          傍らの花に気づく心の余裕

          (社会人になって)はじめてのGW

          大学を卒業してすぐ、茶業界に入りました。 この茶業界にはGWがありません。5/2が八十八夜であり、新茶商戦の真っ只中であるからです。 廃業する2020年6/16 までの42年、その翌年は鹿児島S市、昨年は熊本K市と、お茶師として出ていたので、このGWはありませんでした。 今年も5/3までは熊本Y市に行っていたのですが、名古屋から孫たちが帰ってくるというので、暇をもらい私も帰ってきました。 そういうわけで、今年社会人になって、はじめてのGWでした。 何も茶業界だけではないで

          (社会人になって)はじめてのGW

          熊本菊陽町TSMC工事現場

          今注目されている熊本菊陽町のTSMC工事現場を、自分の目で見ようと出かけました。 近くには、東京エレクトロンやソニー、その他多くの半導体メーカーが進出しています。 今、工場建設に携わる多数の作業員、車両、重機がひしめき活気に満ちています。 畑の周辺というのに、車の往来が激しく、写真を撮るのに小さな農道に入って、やっと撮りました。 数年後には、ここら農地も激変し、日本の産業を支える基地になることでしょう。 活気ある成長の途中の地域とは、こういうのをいうのでしょう。

          熊本菊陽町TSMC工事現場

          ミカンが実る頃

          ぽんかんの花が咲き、たくさんの虫たちが寄ってきて受粉し、もうすぐ小さな小さな実ができます。 いよいよ、「ミカンが実る頃」に向けてのスタートです。 まさか今、ミカンに関わることなど想像もつかなかった遠い遠い、おぼろげながら頭の中にある歌を、久しぶりに聞きました。 ミカンが実る頃 藍美代子 - YouTube 宝財原の山の中で、この歌を聴くと、遠い青春を思い出し、なぜか心が洗われるような気がします。 今の歌とは180度違う、感性だと思います。

          ぽんかんの花 高貴な香り

          今、ぽんかんの花が咲き始めました。 あと1週間もすれば満開になるでしょう。 この花に引き寄せられて、ハチやいろんな虫たちが集まってきます。 みなさん、みかんの花の香りを嗅いだことありますか? わたしの稚拙な表現では 「すべてを癒やしくれそうな、なんとも言えないいい香り」 文学的に表現すれば 「天から香水をばらまいたような高貴な香り」 近くにみかんの花を見かけたら、ぜひその香りを確かめてみてください。 「こころが癒やされる」 間違いありません。

          ぽんかんの花 高貴な香り

          「哲ちゃん」は何故「晴耕雨読」を書くのか

          2021年7月9日以来書き始め、この投稿が107本目の記事になります。 よく続いたものだと、我ながら感心しているところです。現在、この晴耕雨読、12,100回のビューをいただいています。 ちなみに、「スキ」は1,261回です。 約1割の低打率を、どう上げるかが今後の課題です。 当初の目的は、「やのぽんかん園」のホームページを見てもらうことでした。 今、もちろんそれもありますが、「書いて発信」することに、「楽しみ」を見出したこともあるようです。 書くことで、考えを整理し

          「哲ちゃん」は何故「晴耕雨読」を書くのか