なんとか乗り越えた高い壁

昨日、ようやくポンカン完売しました。

今年度、約1300コンテナの収穫がありました。
1300のコンテナを一度に並べ、これを全量自分で売ることを考えたら、おそらく絶望しそうになると思います。
市場・JA・卸し、を使えば、いとも簡単に捌くことができます。
しかし、価格決定権のない世界での戦いは、最弱者であることに間違いありません。

12月のお歳暮としての箱売り・発送、1月上旬のお土産用手提げ袋販売、そして1月中旬からの「蔵出しぽんかん」直売所販売。
あの手、この手を駆使して、やっと「自分で売る」という高い壁を乗り越えることができました。
「自分を褒めてやりたい」という言葉がありますが、わたし的には使わない言葉だけど、今その言葉を噛みしめる朝です。

これから幼木も大きくなり、生産量も増えてきて、自分で毎年毎年壁を高くして、ため息をつきながらもこれに挑戦していくこと、ボケる暇などないでしょう。

朝5時から直売所の準備をし、6時半前後には市内外5か所の直売所に出発します。
帰るのは9時過ぎで、これから日常の果樹園の作業をし、17時から小袋詰めという明日の準備で20時上がりという生活をしていました。

てなわけで、「晴耕雨読」が書けなかった、インスタ上げれなかった。
けっして、挑戦するモチベーションが下がってゴロゴロしていた訳ではありませんので、お許しください。 

（写真は2/22宝財原畑の横の早すぎる山桜です）