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良いことしたら、悪いことしたくなる『ライセシング』の心理学(548文字)

「夢はあるけど何もしない」

「目標立てても続かない」

皆さんはそんな悩みを抱えていませんか?

この原因は人間の持つ『ライセシング』という心理です。

『ライセシング』とは、良いことをした後に悪いことをしてしまう現象のことです。

つまり、良いことをした反動で、ちょっとくらい悪いことしてもよくね?と調子に乗ってしまうこと。

例えば、せっかくジムでランニングや筋トレをしたのに、その日にビールを飲んでしまうことありませんか?

あるいは、少し勉強しただけでyoutubeやNetflixを数時間も見てしまった経験ありませんか?

更にこの『ライセシング』は良いことを考えただけでも、その心理現象を起こしてしまう点です。

例えば、自分の目標を立てたり、夢を紙に書きだすことで自分の気持ちはポジティブになります。

一方で、そのポジティブな感情による満足感から、実際に行動に移すのが難しくなり、さぼってしまう『ライセシング』の心理が働きます。

以上のように、ヒトは良い行いをすることで満足してしまい、悪いことも許容してしまう生き物です。良いことをした後は、心理的な緩みが起きることに注意してください。最悪なのは、ポジティブな将来を想像することに満足して、何も行動しないことです。

この心理を踏まえて、計画や目標設定をしてみてください。

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