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京都ツウ!蓮の寺「法金剛院」京都三大阿弥陀@国宝&チーム地蔵【きぬかけの路シリーズ】
平安時代から花の寺!平等院&法界寺で定朝式三阿弥陀と呼ばれ国宝になった!チーム地蔵菩薩立像も圧巻の京都隠れ仏像寺!通称「蓮の寺」とも呼ばれ、7月の蓮の時期は「観蓮会(かんれんえ)」を開催し、7:00から拝観可能になる。6:50着ですでに行列が出来ており、7:30には駐車場は満杯になっていた。
蓮
7:00~9:00頃が勝負。午後になると美しい状態を見ることはできない。花の命は4日間で、開花初日は咲くが再びつぼみの状態になる。2日目には満開となり、またつぼみに戻る。3日目も2日目と同じく咲くが、花の色は退色していく。
変更履歴
▼HP
▼アクセス
京都市右京区花園扇野町49
▼本尊と脇時
阿弥陀如来坐像@国宝
※2019年の参拝時は重文だったかと。
▼見どころ
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平安時代初期、右大臣「清原夏野」という貴族の山荘であったが、彼の死後に寺に改め、当時は天安寺と称した。しかし、その後に寺は消失してしまい、鳥羽上皇の中宮待堅門院璋子が跡地に法金剛院を建立した。現在は京都では珍しい「律宗 唐招提寺」に属す寺。
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→蓮×本堂
通称「蓮の寺」とも呼ばれ、7月の蓮の時期は「観蓮会(かんれんえ)」を開催し、7:00から拝観可能になる。6:50着ですでに行列が出来ており、7:30には駐車場は満杯になっていた。蓮の感想はちょっと時期が早かったのかも・・・。(開始時間については公式HPで確認を!)
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「青女の滝」は日本最古の人工の滝だが、平安時代からあるそうです。国の特別名勝に指定されています。そして、同級生が本尊である。
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→阿弥陀如来坐像@国宝 in 本堂
まずは公式HPで仏像を見ましょうか。初めての参拝後、2020年国宝なりましたね。
花の寺と呼ばれるが、藤原時代の仏像なども安置し見どころが多い。仏殿の本尊は院覚作「阿弥陀如来坐像@国宝重文」で丈六&定朝様式の良い仏像。古くは平等院・法界寺と共に定朝式三阿弥陀といわれた。
ちなみに、昔は丈六阿弥陀仏をまつる西御堂と御所、さらに南御堂(九体阿弥陀堂)、三重塔などがつくられ、東御堂が加えられた歴史がある。九体阿弥陀がここにもあったということだろうか?もしそうなら、現存する仏像からも浄瑠璃寺クラスだったのかも・・。
院覚
まず、仏師でいえば運慶・快慶の慶派が有名だが、院派と円派がある。元々は定朝の弟子たちで、ここから分かれた歴史がある。
そのうえで、院覚(いんかく)は定朝の直系で、定朝の後継者・覚助&長勢&覚助、さらに院助と頼助が継承し、院助の子か弟子が院覚である。とすると運慶、快慶と同じ位置づけかな。
最後に、この阿弥陀如来は院覚作の仏像で唯一現存する仏像のようだ。残っていたら、「院派 院覚」展とか東京国立博物館かどこかでやりそうだなと思う。
→院派 十一面観音菩薩坐像@重文 in 本堂左
左には厨子内に珍しい4臂&坐像の「十一面観音菩薩坐像@重文」が安置されている。鎌倉時代の作で宋風の顔で、御寺の楊貴妃観音に雰囲気が似ており、本尊と同じく院派作なのだろう。
1万人を越える結縁者を得ており、結縁者の名前には、唐招提寺の証玄や叡尊、忍性など律宗系の高僧の名前もあるようだ。
→そのほか in 本堂右
他にも素晴らしい仏像が近くで拝めます。「地蔵菩薩立像@重文」と「僧形文殊菩薩坐像@重文」が安置されている。僧形文殊菩薩坐像はレアですよね。
→地蔵菩薩立像@重文×六地蔵 in 地蔵堂
さらに地蔵堂には中心に丈六の金目地蔵菩薩坐像@重文が安置され、そして両脇には三体ずつ地蔵菩薩立像がお守している。この地蔵菩薩祀りは素晴らしい!!そして脇侍の地蔵菩薩立像の衣文と彩色の状態も良く、シュッとした地蔵菩薩達である。
金目地蔵菩薩坐像とも呼ばれており、名前の由来は次の通り。
「願いが叶う」が転訛したとも、「肝心要(かなめ)」の時に救ってくれる
お地蔵様の白目の部分に金箔が張られていた
南大門の場所は川の交わる場所にあった「金目」
願いを叶うので「金目」
ここまで大きな地蔵菩薩立像は珍しいかと。坐像はそれなりに存在するのですがね。あと、地蔵6体=六道ですよね。
→蓮×蓮池
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→アジサイ
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