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神仏習合!木の中に仏像「西葛城神社/楠神社(楠木神社)」「道陸神社」【大阪泉州シリーズ】

神仏習合!木の中に仏像が・・!知らないと見逃すかと。でだ、ここは葛城氏の場所なのか??

変更履歴

▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述の「▼見どころ」参照。

▼見どころ

▽西葛城神社(楠神社/楠木神社):大阪府貝塚市木積2273

 もとは「深谷神社」と称し、726年に創建された「観音寺」の鎮守社。祭神は、オオクニヌシ、スサノオで、1102年に再建された。戦国時代、根来攻めの近木川の合戦に巻き込まれ、観音寺も焼き討ちに遭う。

 下の写真の木ですが、帰り際に木の中に仏像が安置されていたのに気づく。

  • 726年、創建された「観音寺」の鎮守社として、オオクニヌシとスサノオを祀る

  • 1102年、再建

  • 戦国時代、根来攻めの近木川の合戦に巻き込まれ、「観音寺」も焼き討ちに遭う。

  • 1910年、西葛城村の全神社が合祀される

  • 祭神はアマテラス、オオクニヌシ、大巳貴命、サソノオ、タケミカヅチ、コトシロヌシ、フツヌシ、天児屋根(アメノコヤネ)、菅原道真、ヤマトタケル、幾理姫命(白山比咩命)、ホンダワケ、息長帯姫命、楠木正成、徳川家康、カグツチ、イザナギ・イザナミ、スクナヒコ、福井戸神、大山祇命、住吉三神、高龗神

  • 1917年、釘無堂がある「孝恩寺」から、現在の元楠神社跡地に遷座する

  • 楠神社は、現在の相殿に祀られている

  • 楠神社に関しては、1673年と1836年に社殿造営の記録が残る

  • 元々、楠本神社(楠本稲荷)があった

  • 2011年、本殿を修復し相殿が再造営され、境内の整備が完了

明治44年(1910)、深谷神社などこの地域の神社を合祀したもので、大国主命、菅原道真を祭神とする。もともと楠本神社と呼ばれる社があったが、楠木正成が湊川で戦死した際、この地の豪族松浦氏がこれを悼み、かたわらに楠神社を設立したと伝えられている。深谷神社は木積村の氏神であり、7世紀に建てられた観音寺の鎮守として、まつられていたものと思われる。拝殿の前に立つ2本の杉は、”駒つなぎの杉”と呼ばれている。

↓由緒

西葛城神社は、元々は深谷神社と称していた。700年ころに創建された「観音院」の鎮守として祀られた。康和(こうわ)4年に再建といわれている。戦国期には、この辺りは、根来攻めの近木川の合戦に巻き込まれ観音院も焼き討ちにあっているが、奇跡的に残ったお堂が、国宝の「釘無堂」である。明治43年には、国の「一村一社の令」により旧西葛城村の全神社が合祀され名称も「西葛城神社」と改められた。大正6年には、今の孝恩寺の地から今の元楠神社跡地に移された。

https://shrine.mobi/area/kansai/osaka/2283/

→行基と木積

貝塚市内では、水間の厄除け観音として有名な水間寺【表紙写真】や、木積(こつみ)にあった観音寺(国宝の観音堂(釘無堂)を所有する孝恩寺の前身)を創建したほか、市内最大のため池である永寿池【表紙写真】や、近木川河口にあったと考えられる神前船息(こうざきのふなすえ)という港を築くなど、様々な伝承が残っています。
今号のテンプスでは、貝塚市内に残る行基伝承の中から主なものを紹介します。
(略)
貝塚市木積にはかつて観音寺という行基が築いた寺院があったと伝えられています。観音寺の観音堂は、現在の孝恩寺の本堂(国宝観音堂)であり、文化財収蔵庫に収蔵されている重要文化財の仏像群【表紙写真】は観音寺の諸堂でまつられていたものと考えられています。
(略)
また、古代の木積周辺は木島杣山(きのしまのそまやま)とよばれる木材の産地であったと伝えられています。『行基菩薩遺戒』(ぎょうきぼさついかい)によると、行基が四十九院を建立する際に、皇族である橘諸兄(たちばなのもろえ)の領地であった木島杣山の材木を譲り受けたことが記されています。とくに木積の地は材木の集積地であったことから木積と名づけられたと伝えられています。

https://www.city.kaizuka.lg.jp/bunkazai/kankobutsu/temps/tenpsitiran/30temps/65temps/temps65html/1527763085682.html

孝恩寺の私のNOTEは次の通り。(明日公開)

水間寺の私のNOTEは次の通り。(明後日公開)

→拝殿・本殿

左が「楠神社」で、右が「西葛城神社」。

→祠(八幡宮、神明宮)

 わからないな・・。

背後に回ると社名がわかった。そうか、祠は裏に回ればよいのだ。

→神仏習合!木の中に仏像

 妻が境内でウロウロしている。木の中を覗いている。近づくと木の中に仏像が・・。

→だんじり祭


▽道陸神社:大阪府貝塚市木積3758

 通称「どうろくさん」と呼ばれ、祭神は足の神様とし「原山津見神」、「戸山津見神」が祀られている。蛇谷城主・松浦肥前守守(まつらひぜんのかみまもる)が城内に祀っていた神様を廃城後に、木積の畑の人びとが現在地へ移したものであると伝わる。
 この地は葛城山、和歌山の主要道に面していることもあり、修験者や紀州方面へ往来する人たちで賑わった。

▼旅行記

▼セットで行くところ


▼仏像展


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