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絶対秘仏・歓喜天「山科聖天(双林院)」出雲寺の塔頭「瑞光院」鞍馬寺から引っ越し【京都伏見・山科シリーズ】【京都山科シリーズ】

出雲寺こと毘沙門天堂の塔頭(子院)である。毘沙門堂の石段下を谷川に沿って5分も歩かないうちに現れる。

変更履歴
2022/11/12 更新(
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2022/09/02 初版

▼HP・アクセス・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽山科聖天(双林院):京都市山科区安朱稲荷山町18-1

 自家用車5台ほどの駐車スペースがある。

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 正式には「護法山双林院(ごほうざんそうりんいん)」で、1665年に公海大僧正によって毘沙門堂とともに再建された毘沙門堂門跡の塔頭でもある。

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 現在の名前は明治に聖天堂が建てところから聖天が付けられている。「歓喜天」は仏教の守護神で、十一面観音と大日如来の化身の姿をしており、頭が象、首から下は人間の男女が抱き合っている絶対秘仏の仏像。歓喜天は6月6日限定で奈良で見れます。

 ということで、本堂は不動明王立像を中尊とする五大明王が安置され、左に弁財天を祀っていた。
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 五大明王は延暦寺の焼き討ちで損傷した仏像の寄せ集めでできており、顔は馬頭観音で螺髪を持つなど超レア仏像である。
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 元々、本尊は滋賀の湖東三山の1つ「西明寺」から頂いた阿弥陀如来立像だったが、明治時代に門主の持念仏「歓喜天」を本尊とした歴史がある。頭の上に焦げた跡があることから元々は延暦寺のものだったのでは?とも言われている。


▽瑞光院(京都市山科区安朱堂ノ後町19-2)

  山科駅と毘沙門堂の途中にある臨済宗大徳寺派に属している寺で非公開寺院。実はこの寺は昭和まで鞍馬寺近辺にあったようだ。。

 赤穂城主・浅野内匠頭長矩が、江戸城内で吉良上野介を切りつけた後に切腹を命じられて、その後、ここに供養塔が建てられた。

▼旅行記

▼セットで行くところ

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