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好きなことを仕事にするのか?それとも諦めるのか?

どうせなら好きなことを仕事にして、
働きがいを実感したいものです。
ですが、好きなことを追求すべきか?
それとも、仕事にするのをあきらめるべきか?
判断が難しい時がありますよね。

その好きなことは得意なことか?

好きなことを仕事にすれば良いケースは、
その好きなことが得意である時です。
自分に向いていて適性があるということです。
 
はじめから上手くいくとは限りませんが、
続けていれば活躍出来るようになることが
多いものです。
私の主観的な印象では、
三人に一人くらいはその仕事である程度の
成功をおさめるくらいになれるものです。
 
例えば、営業が向いている人が、
その営業の仕事を頑張り続けて、
4, 5年ほどすると業界で上位10%以内
ほどの成果をあげ続ける優秀な人材にある
ことは珍しくないと思います。
 
そのレベルに到達するまでに
適性があっても離脱する人々が多いので、
向いている人はやり続ければ、
ライバルが勝手に消えていって上位1割
くらいにはなれたりします。

好きだけれど適性が無い

好きなことだけど、その仕事が向いていない、
適性が無い人もいます。
 
例えば、野球が好きで学生時代はずっと野球の
部活をやってきたけれど、
プロでやっていけるレベルではない人が殆どです。
 
野球の場合は、試合に出て強いチームと対戦して
自分の力の限界を知ることが出来ます。
また、プロの試合を観てレベルの高さを実感し、
仕事としてはやっていけないと自然と分かります。
 
普通の仕事の場合は、野球などスポーツほどは
ハッキリとは見えにくいですが、
まぁ、でも完全に適性が無い場合は、
職探しの段階でも、
その仕事をしている人に会ったり、
調べて仕事を理解すれば、
なんとなく自分には向いていないと分かるものです。

好きなことに適性があるか無いか分からない時

しかし、悩むのは好きなことがある程度は得意で、
仕事としてやっていけるだけの適性があるのか、
無いのか、はっきりとは分からない時です。
 
自分の強みや興味、価値観などを把握して
自己理解が出来ていて、
その仕事のこともしっかりと理解が出来ている。
そして、興味がある上に強みも生かせそうで、
是非やりたいと思うけれども、
本当にあっているのかどうかはやってみないと
分からない時があります。
 
取りあえず、その仕事に転職出来たら
適性があると見なされたと判断して、
挑戦するのもありかも知れません。
 
勘違いだと分かれば路線変更すれば良い
との考えもありです。
 
しかし、若い時はそれでよいですが、
中高年になっていたり、
扶養家族がいたりすれば、
そんな失敗は出来ないですよね。
 
そんな時はどうすれば良いか?
私は小さく始めてみることをお勧めします。
 
日常の仕事の中で近い要素の作業や
プロジェクトがあればやってみるのも良いでしょう。
 
または、副業で実際にその仕事をやることだって出来ます。
 
このコラムを書いているnoteでライターの仕事を
副業や趣味としてやっている人もいるでしょう。
 
そうやって、小さく始めてみて、
そして、それが自分に向いているのか、どうか、
判断すれば良いと思います。
やってみれば、仕事に出来る程度の
適性があるか無いかは判断が出来ると思います。

向いていなければ他を目指す

そのように小さくやってみて、
自分には向いていないと分かれば、
潔くそれはやめてしまって、
他にやりたいことを探せば良いでしょう。
 
やってみたことで、学んだこともあるでしょうし、
自分理解も更に一段と深まっていますので、
より自分に向いていることや興味あることを
見つけやすくなると思います。
 
好きで得意なことを仕事にして、
そして、その仕事で働きがいと成功を
手に入れることが出来れば幸せですね。
 
(2023年4月15日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士

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