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後悔が無い人生にする為に自分の人生を見直す方法

週末に日帰りで親戚のお葬式に出席する為に
故郷の京都に帰ってきました。
私にとっては幼い頃からお世話になった方との
お別れの場であったのですが、
親族以外にも集まってきた懐かしい人々が
沢山いました。

そんな人々を見ながら、将来自分が死んだ時には
私のお葬式にどんな人達が、どんな思いを持って
集まってくれるのかなぁ、、、と
ぼぉーと考えていました。

ビジュアライゼーションで未来を想像

これ、キャリアデザインのコーチングで
時々使われるビジュアライゼーションの
ワークですね。

将来(例えば80歳位で)自分が死んだ後
自分のお葬式に誰が来てくれて、
喪主は自分についてどんなスピーチをするのか
といったことを想像する、というやつです。

私が死んだ後、喪主の妻(または息子?)が
私についてどう話すのか。
どう話してほしいと思うのか。

誰が集まってくれて、
私とのどんな思い出を語り合って欲しいか。
あるいは、どんな思い出と気持ちを持って
祈ってくれると嬉しいのか。

80歳で人生を終えた自分のお葬式を想像して
これらの問いを考えることは、
キャリアビジョンを考える上で役立ちます。

自分についてどう紹介されたいか

例えば、
喪主による自分についてのスピーチの原稿を
書いてみると良いでしょう。
自分はどんな人間であったのか。
スピーチをする人は、
自分と最も関りの深い人物ですから、
そんな人が自分のことをどう言うのか。
いや、どう言って欲しいのか。

80年の人生で自分が成し遂げたことや生き様を
想像して原稿を書いてみます。
そうすると、自分が成し遂げたいことや、
今のままで行動しなければ出来ずに心残りに
なってしまうことが見えてきます。

一方で、既に今の時点でもある程度は
達成していることや、
人々の役になっていることなどもはっきりするでしょう。

自分で自分の生きざまをレビューする

こうして自分で作成した自分についての
スピーチ原稿を振り返りながら、
これから目指すビジョンや、
今から新たに挑戦すること、
このまま続けていくこと、
忘れてはいたけれど改めて大切にしていくこと、
または、やめてしまうことを
明確にしていきます。

これらを明確にすると、
これから悔いのない人生を送る為に
今この時点から何をやっていくべきか、
どう生きていくべきか、
はっきりしますよね。

このワークは自分のビジョンを描きたい時に
役立つと共に、
最後の最後に、やり残しや心残りがあって
後悔をしない様に今の自分の生き方や行動を
見直す為にも効果的です。

時々やってみて自分で自分の生きざまを
レビューするもの良いかも知れませんね。

(2022年7月25日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
プロフィール 

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