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賃貸の闇が深いという話

どうも、やなぎです。
今回は賃貸のことについてお話しします。
私は不動産業に身を置いているわけではないのですが、移住のため賃貸のことに関して絶賛お勉強中。
そして気づいたのですが、賃貸っておかしな点がめちゃくちゃ多い!
ということで、今回は賃貸の正直な意見を書いていきまーす。

転居を考えている方、少しでも転居の費用を抑えたい方は必見です!

不動産関係の人がいたらごめんなさい。
かなりぶっちゃけた過激な内容になるかと思いますので、先に謝っておきます笑。

では、さっそくいきまっしょー!


1.こんな殿様商売がいまだに横行! 衝撃の不動産業界の闇について

まずは、看過できない事実をいいます。
「不動産業界はほぼ100%ぼったくりです」

ざっと、私が調べた範囲で明らかにおかしい項目は、
・仲介手数料
・家賃保証会社
・退去費用
・礼金
・更新費用
・オプション費用(消毒料、消火剤、火災保険など)
などなど

いってしまえば、ほぼ全部です。
法律や国のガイドラインで原則が決められているのに、不動産会社は良いように解釈してお金を過剰に請求します。
でも日本人はあまり強く言えないですし、そもそも賃貸のことを勉強しようという人の方が稀です。
そのため、いつまでも殿様商売ができてしまい、一向に正されずここまできてます。
おそろしいです



・仲介手数料

これに関しては、多くの人が知ってくれれば防げることですので、どんどん周りの人に布教してください!!

現状のおさらいですが、仲介手数料は家賃1.1ヶ月分(1ヶ月分+消費税)を請求されることが多いです。
まれに、仲介手数料無料や仲介手数料半額などのキャンペーンをしている会社もありますがほとんどが1.1ヶ月分です。
これを鵜呑みにしている方。
だめ!ぼったくられますよ!!

日本では不動産に関して宅地建物取引業法という法律があります。
この法律の46条には、仲介手数料は貸主と借主(入居者)から0.5ヶ月ずつ、合計1ヶ月+消費税を上限とすると明記されています。
そうなのです!
我々、入居者が支払うべき金額は半分の0.5ヶ月のみでいいのです!!

では、なぜ1.1ヶ月分の請求が当たり前のように横行しているのか。
上述したように原則では、仲介手数料は貸主と入居者が0.5ヶ月ずつで合計して1ヶ月(+税金)を支払う事とされています。
しかし特例として、入居者が1.1ヶ月の仲介手数料を支払うことに承諾していれば請求してもよいとも書いてあるのです。

実はどの会社も、契約書の特記事項などに「私借主は仲介手数料として家賃1.1ヶ月分を請求されることを承諾する」のような一文がしれっと書いてあります。
もちろん、仲介手数料のことを親身になって説明してくれる店員なんて絶対にいません。


なんで仲介手数料が0.5ヶ月ではないの?

「それじゃあ、その法律通りに0.5ヶ月分に下げてと言えば良いじゃん」
と言われましても、そんなに簡単ではないのです。それこそが闇。

例えば、あなたが契約時に「私は仲介手数料1ヶ月を承認しませんので、原則通り0.5ヶ月にしてください」と言ったとします。
そうすると賃貸会社は「それなら契約しなくて結構です。1.1ヶ月を承諾してくれる人を探すので」と強く出てくるのです。

実際に私も言われました。この物件は1.1ヶ月で募集かけているのでーって、なんじゃそれ?
法律や国のガイドラインには原則0.5か月と書かれているのに、自分達の利益のために特例をバンバン使うんです。しかも説明もなしに。

不動産会社にとって原則は関係ないもので、特例は全例に適応できるものだと思っているようです。
特例が常態化しているのなら、世間ではそれを通例と呼びますけどね。

中には、入居者から1.1ヶ月分請求しているのに、貸主からも0.5ヶ月もらう業者もいるとかどうとか。宙に浮いた0.55ヶ月分はどこへいくのやら。

仲介手数料に関しては国民全員が「私は仲介手数料1.1ヶ月を承諾しません」と言うことができれば、すぐにでも変えることができます。
だからこそ、是非とも周りの方々に布教しまくってください。

ちなみに、仲介手数料に関しては裁判でも前例が出ています。
本気で争う時間と労力、お金があるならば裁判を起こしてもいいかもしれませんね。


※この記事を書いている最中に、とんでもないサービスを見つけました。
それは「仲介手数料を絶対に0にする」というサービス
最後にまとめますので、お得に転居したい人は必見!!!



2.家賃保証会社

これに関しては、最近こんなニュースがありました。

まさに私が言わんとする事を裁判官が言ってくれています。

まず家賃保証会社ですが、現在の多くの賃貸では加入が必須になっており、入居者には拒否権どころか保証会社の選択権すらありません。
多くの場合は契約時に2万2千円の入会金と、毎月の賃料の数%を払い続けるのが一般的。古めのアパートとかだと契約金1万1千円とかもあったりします。

この家賃保証会社の機能は、家賃滞納時に貸主(大家や管理会社)に家賃を立て替えてくれること。
ただ、これは文字通り立て替えるだけ。お金は後日、しっかり満額請求されますし、支払い困難が続くと家財の押収をします。

入居者が支払っている家賃保証は、入居者本人のためではなく貸主(大家・管理会社)のための制度です。

家賃保証会社の制度に関して、ネットでは「身寄りがなく連帯保証人を立てることができない人でも賃貸契約できる」と書いてありますが、加入必須になっている時点で成り立ってないですよね
連帯保証人を複数立てる or 家賃を現金一括で前もって精算するなどの交渉をしたとしても、保証会社を契約しないと賃貸契約はNGです。

これはなぜなのか。
貸主側から考えれば、保証会社を必須にすれば間違いなく収入が得られます。嬉しいですよね。
そして保証会社は加入必須を賃貸の条件にしてもらえれば顧客で困ることはなくありません。
良い関係性ですよね。

入居者は、自分に関係のない他人のための保険を払い続けているという謎は深まるばかり。


ちなみに、賃貸検索アプリにもこのような賃貸が平然と並んでいます。

保証会社加入必須
初回手数料のみならず、
「1年毎1万円」という詳細不明な料金も徴収される

色々調べてみたところ、このような保証会社の賃貸は東京を始めとした大都市に集中しています。
理由はおそらく、人口が多ければ一部の人が不公平感を覚えたとしても、その他の人たちを相手に商売ができるからでしょう。

ちなみに長野では除外手数料と月々の支払いのみで、この1年毎に1万円というのはありませんでした。
こんなところにも地域差、企業差が出ています。
我々に選択権はないのに…。


話したいことが止まらない!

本当ならもっと書きたいんですけど、これ以上書いても長くなるだけなので辞めます。笑

他の事項を簡潔に言うならば、
退去費用はほとんど水増しされてます。
減価償却や耐用年数を考えましょう。退去時にその場でサインするのは絶対だめ。

礼金のシステム古すぎません?もう撤廃して良くないですか。
昔は大家が本当に色々としてくれました。掃除からお歳暮、場合によっては子育ての協力など。でもそれも昔の話。今は形だけが残った謎の寄付金になっています。

更新費用、家賃一ヶ月分とか払ってないですか?
更新費用は法律には明記されていない料金なので、法的には支払う義務はありません。しかし、これまた通例によって支払わなければ契約できないことがほとんど。更新費用は地域差があって、そもそも更新費用という概念がないという地域もあります。

オプション料金
部屋の消毒とか絶対やめましょ。意味のない薬をちょちょーて撒くだけですから。火災保険も自分で選んで入りますと断言しましょう。
あとは鍵交換の費用。新築なのに鍵交換費用だとさらに意味不明。



3.まとめ

今回は賃貸の闇について、私が調べた範囲で正直に書きました。
本当に調べれば調べるほど、おかしな料金がでてきて憤りを感じるほどです。

仲介手数料は払ったらだめ。
まずは0円にできるか一番下のサービスを使ったり、0.5ヶ月分にできるか交渉しましょう。

保証会社は不正の温床。
ただ現状は、選択権がないと認知されながらも規制できていない。
もし保証会社必須でなければ絶対に使わない。

その他の費用も絶対に鵜呑みにしない!


それぞれの費用を適正価格にできれば、10万円ほどお得になることもザラにあるでしょう。
みなさんが損をしないためにも、この事実をどんどん広げていきましょう。
少しばかし不動産会社の人には嫌がられるかもしれませんが、強い心で対処しましょう!笑



見つけた最強のサービス 「まるなげ賃貸」

仲介手数料を下げたい方、
まるなげ賃貸を必ずチェックしてください。

こちらの会社はなんと
実店舗0で物件紹介せず、完全オンラインのみで契約締結だけを仲介するという斬新なサービスを展開しています。

実際の流れとしては、
①入居者は他の媒体にて情報収集や内覧をする
②契約したい賃貸を決めたら、まるなげ賃貸にその賃貸の情報を送る
③まるなげ賃貸が契約書を作成し、内容を確認してサインして契約締結
④鍵が配送にて届く 終了

この企業はありとあらゆるコストをカットし、仲介した手数料0.5ヶ月を物件管理会社から貰うという構造で収益を出しています。
そのため、入居者はほぼ前例で仲介手数料が0円になります!

対面で契約できないため確認したいことなどが全てメールになったりするという煩雑さがデメリットがありますが、仲介手数料1ヶ月分安くなるならいいのではないでしょうか!



さて、長々と書いてしまいました。
参考図書も載せておくので、よかったら読んでみてくださいね。
お付き合いいただきありがとうございました!!


参考図書

本当の自由を手に入れる お金の大学 − 両@リベ大学長

純粋にこの本は超おすすめ!!
難しい税金のことや保険、賃貸、投資などお金にまつわることを、漫画で楽しく学ぶことができます。youtubeもたくさんやっている方なので、ぜひご覧ください。

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