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【私がライバル店に嫌われた理由】

スーパーやまとの店舗の多くは、県内最大手企業の店舗と競合していた。
私は人の嫌がることはしない。但し、商売上のライバルとなれば話は別だ。
「やられたらやり返す」こちらからは手を出さない。

この大手スーパーはどうもウチの店(私)のことが気に入らないらしい。

「一緒になって山梨を牛耳ろう!」という買収の誘いに対し、
「もう少し待ってください、ウチがオタクを買いに行きますから!」
年商10倍、年は70才超えの会長に向かって、30代の私が啖呵を切って断ってからのことだ。

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それまで売上げが落ちる毎週火曜日に「98円均一セール」をやっていたウチに対し、そのライバル大手は「95円祭り」を被せてきた💢

そうなればこちらは「90円の市」で反撃する!

戦いも終わりか?と思った頃、敵は「88円火の市」ときた。
火曜日だから(笑)

「社長もうやめましょう、キリがありません」社員の気持ちは分かる。
しかし男には引けない時もあるのだよ。



直ちに翌週からウチのチラシはタイトルを替えて反撃開始した。

 「87円炎の市」である!

(火を2つ重ねて一円下げただけ) もはや子供のケンカ)

ほどなく戦いは終わった…。
ライバル店は白旗を上げ、翌週から水曜日に曜日を替え「88円水の市」を開始したのだった。俺は勝ったo(^▽^)o

「やられたらやり返す、やり返したらやり返される!」よくあるチキンレース。その後ライバルの最大手スーパーは、ウチの無風だった収益店舗のそばにバンバン出店攻勢をかけて、弊社を倒産にまで追い込むのだった…。

「踏まれた方は忘れない!」
若かった私は、大手のプライド(嫉妬?)がこれほど強いとは思わなかった。

皆さんもご注意を!


※最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたが失敗した時、迷った時、逆境の時、倒産地獄から生還した私だからこそできる励ましを届けたい。皆さんの力となり、笑顔になれる記事を投稿していきます。私もまだ発展途上です、一緒に成長していきましょう!

【私はこんな人間です】


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