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【自己紹介: 初めまして!】

2017年12月、家業だった山梨のスーパーマーケット「やまと」を倒産させ、自分も破産した三代目社長の小林 久と申しますm(__)m

最盛期16店舗、年商64億円、創業105年の老舗スーパーでしたが、私の経営努力が足りず信用不安を引き起こし、業者からの納品停止の後あっけなくその歴史に幕を下ろしました。メディアでも取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるかも知れません。

「地域土着」などと格好をつけ、様々なことをしてきました。そして倒産時から現在に至るまで、従業員や取引先、地域の皆さんに助けられてきました。

倒産から丸5年がたった今、

  1. 倒産に至った経緯と、その時々の思い、そして今

  2. 早すぎたSDGsの数々

  3. 営業当時の思い出話

  4. 何も知らない私が務めた教育委員会の経験談 そして、

  5. どん底や逆境時の心の保ち方

これらを赤裸々に語り、同じ悩みを抱えている経営者や、どん底に居る皆さんさんに少しでもお役に立てたらと思い「note」に綴ることにしました。

あなたが失敗した時、迷った時、逆境の時、倒産地獄から生還した私にしかできない励ましを届けたい。皆さんの力となり、笑顔になれる記事を投稿していきます。私もまだ発展途上です、一緒に成長していきましょう!

【プロフィール】

1962年 山梨県韮崎市生まれ 山梨県立韮崎高校、明治大学商学部卒。
2001年 (株)やまと代表取締役就任。

先代からの赤字経営を引き継ぎ「破綻スーパー再生」を軸に短期間で業績を回復。2009 年度 家庭生ゴミの循環システムで総務省「ちいき経済賞エコロジー賞」を受賞、山梨県のレジ袋有料化をけん引。

2013 年 創業 100 年を迎え、買物弱者・高齢者向けの店舗展開を加速。
その他、家庭生ゴミ堆肥化(ポイント付与)レジ袋有料化、ピンクリボン自販機、ペットボトルキャップ回収、古紙回収、廃油回収、生活困窮者への食品提供、ホームレスの社会復帰支援、高齢者・身障者雇用(5%)発展途上国への楽器・衣料の送付、災害時に店内在庫が住民の備蓄倉庫として機能する協定等『地域土着経営』を進めた。
その経営手法は 2010 年度中小企業診断士試験の事例問題として出題。
公職では最年少(49 歳)で山梨県教育委員長就任。

2014 年頃から大手資本の進出により次第に経営が悪化。3期連続赤字経常も、金融機関の支援や赤字店舗閉鎖・コストカット等により 4 年ぶりに黒字転換。

しかし 2017 年 12 月 年末商戦を迎える最中、信用不安による主要取引先からの納品ストップにより営業停止から倒産。自身も自己破産へ。

閉店を惜しむ声が後を絶たず、破産処理費用等(3,000 万円)を支援者のクラウドファンディングで調達。

2018 年 8 月 これまでの恩返し経営の事例と倒産の顛末を綴った著書『こうして店は潰れた~地域土着スーパー「やまと」の教訓~』を(株)商業界より出版(増刷 6 刷)。出版社の破綻にもめげず2020 年 9 月 同文舘出版(株)より『続・こうして店は潰れた』を出版。

現在は業績不振に悩む全国の経営者や若手起業家に向け、自身の体験から学んだ逆境時の心の持ち方、倒産回避の手法等を伝える経営セミナーや個別相談で、悩める人たちに明るく寄り添っています。

きっと今苦しんでいるあなたも大丈夫です!

出典 山梨日日新聞 2017年12月7日朝刊一面

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