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【街のお寿司屋さんがピンチ!】

先日「ラーメン店の四重苦」と題して、コスト高や価格1,000円の壁などの影響で、閉店を余儀なくされるラーメン店の窮状を投稿した。

と、間髪入れず今度は「街の寿司屋」が経営継続に苦慮しているとの記事を見つけた。順調な店でも、後継者不足で看板を下す現状もあるなど、日本の国民食「寿司」界隈が少し騒がしい。


昔から寿司は庶民のご馳走だった。お祝いごとやお祭りの際、みんなで巻き寿司や握り寿司を囲んで楽しい時間を過ごしたものだ。

お父さんが宴会に出掛けた時も、必ずお土産に「寿司折り」を持ち帰り、子供たちは帰りを楽しみに待っていたものである。

時代も変わり、日本の寿司は海外で「SUSHI」にアレンジされ、健康ブームも相まって世界の人気メニューとなった。国内でも「敷居の高い」個人の寿司屋の対抗軸として「回転寿司」が生まれ、その勢いはご存じのとおりである。(今では回らない回転寿司まであるw)

👤皆さんには行きつけの街の寿司屋があるだろうか?

私には無い。カウンター越しに板前さんと小粋な会話を交わし、旬の美味しさに舌鼓を打つ…。そんな習慣がない (笑)おそらく多くの方がそんな感じでは?と思う。

もちろん高級寿司店に行って、「炙(あぶ)り」だの「漬(づ)け」だのと、知ったかぶりをかましたい気持ちはあるが、魚屋のせがれである私でさえも、気取ったお客と横並びで大好きな寿司など食べたくない。それなら回転寿司で「コーンマヨ」とかまがい物の「えんがわ」を食べた方が楽しい(失礼🙏🏻)

別に「寿司屋でスマートに食事ができたら一人前」という昭和のハードルを否定するわけではないが、板場の修行に10年掛けても、私には味の違いは分からない。


さて、人材(後継者)不足、コストの高騰、(回転寿司や持ち帰り寿司との)競争激化を原因に、街の個人の寿司屋が閉店していくと言うこの話題。

これはラーメン店や個人の寿司屋に限ったことでなく、私が辞めた個人のスーパーや街の本屋、薬屋・金物屋・定食屋・床屋・個人が営業している証券や保険の販売・旅行代理店・レコードショップ・学習塾…etc.も同様である。

これから先、機械ができることはそれに代わり、全国チェーンなど規模の優位に立った会社が業界を寡占することにより、個人の店や仕事はどんどん縮小していくのだろう。当事者にしてみれば、生活が懸かる切実な問題だ。「時代の流れ」と涼しい顔をしていられる人ばかりではあるまい。

👤「寿司なんか食べないから関係ない!」
とばかりは言ってられない時代に突入したようですよ(^^;

#大将なんか良いネタあるかい
#うちのネタは全部良いんだよ帰れ



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