Kojiro 友だち募集中

横浜に住む定年者。長くベトナムの工場で働いた。山と本が好き。山登りは北アルプスも里山も…

Kojiro 友だち募集中

横浜に住む定年者。長くベトナムの工場で働いた。山と本が好き。山登りは北アルプスも里山も好きだが一番好きなのは上高地。本は高校から親しみ今はnoteを知って書き始めた。村上春樹が好き。音楽はいろいろ。クラシックも大好き。友だちがほしくて募集中です。

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  • 読書のことやエッセイを定期的に書いていきます♬

    本が好きです。友人を作るのはなかなか難しいですが、本の中には友人も先輩もいるし、尊敬できる師もいます。 そんなことを書いていければと思います。 また、日々のエッセイも書いていきますので、よろしくお願い致します。

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定年のオジさんが海外で子供達に日本語を教えることになった!そして子供達からたくさん元気をもらっている

ひょんなことからキッズ日本語教室というところで、ベトナムの子供達に日本語を教えることになった。子供の年齢でいうと7才から11才くらい。ちょうど小学2年生から5年生くらい。 ここでは日本語を勉強するベトナムの大学生達が教えているのだが、やはりネイティブの発音がわかった方が良いということで、急きょ日本人の私に白羽の矢が立った。 正直に言うと日本語教師の経験もなく、さらにベトナム語もわからない。そんな訳で私が教える時は担当の大学生にも手伝って貰っている。 10月から開始して、

    • 高倉健さんのエッセイはカッコ良くてステキです「あなたに褒められたくて」

      高倉健さんのファンです。 高倉健さんの映画を見てファンになったかというとそうでは無くて、映画は普通程度だと思う。初期の任侠映画は残念ながら肌に合わない。実は一度エッセーを読んでからすっかりファンになってしまい、その後注視するようになった。 エッセーの題名は「あなたに褒められたくて」という名前で、後で知ったがこの本はその年の「日本文芸大賞」のエッセイ賞を受賞している。ここにあるあなたというのは、健さんのお母さんのことである。色々とエピソードが綴られているのだが、文章もよどみ

      • 山歩きが好きになったわけ

        大学に入って、ワンゲルに入った。 それまでは運動音痴で、体育の授業は大嫌いだった。球技もダメだし、体操も、走るのもダメ。 特にダメなのは鉄棒で、鉄棒にぶら下がってもどうすることも出来ず、教師の方もほとほと困っていた。 成績は普通だったので田舎の学校でイジメはなかったが、部活に入ることは無く、ずっと帰宅部だった。 そんなボクが大学でワンダーフォーゲルという運動部に入った。同じアパートに部の先輩が居たからだ。 正直どんなクラブかは知らなかったが、そこそこの運動部だった。

        • 「よりよく生きる」

          ある本を見ていたら、上のような言葉を見つけた。 今、生活をする為に働いている。 いわゆる仕事と呼ばれるもの。 おそらく大多数の方達は同じように働いているはずだと思う。 仕事をする上では、決められたことを手順通りにこなすことが大事だろうと思う。コストを抑えながらも、お客様によろこんでもらうこと。 しかし、「よりよく生きる」となると少し違うように思う。 その本にはこんなことが書いてあった。 学生達に生きる力をつけさせることは、とても大事。しかし、我々は自由人であり、

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          素敵な女優八千草薫さんのエッセイを読んで断捨離のことを考えた

          最近八千草薫さんのエッセイを読んだ。 ご高齢ではあるが、可愛らしい女優さんである。 彼女が流行りの断捨離ということについて書いておられた。 自分は、ものが捨てられ無いと言っておられた。 今犬を散歩させる時に着ているヤッケも、結婚当初に山へ行くために買ったもので、約60年も経つという。 ご主人だった谷口監督に連れられてよく山へ行かれたが、その折に購入した。 彼女も山が好きになり、一緒によく山歩きをされたようだ。そんな思い出のつまったものだから、簡単には捨てられ無い。

          素敵な女優八千草薫さんのエッセイを読んで断捨離のことを考えた

          弓道部の女子高生のこと。とてもすてきだと思う!

          用事があって日曜日の渋谷駅を歩いていた。 私鉄からJRへ移動するエスカレータで弓道の弓を持つ女子高校生に出会った。 ひとりは制服姿で、もうひとりは弓道着をきていた。 弓道をする女子高校生を以前からステキだなあと思っていたので、ついつい見入ってしまう。 背が高くすらりとした姿に、弓道の弓がよく似合う。 弓は以外に大きくて、221cmもある。したがって普通の人の身長よりもかなり大きい。 この三分の一のところで弓をひく。したがって、弓をひいている時には、弓が頭よりも大きく上に

          弓道部の女子高生のこと。とてもすてきだと思う!

          ノーベル化学賞にまつわるちょっといい話。見えないところにヒーローはいる

          おもしろい本を見つけた。 「人生はニャンとかなる」 著者:水野敬也、長沼直樹 そのなかに、次のような記事を見つけた。 1980年代後半、ダグラス・プラッシャーは、アメリカがん協会の奨学金で、クラゲの蛍光タンパク質の研究を行っていた。 そして3年後に蛍光タンパク質の複製に成功した。彼は自分の発見を他の学者にも共有しようと、成果を公開した。 彼自身は、その後も研究を続けるつもりであったが、奨学金がもらえず、職を失ってしまった。 2008年10月、この蛍光タンパク質の功

          ノーベル化学賞にまつわるちょっといい話。見えないところにヒーローはいる

          日本語に対する想いについて、あらためていえば日本語への愛か?

          明治時代、日本語がローマ字に変わろうとした時代があった。 初代文部大臣となった森有礼は、日本が欧米列強に後れを取ったその原因こそ、この日本語であると信じていた。日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字まであって学ぶべき文字数がとてつもなく多い。漢字に到っては集約が進められた常用漢字でも2136文字を数える。それに引き換え、西欧の文字はアルファベットのたった26文字である。おそらく明治の頃は万を超える漢字があったのだろうと想像できる。 このことは、現在日本語を学ぶ外国人にとっても

          日本語に対する想いについて、あらためていえば日本語への愛か?

          ベトナムの高校の卒業式らしい。白いアオザイの素敵な女子高校生がいっぱい。

          週末はいつもサイクリングでエクササイズ5/21 (土) 今日の週末も、朝7時半頃からホリデーサイクリングで、自転車でウェストレーク(西湖)を廻った。 そうすると、いつも休みのはずの高校が、人でいっぱい。終業式か卒業式かわからないけれど、白いアオザイ姿がいっぱいである。 ベトナムの学校は、9月に新学期が始まり、5月が終業式である。それから3ヶ月の長い夏休みに入る。そして夏休みが終わると9月に新学期が始まる。 こんなにたくさんの白いアオザイの高校生を見たのは初めて。髪もみん

          ベトナムの高校の卒業式らしい。白いアオザイの素敵な女子高校生がいっぱい。

          パスタといえば「ペペロンチーノ」の筈だったのだけど、大騒ぎになったお話し!

          僕はもっぱら自炊派で、結構自分で食事を作ります。  なぜそうなったかというと、お酒が呑めないせいで、時折日本のレストランへ行ってみんなと同じようにお酒を呑むと、後で大変な思いをするからです。  そんなことから頻繁に自炊をするようになりました。  この間の土曜日は時間が無かったので、今日はパスタにしようということで「ペペロンチーノ」に決めました。  冷蔵庫の中を見ると丁度玉ねぎと赤いパプリカがあったので、これでOK!  あとハムかベーコンが無いかなあと思って探している

          パスタといえば「ペペロンチーノ」の筈だったのだけど、大騒ぎになったお話し!

          コロッケ

          自炊を本格的に始めたのは、S急便の藤田さんから、ハノイにも日本品質のデリバリーの野菜がありますよと紹介されてからである。S急便で配達しているらしい。  藤田さんもハーフサイズの野菜を2週間に1度取っていると言うことで、では僕もと言うことでお願いした。  始めてみるとこれが実に便利で、玉ねぎやジャガイモ、ニンジン、キャベツにほうれん草と日本と同じ野菜が組み合わされて届く。  例のパプリカやニガウリ、茄子、里芋、大根、ゴボウまでが届くので実に楽しい。ベトナム人に言わせると恐

          「土光敏夫」氏の本

          僕の本棚には、同じ本が2冊あるいは3冊あったりする。 なんで?と驚かれるかも知れないけれど、理由は簡単で、読書量が多いとかでは無くて齢を重ねてくると好みがはっきりしてきて、読む対象が限られてくるからである。 好きな作家や対象がいるとそれを好んで読もうとする。逆に言うと、好みでなかったり、肌に合わないといくら読もうとしても頭に入って来ない。途中で投げ出したり、楽しみの筈の読書が苦痛になったりする。 もう若くは無いので、やはり好みの作家に執心する訳である。服のブランドではな

          「土光敏夫」氏の本

          ウクライナのことを考えると心が痛くなる。

          2/24に強大国がウクライナに侵攻を開始した。 2/24に強大国がウクライナに侵攻を開始した。その日からニュースが気になり、SNS等でずっとニュースばかりを見ていた。この日は私の誕生日だった。 当初Natoやアメリカ、国際連合やヨーロッパ連合の協議を見るにつけ、この紛争は早期に解決するのでは無いかと大いに期待していた。 ところがどうだろう。少しも解決への道筋が見えてこない。 毎日戦争の映像が流れてくる。 毎日の砲撃や爆撃の中でウクライナの人達が逃げまどう姿を見ると、

          ウクライナのことを考えると心が痛くなる。

          こんな恋にあこがれる。

          「淳之介さんのこと」     宮城まり子著 最近ニュースで先日亡くなった宮城まり子さんと「ねむの木学園」のことが出ていたので、書こうと想ってこの本を取り出した。この本は、吉行さんが亡くなった後に出版されたもので、たまたま眼に入り購入したものである。 吉行さんと宮城さんのことを知っている人は知っているのだろうが、高校生の頃の僕には意外であった。なにせ病気と酒と女性に耽溺する作家と片や女優であり身障者の貢献に人生を捧げる孤高の人だったからである。 もちろん、前回「私の文学放

          こんな恋にあこがれる。

          歌人 柳原白蓮。 知的で品のある女性は、いつまでも人々の記憶に残るように思う。

          「わたしの思い出」      柳原白蓮 著 青空文庫の中に白蓮の名前を見つけた。 活字に飢えてくると最近は、青空文庫をたまに覗いている。 著者名を探っていたら、柳原白蓮の名前を見つけてしまい、エッセイを読んだ。 https://www.satokazzz.com/airzoshi/reader.php... 正直書店や図書館でこの書籍を見つけることは不可能だろうと思う。 そういう意味では、e-bookの可能性は素晴らしいもののように思う。 白蓮の経歴に驚かされ

          歌人 柳原白蓮。 知的で品のある女性は、いつまでも人々の記憶に残るように思う。

          会社の同僚がピンクのリボンのパッケージでこの本をプレゼントしてくれた。

          「生き方」        稲森和夫著 言わずと知れたあの稲盛和夫氏の著作である。  もう出版されて何年も経つが、今も読まれ続けている。  この本は、僕がベトナムに来る時に、僕の師匠であり同僚である宮地さんから頂いたものである。  本人のキャラクターとは裏腹に、透明のセロファンに包まれて、ピンクのリボンがついているのに驚いた。 「どういう趣味なのだ?」と思ったが、とても嬉しかった。  仕事を続けてきて、責任のある立場についてからは、それまで続けてきた読書を離れ、ビジ

          会社の同僚がピンクのリボンのパッケージでこの本をプレゼントしてくれた。