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日本の民主主義は多様性を認めない

奈良県ヘリドクター」にて奈良市のど真ん中なのにドクターヘリが出動したのに違和感を覚えたと書いたが、もっと違和感があったのは政治家のみなさんは野党を含めて口々に民主主義に対する冒涜だとか、民主主義の根幹である選挙期間中に命を狙うのは許し難い蛮行と非難したことだ。組織的犯行ならば理解できなくはないが、個人的恨みが背景と分かっても続いていた。

犯人側から見れば選挙期間中が絶好の機会なので、何をかいわんやである。まあ政治家のみなさんも人の子だ。命を取られてしまったらたまったものではないからきつい表現になるし、ある意味民主主義で食っている人たちなのだから直ぐに民主主義擁護の発言になる。今だに犯人の動機に飛躍があると言われているが、関連団体へメッセージを送っていると知ったら納得した。

犯人の狙いは宗教団体の壊滅である。犯人の目的達成のための手段としては今回以上の成果を上げる手段は思いつかない。今回の事件をきっかけとして問題ある宗教団体が解散されないなら、この教団は永遠に日本人からの搾取を止めないのだろう。政権与党が夫婦別姓や同性婚を認めない理由が、この教団が考える家族の形が影響しているのだとするなら由々しき事態である。

#これからの家族のかたち


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