走ることが好きになった理由！ #ラグビーワールドカップ を見て気づいた話し。

視覚障害者の人って、視覚以外の感覚が優れていると思われがちですが、まったくそんなことがない #ポンコツやまぴー です。
#今日も足お小指をドアにぶつけて悶絶
#反響音で周りの状況が分かるとは無理

さて本題ですが、走り始めて約10年、もともと走ることが好きだったわけじゃないです。
ただスポーツは好きでした！
ただ、目が悪くなって、好きだったスポーツができなくなっていき、走るのも厳しくなってスポーツをするのを諦めていた。
だけど、走ることを諦めて約10年ぶりぐらいに伴走してくれる人と走ってみると、走るのが楽しかった！
それはできなくなったことが、また違うかたちでできるようになった嬉しさだったり、全力で走れる喜びがあったから。
そして、マラン挑戦したり、代表選手目指すようになったりと、いろんな目標や夢ができた。
マラソンを走り始めたきっかけ、だいぶ割愛してますが、こんな感じ。

で、もともと走ること好きだったわけじゃなかったのが、好きになった理由も
・夢ができたからとか、
・伴走者の方とのたくさん出会いがあるからとか、
いろいろとあります。

で、ここ最近、ラグビーワールドカップを見て、
『あっ、なるほど！！ぼくが走ることが好きなった理由はこれもある！！』と、今さらながらぼくが走るのが好きになった理由に気づいた！！

それは、
『伴走者の方達とチームプレイで走っている！』

いままでチーム山下として、みんなに伴走してもらっていたので、もちろんチームとしてやってきたのは分かってたけど、じゃあ、なにがチームプレイなのか？

なんとなく、一緒に走ることがチームプレイだとか、同じ目標に向かって一緒に戦ってくれる人達だとか、抽象度が高い話しばかり。
だったと思う。。。
ここをちゃんと深堀りできてなかった。

でもラグビーを見ていて、ブラインドマラソンのなにが具体的なチームプレイが言語化できることに気づいた。

例えばラグビーのパスを出すときのチームプレイ。
相手がどこにいるかを確認しながら、どこにボールをなげたら受け取りやすいか。
またほかの選手達は、今、自分ができる最善は何か、何よりもチームの目指す共通の目標にむかって全員が動くとき、そのチームは非常に大きな力を発揮する！

うん、なるほど！
じゃあ僕の場合は、伴走してくれる人と走るので、お互い走りながら一緒にどこのコースを走ったら、一番速く安全にリズムよく走れるのか、そういったチームプレイをしてる。

伴走したことがない人だ、おそらく見えている伴走者が走るコースを決めて、その走るコースを声かけして伝えながら一緒に走っている。
と思われる。

でも、
ぼくの場合は少し違います。
いや、実際に伴走してくれる人からしたら少しではなく、かなりかも(笑)

僕の場合は、弱視でなんとか中心視野がなんとか残っているので、道路の線など、その視野のなかに入れば少しだけ見えて分かります。

なので、勝手にこのコースを走りたいと伴走ロープを通して、伴走者の方に伝えながら走ってます。

ただ目の前を人が横切った時や影などでその線が見えなくなったり、そもそもそういった基準となる線がないコースだとどこを走っているのか分からなくなります。

なので、そんな時は伴走者の方から走るコースの声かけや伴走ロープから伝わってくるこっちのコースを行くよ。的な感覚をもらいながら、安全に走れるコースの軌道修正をしてもらってます。

この表現で伝わるかな？
とにかく、伴走者の方や一緒に走ってくれる人達みんなで最適解のコースを探しながら走ってる感じのチームプレイがとても好きなんです！！

ブラインドマラソンもまさに
『One for all,all for one』
ひとりはみんなのために、みんなはひとつの目的のために

前回の記事に重なります(^^♪

もちろん一緒に走るだけのことではなくて、毎日、代わる代わる誰かに伴走サポートしてもらっているので、チーム山下の伴走者は全員がレギュラー！

少し話しが脱線してしまいましたが、そんな素敵なチームメイトの皆さんと一緒に走れているので、走ることが好きになったんだと、今さらながら腹落ちした話しでした。

なんで好きになったのか？
深堀りするの大切ですね！

文章だとうまく伝わるかどうかよく分からないけど、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！

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