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僕の行動基準は『楽しい』か、『楽しくない』か。

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(楽しみたい)です🐈

本日の記事は「楽しいのが好き!!!!!」みたいな、だいたいそんな感じの内容です。

言葉足らずだったので補足します。

昨日あったライブの企画が「後輩が先輩に質問する」という内容だったのですが、その中で「お笑いをやる上で大切にしていることは?」みたいなことを聞かれました。

それに対して僕は、「楽しくないことはやらない」と答えたんですね。
すると後輩から「尖ってますね~」と返されまして、一瞬「え?尖ってる?どこが?」と思ったのですが、確かにこの答え方だとそう思われちゃうかと。
なんか「やりたいことだけやるよ!やりたくないことなんかやらないよ!俺がルールだ!」みたいにも取れますもんね。

ちょっと言葉足らずだったなと思うのでここで少し補足しときます。
その後輩は元より、他の出演者も、お客様もこの記事を読んでいない可能性が高いですが、自分のための脳内整理みたいなもんです。

自分がコントロールできる範囲で、楽しさを上回るくらい楽しくないことはやらない。

まず、この言い方だと「楽しくないことは“一切”やらない」という風に聞こえますが、もちろんそんなことはありません。
というか無理です。
人と関わらないといけない以上そんなことは有り得ません。
あくまで「“自分のコントロールができる範囲で”楽しくないことはやらない」ということです。

そして、自分がコントロールできる範囲であっても楽しくないことをやることはあります。
それは「先にある大きな楽しみのためにやらなきゃいけない小さな楽しくないこと」です。
簡単な例で言えば、舞台に立つ(楽しい)ためにネタ作りをする(楽しくない)みたいなことです。
主催ライブのための雑用(出演者との連絡・会場の手配・道具の準備・台本の作成・予約サイトの準備・動画の編集・アーカイブの公開・等々)もそうです。
嫌な営業(楽しくない)だけどギャラがいい(楽しい)からやるなんてこともあります。

まとめると、「自分がコントロールできる範囲で、楽しさを上回るくらい楽しくないことはやらない」という感じです。

正解は「楽しむ」です。

他に誤解を招きそうなポイントをフォローしておきます。


「楽しくない」は僕の中でそう確信している場合の話で、「楽しくなさそう」なら試してみることはあります。
やってみたら結果的に楽しかったなんてことは何度もあるので最初から切り捨てはしません。


楽しくないことでも、楽しい要素を探したり楽しくなる工夫を考えてみたりはします。
切り捨てるのは簡単なことなのでその前に最大限の努力はするんです。


「楽しくない」は「しんどい」とか「苦手」とかとは違います。
むしろ「しんどい」や「苦手」は突っ込むべきGOサインだったりもするくらいです。
「しんどい」や「苦手」はやってみて得ることが多いですが、「楽しくない」は得るどころか失い方の方が多いと感じています。


僕の発言の流れで他の芸人さんが「自分はむしろ逆でウケることが大事で、自分がやりたいことよりもウケることをやる。」という趣旨の発言をされていました。
これに関しては割と僕もそっち側で、決して「自分が楽しければウケなくてもいい」という考えではありません。
ウケることをやりたいですし、何よりウケないと楽しくないので、結果的にウケる方向に考えます。

結論としては、「楽しくないことはやらない」という言い方が悪くて、「楽しむ」とかにしとけば印象も良かったんだろうなぁと反省しております。

楽しそうだったから芸人になった。

とは言え「楽しくないことはやらない」は本音で、実際にそうしたいと思っていますが。

芸歴10年目くらいの時にちょっと悩んだ時期がありまして、自分がなんで芸人になったのかを振り返ったんですね。
そうしたら、芸人を目指したきっかけは「楽しそうだったから」でした。
「こんな楽しそうな世界に入りたい」と思ったわけです。

であれば僕にとっての正義は「楽しい」なんですね。
楽しくなければ意味がなくて、楽しくないなら芸人をやってる必要がないんです。

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