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瑠璃星の部屋

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心の声で綴る星たちの部屋。そう、瑠璃星は私の作る大切な詞や小説なんです…。
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富士五湖のリィとネェ

富士五湖のリィとネェ

  「富士五湖のリィとネェ」

「お〜〜〜い皆んな〜、早く早く」

先に湖畔に着いたリィが大きな声で叫ぶ

「ネェ!早く〜、水が冷たいよ!」

ネェが湖畔に着くと直ぐに裸足になって

ジャブジャブ

「気持ちいいねー」

「富士山は大きいし、湖もこんなに大きい」

リィもぐるっと見渡して、空を見上げる

そして目を閉じると

「スーッ、ハァーッ、空気も美味しい」

ネェも、湖に入ったまま目を閉じて

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八方池のリィとネェ

八方池のリィとネェ

  「八方池のリィとネェ」

♡ リィ・ネェ・トトの ハイキング♡

♡北アルプスの入り口♡

♡八方池だよショートショート♡

トト
 「🎵青い空〜🎶白い雲〜♩鳥〜が呼ぶよ〜♬」

ネェ
 「トトの歌 聴いてられんワ~! 音痴〜! 青空が台無しや〜!」

リィ
 「そんな歌 知らんし〜」

トト
 「だってこれ今作った歌だよ〜!ヘヘ~」

まったくもう、出だしからコレです。

さてさて、今回

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水鏡のリリィとネェネ

水鏡のリリィとネェネ

  「水鏡のリリィとネェネ」

  ♡ トットが誘った3人の♡
   ♡バーチャルハイキング♡
   ♡ショートショート♡

 「うわぁ…綺麗!天空の水鏡だね〜」
リリィはそう言うと水辺に走り寄った

 「ネェネ、こっちこっち! ほら、こうして見ると水と青空が繋がるよ」

 「どれどれ、こうかな…? ほんとほんと繋がってる〜」
リリィとネェネはしゃがみ込んだり、股のぞきのポーズを取ったり、楽しそう

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短編小説「再会」

短編小説「再会」

  短編小説「再会」    山瑠璃草

 いつものバスターミナルの バス停に並び、何気なく前を見た僕は一瞬 目を疑った。横顔は確かに君だった。こんな所で君に会えるなんて、そう思いながら君を見ていた。

 好きになった人だから、今も君が眩しく見える。素知らぬふりをしてるけど、君の方が先に気づいていたのかも知れない。そんなことを考えたりもした。
 君はもう僕の手の届かない人。腕時計を見ながら僕も素知ら

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