富士五湖のリィとネェ
「富士五湖のリィとネェ」
「お〜〜〜い皆んな〜、早く早く」
先に湖畔に着いたリィが大きな声で叫ぶ
「ネェ!早く〜、水が冷たいよ!」
ネェが湖畔に着くと直ぐに裸足になって
ジャブジャブ
「気持ちいいねー」
「富士山は大きいし、湖もこんなに大きい」
リィもぐるっと見渡して、空を見上げる
そして目を閉じると
「スーッ、ハァーッ、空気も美味しい」
ネェも、湖に入ったまま目を閉じて
「いろんなことあったけど、大きな富士山と
広ーい湖が笑ってるよ」
「そうだね、富士山から見たらちっぽけな
ことなんだよ ( ˊᵕˋ)ノ. .`) ヨ シ ヨ シ」
リィはネェにヨシヨシをした
「おーい皆んな、富士山の天然水、沢山
買ってきたぞー」
おとーちゃんがいつもの様に思いっきり
遅れてきた
「ネェ、二人で湖の水をひっかけちゃおうか」
「いいねえ、遅れてきたバツ!リィいくよ!」
「それー掛けろ、ジャブジャブ」
「わーい、ジャプジャブ」
おとーちゃんはたまらず
「うわっ、冷たい、何をするー」
ペットボトルの天然水を湖に放って
「やるかー!それ反撃、バシャバシャ」
「きゃ〜、冷たいやろ」
「きゃ〜、わぁ〜」
「きゃ〜、ぎゃ〜」
まあまあ、なんとも楽しげな三人ですなぁ
さいごに三人で手を繋ぎ、記念写真パシャッ
ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)
おしまい
《登場人物》
リィ → 妹
ネェ → 姉
おとーちゃん
《ご参考》
・富士五湖の本栖湖という湖
・千円札はここがモデルです
(正確には後ろの山の少し上からの絵です)
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