山瑠璃草

瑠璃色の小さな花・山瑠璃草が詩やエッセイを書きます♡ 趣味は登山、自然の中に咲く高山植…

山瑠璃草

瑠璃色の小さな花・山瑠璃草が詩やエッセイを書きます♡ 趣味は登山、自然の中に咲く高山植物や山野草が好き♡ X(旧Twitter)とリンク♡ 2024年に休止します♡ Instagram →watowato1

マガジン

  • 言の葉の詩(うた)

    月や星 草や花 私の好きな沢山の言葉たち 「好きな言の葉のうた」として詩を詠んでみたいと思います 時として心の叫びを綴ることもあります

  • さる公家の姫の和歌

    ある公家(摂家)の一ノ姫さまの詠まれた和歌集です

  • 瑠璃星の部屋

    心の声で綴る星たちの部屋。そう、瑠璃星は私の作る大切な詞や小説なんです…。

  • 山のこだま (朗読etc.)

    かすれた声で朗読にチャレンジしてみます

  • 山瑠璃草「心の声」の日記

    私・山瑠璃草の「心の声」を綴る日記です

最近の記事

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セピア色の思い出 1

「セピア色の思い出」 遠い遠い昔、幼いころの話。 微かな記憶だけのセピア色の思い出。 ただぼんやりと綴る。 そこは港の近くの東峰寮という名の家族寮。 その2階の一角の部屋に家族4人で住んで居た。 「窓下の路地」 昭和39年 日曜の朝。 小学生の私は 2階の窓から外をぼんやりと眺めていた。窓下の路地には居酒屋が並ぶ。昨夜の喧騒から、今朝は蝉の声に変わっている。スタンド京子という店の2階の窓、スリップ姿にくわえ煙草の女性と目が会った。その人は「チッ」っと唾を吐き捨て窓を閉め

    • 誕生日の魔法

      「誕生日の魔法」 今夜 僕は魔法をかけられる 父と母に再会できる魔法だ 年に一度の素敵な瞬間に 母の呼吸を感じ 鼓動を感じる 父の優しさと 笑顔に触れられる 太陽の周りを一周すると その空間に父と母が待っている もう何度も周った そして今年もまた 待っていてくれる 地球という舟に乗り 母なる太陽をまた一周 宇宙の中のたった一点 産ぶ声をあげたこの空間 今ここに居る 大切なこの空間に居る 満70歳です 古希を迎えました 古希は「人生七十 古来 稀

      • 意識の底

        「意識の底」 いつからここに居るのだろう この白い空間は 何処に流れて行くのだろう 教えてくれる人は誰も居ない そうか 意識の底を漂っているに違いない 生きているのか死んでいるのか それさえも分からない ただ とても気持ちが良い 白い空間が心地良い 意識の外で きっと微笑んでいるのだろう 《おまけの日記》2024/8/3 お爺さん やさしいなぁ 遠い遠い 山間の 初めて来た村 オオムラサキに逢いたいと思い 尋ねた 村の公園 オオムラサキ

        • 生きる

          「生きる」 辛いのなら 思いっきり泣いて良い 歩めぬなら 這いつくばって進むと良い 寄り添う人には 心の底から湧く 笑顔を見せると良い 好きだった登山だから 病いに侵された両足をかばいながら 人生最後の3000m級の山岳に挑んだ 三歩進んでは休みながら なんとか山頂に立てた 嬉しくて泣けた 早朝の登りに車中泊は必須 今回も 道の駅くろべなどの 思いやりスペースに泊まった 妻が数百キロの道のりの殆どを運転 感謝しかない 脱線「私の病い」

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        セピア色の思い出 1

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        • 言の葉の詩(うた)
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        • さる公家の姫の和歌
          1本
        • 瑠璃星の部屋
          5本
        • 山のこだま (朗読etc.)
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        • 山瑠璃草「心の声」の日記
          6本
        • セピア色の思い出 リアル 山瑠璃草
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        記事

          萎れた花に

          「萎れた花に」 萎れた花に水をあげよう 広がる青い空なのに 早く元気になれるよう 僕が花に水をあげよう だから明日は 君の笑顔を見せておくれ  Photo : イワギキョウ(岩桔梗)      乗鞍岳 2024/7/24 脱線ショートショート  「ハイキング同好会と私」 あれは確か34歳の頃だったと思います。私は会社(工場)の、発足間もないハイキング同好会に妻と入会しました。 同好会創設者は関西弁の西川工場長でした。 私の居た工場は3000〜4000人規

          萎れた花に

          愛すること

          「愛すること」 理由なんか要らない 君が好きだ 君を愛してる ただそれだけで良い それが一番大切 山は秋が始まっていました 寂しいですね Photo : ミヤマアキノキリンソウ     乗鞍岳にて 2024/7/24

          愛すること

          【令和版百人一首 恋の巻 他の部】 苦戦しています! 「是非是非、ご参加をお願いします」 協力要請 拡散希望🙇‍♂️

          【令和版百人一首 恋の巻 他の部】 苦戦しています! 「是非是非、ご参加をお願いします」 協力要請 拡散希望🙇‍♂️

          令和版百人一首 恋の巻【他の部】参加致します

          令和版百人一首 恋の巻【他の部】参加致します よろしく お願い致します 応募句      柔らかな 膝の枕に ゆったりと    君のハミング ゆらぁり ゆらり 若い頃愛する妻と二人きり、アパートの六畳部屋に居る状況を思い出します。 西陽の温かな昼下がりの部屋は、まだ家具もあまりなく、のんびりできる心地良いスペースをつくっていました。 妻はと言えば何やらレースの編み物を歌いながら勤しみ、私はのんびりと畳の上で寝転がって本を読んでいました。 ころころっと寝返りの振りを

          令和版百人一首 恋の巻【他の部】参加致します

          関わり

          「関わり」 人と人は  教えあったり  助け合ったり  喜びあったり  悲しみあったり  支え合ったり 関わり合うことは 普通にあること そして 人として大切なこと けれど 忘れてはいけない それは 憎しみ合うことは あってはならない Photo:ミヤマダイコンソウ(深山大根草)     乗鞍岳 2024/7/24

          辿る

          「辿る」 妻に連れられ 道を辿り 思い出と出逢う 思い出の映像が 浮かび上がる そこに居た人を偲び 思い出が時と結びつく ほんのりと 時の香ほりが蘇る ひとり ほくそ笑む

          乗鞍岳 Last Climb of My Life

          「Last Climb of My Life」〜乗鞍岳〜 山はきつかった やはりもうだめ 呼吸は苦しいわ 足は上がらんわ 指が白くなるわ よろめくわ 転倒するわ 死ぬかと思った 山よ これだけけなしたから 喧嘩別れだな でもなぁ 今までありがとうな

          乗鞍岳 Last Climb of My Life

          人生最後の登山

          「Last Climb of My Life」  〜人生最後の登山〜 機は熟した  さあ行こう 山岳に…  あるものは頂  感じるものは地球  香るものは空 槍よ穂高よ  遥かなる時を  その輝きを見せてくれ Last Climb of My Life ! 追記) 免疫の病い小脳の病いに侵され 好きだった登山もままならず 人生最後の3,000m級の登山に 今出発します

          人生最後の登山

          山岳を行く

          「山岳を行く」 いつも太陽が輝いていた 額に汗の雫が膨らみ 幾筋も 鼻を伝い頬を伝い流れた 高鳴る鼓動は若さの奏 荒い息遣いは躍動するリズム まだまだ高いその頂きを仰ぎ 笑顔で呼吸が上下する 岩を一つ また一つ 確かめるように歩を進める 眼下に雲海が広がり 遠く山々は連なり 登って来た尾根を振り返る ボトルの水を 豪快に口に流し込む 足下に咲く可憐な花が力をくれる さあもう少し 山岳は夏の音楽となった 写真は 2018/10/28 6

          山岳を行く

          令和版百人一首恋の巻冬 : 是非ご参加下さい

          令和版百人一首恋の巻冬 : 是非ご参加下さい   ❣️皆様の参加をお待ち致します❣️

          令和版百人一首恋の巻冬 : 是非ご参加下さい

          令和版百人一首 恋の巻【冬の部】参加致します

          令和版百人一首 恋の巻【冬の部】 参加致します よろしくお願いします 故郷の夜を一面に白くする雪 君と僕のものだと思っていた雪は 僕の居ない故郷に今も降る 寂しさを感じつつも 二人の雪は美しい思い出に変わりました #百人一首恋の巻冬  初めての参加です よろしくお願い致します🙇‍♂️

          令和版百人一首 恋の巻【冬の部】参加致します

          谷桔梗

          私にとり畏れ多きお方の詠まれた和歌です ( 𝕏へのpostの御承諾を得ております) 訳) 森の静寂な景色の中、白い花は、 その儚き様子がまるでこの世の摂理 のようて虚しい 二首目 お祖母様が亡くなられて詠まれた和歌だと思います 訳) 涙で濡れた喪服の色と 触れている花の色が混ざり合い 流れるような様は 何とも言いようがないのだよ このお方は 𝕏 (旧Twitter) にて誹謗中傷を受けアカウントを閉じました ある公家(摂家)の一ノ姫(長女)でいらっ