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八方池のリィとネェ


  「八方池のリィとネェ」



♡ リィ・ネェ・トトの ハイキング♡

♡北アルプスの入り口♡

♡八方池だよショートショート♡


トト
 「🎵青い空〜🎶白い雲〜♩鳥〜が呼ぶよ〜♬」

ネェ
 「トトの歌 聴いてられんワ~! 音痴〜! 青空が台無しや〜!」

リィ
 「そんな歌 知らんし〜」

トト
 「だってこれ今作った歌だよ〜!ヘヘ~」


まったくもう、出だしからコレです。


さてさて、今回もいつもの三人の笑いと感動のハイキングのお話です。


出掛けた先は、標高2060mにある長野県白馬村の八方池。

ゴンドラ、リフト、リフトと乗り継いでの楽々ハイキングです。


そしてそして
圧巻の北アルプス・白馬岳と、八方池の水鏡の大絶景は、見るものを魅了します

(水鏡続きですね)

八方池と北アルプス・白馬三山



 「わぁ〜! 綺麗〜」

飛び上がりながら、三人は口々に感激の言葉を叫びました。


トト
 「一番右の白い山が、しろうまだけ(白馬岳)、左から右まで全部を白馬三山って言うんだ」

リィ
 「し・ろ・う・まって読むの?」

トト
 「はくばむら(白馬村)とか、はくばえき(白馬駅)というけどね、山だけがしろうまなんだ、知らんけど」

ネェ
 「出た!無責任な ”知らんけど” 」


トト
 「ねぇ、二人で八方池の 反対側の水辺に行ってよ。山を背景に写真撮るからさ」

リィ・ネェ
 「オーケー! じゃあお願いね」

白馬三山と八方池に挟まれる二人


二人は2〜3分で反対側に着いた。小さな池である。


トト
 「じゃあ、撮るよ〜」
 「イチ足すイチは〜?」「ニィ〜」
 「パチリッ」


戻って来るとリィが
 「山で入れるコーヒー、持って来たよ」
 「さあどうぞ、はいトトはこれ」
 「ネェは可愛いカップでどうぞ」

トト
 「美味しいなぁ、ありがとう〜」

ネェ
 「絶景と美味しいコーヒー!」
 「最高の幸せ」

リィ
 「白馬に乗った王子様に逢えたら、もっと幸せなのにね」

ネェ
 「白馬村だから? フフフ居るかもよ」
 「うまいなぁ!座布団1枚、あははは〜」


こうしてこの日も
三人の笑い声は尽きなかった
そして、三人の心と身体は
北アルプスの山々に溶け込んで行った



おしまい



《登場人物》
 リィ → 妹
 ネェ → 姉
 トト → 友達 (おとーちゃん的存在)


《ご参考》
・ハイキングマップ共有します
・ゴンドラとスキーリフト2つ乗り継いで八方池山荘へ楽チン移動
・八方池までは木道や木の階段が多く整備されて、歩きやすいです
・お子様も一緒に行ける、なだらかな登りは約1時間半
・途中にトイレもあります

注)
私は一時期毎年秋に7〜8回は行って、雲一つない快晴は1回だけ、でも雲があっても上に行くと眼下が雲海だったりして、それも良いです。

八方尾根マップ


マップの真ん中から上が歩くコースです
(八方池山荘〜八方池)


《👇八方池をもっと上から見た写真》

八方池は標高2060mにある


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