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yamaラジの裏の話#109 7月大歌舞伎の感想。

yamaラジの裏の話へようこそラジオ主のヤマミーです。
先日歌舞伎座へ7月大歌舞伎に行ったお話しをしました。
歌舞伎は新橋演舞場で新春歌舞伎は観たことあるけど歌舞伎座で観るのは初めて。

第一部の「あんまと泥棒」と「蜘蛛の絲宿直噺(くものいとおよづめばなし)」を観てきました。

あんまと泥棒はラジオドラマで放送された作品で
昨年ウッチャンナンチャンの南原清隆さんと俳優の近藤芳正さんが出演した作品でもあります。

この二つの作品今の時代を通じる部分があります。


あんま泥棒

尾上松緑さん演じる泥棒は騙されて犯罪に走ってしまいます。
中車さん演じるあんまは障がいがあると言うことで今も昔も生きることが困難な時代。
裏家業で金貸し業をしています、二人は酒を飲むうち身の上話をし。
「死んだ妻の仏壇が買えないくらい貧乏なんだ」と言う話になります。
同情した泥棒は投げなしお金をあんまにあげます。
今で言う若い人が職を失い給付金詐欺などにして騙した弱いお年寄りに懲らしめられるのと同じ。
弱ければ武力ではなく知恵で今を生き抜くと言うお話しでした。


蜘蛛の絲宿直噺

これも再演物でドラマ「半沢直樹」の詫びろ詫びろの名ゼリフで有名になった伊佐山部長役の市川猿之助さんが魅せてくれました。
禿など蜘蛛の精など六変化、着物などに猿之助さんの家紋が入っているなどこだわりが。
セリフなどにも「変異種」、「緊急事態宣言いつまで続くの?」などあり笑いあり。
特に凄かったのはふすまに野球選手なみのスライディングで入るシーンがあり。

身体能力高い魅せるところは魅せる。

歌舞伎を観て感じたことは一流の人の一流の仕事を観れた。

今回は第一部のみ観劇だったけど
第二部は松本白鸚さん、第三幕は市川海老蔵さんと陸王に出ていた市川右團次さんと豪華メンバーばかりでずっと1日観ていたかったなぁ。
やっぱりエンタメや伝統文化は心の栄養だと感じ。
東京オリンピックも無観客試合で早く色んな国の方がスポーツだけでなく、歌舞伎や宝塚などのエンタメやアニメや漫画などのサブカルチャーを楽しむことが出来ず寂しく感じます。
早く普通にエンタメを楽しみ旅行が出来る日が来ると良いな。

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