【システム屋考】リモートワーク検定制度?
コロナ、5類に
本日2023/5/8より日本でもCovid19が5類になり、リモートワークから出社への回帰が加速しそうな状況である。
これまでもアメリカの大手テック企業でもオフィスへの回帰が話題になったり、日本でも週〇回は出社必須という話はよく聞くし、5類によって原則出社となったという話も聞く。
さて私自身はというと、契約しているクライアントがいずれもリモートワーク前提での内容となっているため、今後もフルリモートでの働き方が続きそうだ。
もし契約が終わって別の仕事を探すとしても、基本はフルリモートの案件に絞って探すと思う。
現在メインの案件(月額固定/時間の上限・下限あり)と、サブの案件(完全時間単価)を組み合わせて働いているが、この働き方が可能なのもフルリモートだからだ。
性質の違う二つの案件に関与させていただくことで、経験の幅を広げることができており、本当にありがたい次第だ。
リモートワークの向き・不向き
さてこのリモートワーク、あらゆる仕事や人にとって向いているかというと、決してそうではない。
リモートワークと親和性が高いと言われているIT業界においてもそれは言える。
リモートワークについては以前にこんな記事を書いている。
雑にまとめると、実力のあるベテランには向いているが、実力のない人や新人には向いてないよねということを言っている。
打ち手はリモートワークスキル検定爆誕か?
過去色々書いたリモートワークへの適性。
これをもう少し肉付けして検定っぽくはできないだろうか?
もちろん検定に受かったからといって、問題なくリモートワークできるわけではないだろう。検定というのは所詮は筆記試験(恐らくマークシートかWeb受験方式になるだろうし)であり、実地のスキルを測るものではない。
ただ、秘書業務にだって秘書検定があるし、要は体系的な知識を学び理解度を測るツールとして検定は一定の効果がある。
変なマナー検定のようなものになってしまうと残念ではあるが、IT業界に絞った形で、実際に役に立つ検定を作れないものだろうか。
一応既にこういった検定は存在するようだ。
これはこれで面白い試みだが、私のイメージするものはもう少し具体的なコツやテクニックのようなものを想定している。
試験内容案
コミュニケーション編
Web会議ツールの選定と利用
1on1の実施方法
グループチャット/個別チャットの使い分け
プロジェクト/タスク管理編
作業計画の可視化
タスク設計の方法論
プロジェクト管理ツールの選定と利用
進捗会議の進め方(アジェンダ作成・決定事項の伝達など)
パフォーマンス評価編
作業量、品質の評価基準
主体性マインドの評価基準
カテゴリ分けやラインナップもまだ全然粗いが、もう少し肉付けして体系化しておけば、例えばリモートワーク前提の現場への人材アサイン時にこれらの項目への対応レベルをチェックリスト的に質問することで、リモートワークに向いていない人の採用を防ぐこともできるのではないか。
私が最重要だと思うのは、やはりタスク設計・管理の部分だ。
全員がプロジェクト全体管理をできる必要はないが、自分自身のタスク設計・管理ができていることはリモートワークをするものとしてMUSTだと思う。これができていない人のお守りをするのは本当にしんどいものだ。
アイデアの域を出ない内容ではあるが、現時点の私の頭の中を言語化してみた。また折に触れてリモートワークについては書いてみたい。
それではまた。
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