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【神奈川県議会で虚偽答弁か】水源環境保全課の説明に疑義/環境農政常任委員会の陳情採決/意思決定に影響の恐れ
神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は18日、筆者が提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。
陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、所管課の水源環境保全課は他自治体の事例に関して事実と異なる説明をするなど、制度改正の必要性がないとの印象操作をした可能性が極めて高く、各委員の意思決定に影響を与えた恐れがある。
県議会議
【2027年度「山北駅」駅舎建て替えへ】湯川町長「町として整備を検討」/「鉄道の町」の玄関口新装/町議会一般質問で明らかに
かつて「鉄道の町」として栄えた神奈川県山北町。
その中心部にあるJR御殿場線「山北駅」について、JR東海が2027年度に駅舎の建て替えを予定していることが、3月4日分かった。同日開会した町議会定例会の一般質問で湯川裕司町長が明らかにした。
同年度には新東名高速道路の山北スマートインターチェンジの開通も予定されており、車と鉄道の〝玄関口〟が同時期に新装されることになる。
ただ、JR東海は建て替えの
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】担当課「町長より指示があり、1社随契」/町長「1社随契と言っていない」/どちらが〝虚偽〟説明か
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」などと指摘を受けた問題。
12月の町議会一般質問で湯川町長は担当課に対して「1社随意契約にしろと言ったわけではない」などと答弁し、問題の契約は担当課である商工観光課が進めたかのように強調した。
だが、1月時点で筆者が入手した文書で同課は「町
【情報開示請求】申請用紙1枚書けば可能/行政監視の「how to 」を/読者からのリクエストにお答え
神奈川県山北町に移住して2年半ほどの月日が流れた。
この間、町議会一般質問を全て傍聴し、湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨をまとめるなどしてきた。
また、町のふるさと納税に関する業務委託契約について住民監査請求を実施し、「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」とする監査結果を導き出した。
知名度が低いこのnoteではあるが、町民の中には熱心に読んでくれる人もいる。そんな読者から「住
【神奈川県山北町】町長肝いりの「CFO」進まず/核心を語らない「町長と語ろうまちづくり」
「『森』の活用を子どもたちと 山北町で進むCFO制度」ー。昨年7月に行われた神奈川県山北町の町長選挙の直前、地域情報紙「タウンニュース」にこのような記事が掲載された。
この記事は4期目の当選を目指した湯川裕司町長の後援会が製作したもので、町面積の9割を占める森林の活用を訴えていた。「CFO」とは「Children Forest Officer」の略で、町長が「湯川裕司」個人として登録した商標だが、
【2023年9月神奈川県山北町議会】三保地域は重要な観光拠点/ナラ枯れ対策費拡充/手話通訳者の窓口設置を検討
山北町議会9月定例会が4日開会し、6人が一般質問に立った。遊休施設の活用やナラ枯れ被害の現状などが議論された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。
三保地域は重要な観光拠点2021年度で閉園した三保幼稚園は築40年以上がたち、老朽化が進んでおり建物を含めた跡地利用の具体的な計画はない。
今年度策定している第6次総合計画への位置づけを検討し、地域振興につながるよう、地域の意見を聞きながら(
【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託】契約業者は「孫のサッカー関係からの紹介」/町民への説明はようやく「検討」/湯川町長が答弁/町議会6月定例会
神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題で、湯川町長はこの業者との関係性について「孫がサッカーをやっている。その紹介」だったことを13日、明らかにした。また湯川町長は監査結果が公表された3月22日以降、この問題つ
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