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Kindle本【中山間地域を維持するための処方箋】執筆/山で働きながら記事を書く人を目…

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Kindle本【中山間地域を維持するための処方箋】執筆/山で働きながら記事を書く人を目指していますが、記事執筆で収入をほとんど得られていないので活動費のご協力をいただければ幸いです。1987年生まれ、横浜市出身。地方新聞記者を経て独立。神奈川県山北町在住。

マガジン

  • 2022年度神奈川県山北町議会・一般質問

    神奈川県西部の山間地にある山北町は、県内全市町村の中で人口減少率が最も深刻な自治体です。 このマガジンでは、2022年度中に開催された山北町議会一般質問の内容をまとめています。 ザックリとですが、この町の議会でどのようなやり取りが行われているかを把握できると思います。 今後も議会傍聴と記事執筆を続けていくためにもサポートをいただけたら幸いです。

  • 2021年度山北町議会一般質問

    神奈川県西部の山間地にある山北町は、県内全市町村の中で人口減少率が最も深刻な自治体です。 このマガジンでは、2021年度中(計4回)に開催された山北町議会一般質問の内容をまとめています。 ザックリとですが、この町の議会でどのようなやり取りが行われているかを把握できると思います。 今後も議会傍聴と記事執筆を続けていくためにもサポートをいただけたら幸いです。

  • 森林ライターの雑記帳

    地方新聞記者だった筆者が一度ペンを置き、チェーンソーを握って山に入ったのが2019年12月。 それ以来、山に身を置きながら人口減少が止まらない中山間地域をいかにして維持していくかを考え続けている。 日本列島の約7割を占める「森林」という国土の利用はこれからどうしていくべきか?このマガジンを読むと、そういった一見壮大なテーマを考えるきっかけになるかもしれない。

最近の記事

  • 固定された記事

森林ジャーナリストの田中淳夫氏も注目!?Kindle本「中山間地域を維持するための処方箋」

昨秋出版したKindle本「中山間地域を維持するための処方箋」について以前、日本唯一の森林ジャーナリストの田中淳夫氏にブログで取り上げていただきました↓↓ タイトルは「元新聞記者が書いたKindle林業本」。 それなりに評価していただいているようなので、気になる方はポチッとお願いいたします🙇‍♂️(価格は250円→300円に値上げしております)

    • 神奈川県総務局人事課に対して、水源環境保全課長の懲戒処分を求める文書を送付‼️

      令和6年3月18日開催の神奈川県議会環境農政常任委員会で、陳情採決の際に同委員会委員から説明を求められた水源環境保全課長は事実と異なる発言をするなど、同委員会委員に正確な情報提供をしなかった。 このような行為は明らかに県民に対する信用失墜行為であり、県職員行動指針にも抵触しているため、5月3日、同県人事課に対して水源環境保全課長の懲戒処分を求める文書を送付した。 以下に送付文書を添付する。 以下、送付文書 県議会環境農政委員会は令和6年3月18日開催の委員会で「『神奈川県

      • 【神奈川県議会】「水源環境保全課長の答弁修正を求める要望書」全文を公開!

        3月18日開催の神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は、筆者が提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、所管課の水源環境保全課長は事実誤認あるいは故意に事実に基づかない発言をするなどし、正確な情報を同委員会委員に伝えなかった疑いがある。 このため筆者は4月1日、県議会議長に対して「令和6年3月18日開催の県議会環境農政常任委員会における水源環境保全課長の答

        • 【神奈川県議会で虚偽答弁か】水源環境保全課の説明に疑義/環境農政常任委員会の陳情採決/意思決定に影響の恐れ

          神奈川県議会環境農政常任委員会(古賀照基委員長・立憲民主党)は18日、筆者が提出した県の森林整備に関する補助制度の改正を求める陳情について採決を行い、「不了承」とした。 陳情採決の前に同委員会が行った聞き取りで、所管課の水源環境保全課は他自治体の事例に関して事実と異なる説明をするなど、制度改正の必要性がないとの印象操作をした可能性が極めて高く、各委員の意思決定に影響を与えた恐れがある。 県議会議員は県民の代表であり、水源環境保全課の対応は県民への信用失墜行為とも言える。

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        森林ジャーナリストの田中淳夫氏も注目!?Kindle本「中山間地域を維持するための処方箋」

        • 神奈川県総務局人事課に対して、水源環境保全課長の懲戒処分を求める文書を送付‼️

        • 【神奈川県議会】「水源環境保全課長の答弁修正を求める要望書」全文を公開!

        • 【神奈川県議会で虚偽答弁か】水源環境保全課の説明に疑義/環境農政常任委員会の陳情採決/意思決定に影響の恐れ

        マガジン

        • 2022年度神奈川県山北町議会・一般質問
          4本
        • 2021年度山北町議会一般質問
          4本
        • 森林ライターの雑記帳
          5本
          ¥500

        記事

          元地方新聞記者が、いわゆる「自伐型林業」というものに可能性を感じて実際に木を伐採、搬出。 その経験から見えてきたことをまとめたKindle本がこちらになります💁 ↓↓ amzn.to/3mzcZd1

          元地方新聞記者が、いわゆる「自伐型林業」というものに可能性を感じて実際に木を伐採、搬出。 その経験から見えてきたことをまとめたKindle本がこちらになります💁 ↓↓ amzn.to/3mzcZd1

          本の「装丁」というものを変えてみた。 Kindle本 【中山間地域を維持するための処方箋】↓↓ amzn.to/3mzcZd1

          本の「装丁」というものを変えてみた。 Kindle本 【中山間地域を維持するための処方箋】↓↓ amzn.to/3mzcZd1

          【2027年度「山北駅」駅舎建て替えへ】湯川町長「町として整備を検討」/「鉄道の町」の玄関口新装/町議会一般質問で明らかに

          かつて「鉄道の町」として栄えた神奈川県山北町。 その中心部にあるJR御殿場線「山北駅」について、JR東海が2027年度に駅舎の建て替えを予定していることが、3月4日分かった。同日開会した町議会定例会の一般質問で湯川裕司町長が明らかにした。 同年度には新東名高速道路の山北スマートインターチェンジの開通も予定されており、車と鉄道の〝玄関口〟が同時期に新装されることになる。 ただ、JR東海は建て替えの規模を「小規模なもの」と説明し、現在併設されている公衆トイレも撤去する方針といい

          【2027年度「山北駅」駅舎建て替えへ】湯川町長「町として整備を検討」/「鉄道の町」の玄関口新装/町議会一般質問で明らかに

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】担当課「町長より指示があり、1社随契」/町長「1社随契と言っていない」/どちらが〝虚偽〟説明か

          神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」などと指摘を受けた問題。 12月の町議会一般質問で湯川町長は担当課に対して「1社随意契約にしろと言ったわけではない」などと答弁し、問題の契約は担当課である商工観光課が進めたかのように強調した。 だが、1月時点で筆者が入手した文書で同課は「町長より、提案事業者を包括業務の受託者とするよう指示があり、1社随意契約による契約

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】担当課「町長より指示があり、1社随契」/町長「1社随契と言っていない」/どちらが〝虚偽〟説明か

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】湯川町長「配慮足りなかった」/真相は解明できず/町議会一般質問

          神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、今年3月に町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題。一連の問題が表面化して8か月以上が過ぎても真相は解明されていない。 5日に開会した町議会で一般質問に立った府川輝夫議員がこの問題を質したが、湯川町長は「私の配慮が足りなかった」などと釈明する一方、なぜ問題の契約が締結されたのか、具体的な説明

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託問題】湯川町長「配慮足りなかった」/真相は解明できず/町議会一般質問

          【情報開示請求】申請用紙1枚書けば可能/行政監視の「how to 」を/読者からのリクエストにお答え

          神奈川県山北町に移住して2年半ほどの月日が流れた。 この間、町議会一般質問を全て傍聴し、湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨をまとめるなどしてきた。 また、町のふるさと納税に関する業務委託契約について住民監査請求を実施し、「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」とする監査結果を導き出した。 知名度が低いこのnoteではあるが、町民の中には熱心に読んでくれる人もいる。そんな読者から「住民監査請求や町への要望を出すときの how to を記事にできないか」とのリクエ

          【情報開示請求】申請用紙1枚書けば可能/行政監視の「how to 」を/読者からのリクエストにお答え

          【神奈川県山北町】町長肝いりの「CFO」進まず/核心を語らない「町長と語ろうまちづくり」

          「『森』の活用を子どもたちと 山北町で進むCFO制度」ー。昨年7月に行われた神奈川県山北町の町長選挙の直前、地域情報紙「タウンニュース」にこのような記事が掲載された。 この記事は4期目の当選を目指した湯川裕司町長の後援会が製作したもので、町面積の9割を占める森林の活用を訴えていた。「CFO」とは「Children Forest Officer」の略で、町長が「湯川裕司」個人として登録した商標だが、この施策は事実上ストップし進展していないことが20日、分かった。同日開かれた座談

          【神奈川県山北町】町長肝いりの「CFO」進まず/核心を語らない「町長と語ろうまちづくり」

          【コラム】山北町行政のルール「形骸化」は深刻だ

          神奈川県山北町の町議会一般質問を傍聴し続けて2年と少しの歳月が過ぎた。 湯川裕司町長の行政運営の姿勢を見ていると、この町はさまざまなルールを「形骸化」してきたな、と感じる。 その最たる出来事が、湯川町長が先頭になって推し進めた「ふるさと納税包括業務」に関する業務委託契約だ。この問題は、筆者の住民監査請求を受けた町監査委員が「規制が順守されていないおそれがあることが認められた」などとする監査結果を3月に公表。これを受けて町長は5月に契約を解除した。 6月の一般質問で湯川町長

          【コラム】山北町行政のルール「形骸化」は深刻だ

          【2023年9月神奈川県山北町議会】三保地域は重要な観光拠点/ナラ枯れ対策費拡充/手話通訳者の窓口設置を検討

          山北町議会9月定例会が4日開会し、6人が一般質問に立った。遊休施設の活用やナラ枯れ被害の現状などが議論された。湯川裕司町長ら町執行部の答弁要旨は次の通り。 三保地域は重要な観光拠点2021年度で閉園した三保幼稚園は築40年以上がたち、老朽化が進んでおり建物を含めた跡地利用の具体的な計画はない。 今年度策定している第6次総合計画への位置づけを検討し、地域振興につながるよう、地域の意見を聞きながら(利活用を)進めていきたい。 県から無償譲渡された旧丹沢湖ビジターセンターは、2

          【2023年9月神奈川県山北町議会】三保地域は重要な観光拠点/ナラ枯れ対策費拡充/手話通訳者の窓口設置を検討

          ユネスコ無形文化遺産【山北のお峰入り】/専門家「他にはない、貴重な事例」/10月8日開催/その特徴は?

          昨年11月にユネスコの無形文化遺産に登録された民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つで、神奈川県山北町の共和地区に古くから伝わる「山北のお峰入り」への理解を深めようと、このほど町内で講演会が開かれた。講師を務めた東京文化財研究所の久保田裕道氏は「旧共和村の人たちが役割を分担して続けてきた祭り。他にはない、貴重な事例だ」と強調した。今年10月8日に6年ぶりに開催されるこの民俗芸能の特徴とは?久保田氏の講演内容と、お峯入り保存会発行の記念誌などを頼りにまとめた。(※指定名は「

          ユネスコ無形文化遺産【山北のお峰入り】/専門家「他にはない、貴重な事例」/10月8日開催/その特徴は?

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託】契約業者は「孫のサッカー関係からの紹介」/町民への説明はようやく「検討」/湯川町長が答弁/町議会6月定例会

          神奈川県山北町の湯川裕司町長が、ふるさと納税に関する業務委託契約を「特定の業者」と締結し、町監査委員から「契約における競争性、公正性、透明性等を担保するための規制が順守されていないおそれがあることが認められた」と指摘を受けた問題で、湯川町長はこの業者との関係性について「孫がサッカーをやっている。その紹介」だったことを13日、明らかにした。また湯川町長は監査結果が公表された3月22日以降、この問題ついて公式の場で町民に説明していないが、今後町のホームページなどで何らかの説明を「

          【神奈川県山北町ふるさと納税業務委託】契約業者は「孫のサッカー関係からの紹介」/町民への説明はようやく「検討」/湯川町長が答弁/町議会6月定例会

          神奈川県の【水源の森林づくり】事業/小規模事業者に配慮欠く森林政策/県と町は責任なすり付け/改善の余地はあるのか、考えた

          神奈川県北西部。 横浜市や川崎市などの都市部に水道水を供給する「水源地」とされる森林が広がる。林業従事者がこの地域で森林整備を行う際に活用する県の補助金の一つに「水源の森林づくり事業」(協力協約推進事業)というメニューがある。命名こそ美しいが、これが柔軟性に欠けた杓子定規な制度設計で、小規模・副業型の林業の担い手に負担を強いる状況が続いている。 その背景には、林業従事者の置かれた状況に目を向けずに制度を運用する神奈川県の森林行政の不甲斐なさがある。 小規模・副業型の林業従

          神奈川県の【水源の森林づくり】事業/小規模事業者に配慮欠く森林政策/県と町は責任なすり付け/改善の余地はあるのか、考えた