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なぜ、あなたの毎日は作業に埋もれてしまうのか?

朝から晩までくたくたになるほど働いて家に帰ったら湯舟に浸かる時間もなくシャワーで済ませ、疲れを癒す間もなくベッドに入って朝まで眠る。

朝になると遅刻しないように飛び起きて、急いで身支度整えて電車に飛び乗る。もしくは、車を運転して勤務先に向かう。そんな方に読んでいただきたいです。

僕も会社員だった20代の頃はそんな生活していました。

毎日生活の為に働いて、家族を養うのに必死。自分の小遣いなんて1日500円、その中から昼ごはんのお金や同僚との付き合いの飲み代も捻出していました。

毎日そんな風に必死で働いているのに生活が全然楽にならない。しかも、いつそれが終わるのか分からないから常に先行き不安だし、すぐに会社を辞めるって決断もできない…そんな経験ってありませんか?

人は誰しも「生きるために働いている」はずなのに、気がついたら借金(ローンや奨学金なども)の返済に追われる生活をしてしまっています。

毎日の仕事が忙しい理由を「仕組みから」考えたことありますか?

商売に必要な「利益率」の概念

勤め人の方の多くは、会社に入った時「作業」を割り当てられてその「作業」を効率よくこなすことを求められると思います。

工場の作業などはとても分かりやすい例ですが、オールドタイプの事業会社に勤務している場合「正解のある仕事」を「間違えないようにこなすこと」が求められると思います。その為にマニュアルがあったりしますよね。

同じような領域の仕事は、「ウエイター」「保育士」「看護師」「税理士」「公務員」「教員」…といった感じですかね。最近の仕事でいえば「プログラマー」などもこの領域の仕事に分類できると思います。

資本主義社会の中で大きくなってきたビジネスの多くが、「振り出した人(資本家)がビジネスの枠組みを設計し、作業を積み上げ続ける事で売上が大きくなる」という形をとっています。

工場を建てて部品や完成品を製造する。

保育園を建てて行政の枠組みの中で保育のサービスを提供する。

いずれも正解がある仕事でその正解に向かって作業をすることで報酬を得られます。

この事業領域で利益を出すためには「効率よく処理すること」が必要。ですからひたすら忙しい仕事になるはずです。業務時間の中でゆったりした時間が取れているとすれその分利益を出すための余地があるのでまだまだ仕事を詰め込むことが可能です。

経営者としては利益を出すためになるべく仕事を詰め込み、投資効率の良い方法を考えるでしょう。

仕事が忙しいということは「儲かっている」のだから報酬に跳ね返ってきそうなものですが、儲けが変動的な場合「基本給」を増やすことはできません。「賞与」とか「インセンティブ」という形でキックバックを設定するはずですね。

しかし、公務員のように報酬が予算などで決まっている仕事の場合、作業を増やしてもその分報酬が増えるわけではないので「仕事(=作業)」は増え続け「給料が上がらない」という構図になります。

自分が所属しているビジネスがどんな設計のどの部分にあたるのか?その構造から考える事も必要です。

公務員や医療系、福祉系の職種がダメだというのではありません。

この領域で仕事している方々には「人の為に奉仕する」ことに喜びを感じられる素晴らしい人格の方が多いのも特徴的です。

それだけに、日々の仕事が「ただの作業」になってしまったらもったいないです。この領域で仕事する中で可処分所得も増やそうと思ったら少しテクニックが必要になります。

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