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チームで大きな幸せを【社会人1年生】

日刊【書くメシU30's】マガジン木曜日担当のgata(@shoyaatg11)です。

今年度もあと1週間となり、最後の追い上げてバタバタしている営業マンもいれば、大学進学による一人暮らしや就職による社会人生活など新生活が待っておりドキドキワクワクという人もいるかと思います。

当社でも福岡支店でインターンをしていた女の子が支店での最終出勤を終え、4月から本社の新入社員としてインサイドセールスを頑張っていくみたいなので、本人もドキドキワクワクだと思いますが、今まで一緒にやってきたメンバーとして私も楽しみです。

今回はインターン生を本社に送り込む側であり、インターン中に「チームで動くこと」について教えてこれた部分もあるかなと思いますが、改めてチームで動くって何だろう?と振り返ることができたので、まとめておきます。

結論、「チームでの経験は全体最適化をもたらす」ということをお伝えしたいのですが、多くの方が4月から新しい環境で過ごすことになると思いますので、新しく社会人になる方だけじゃなく、ビジネスに携わる方にチームで動くということについて自分に置き換えながら振り返っていただけると嬉しいです。


様々な形のチーム

インターンや学生起業が当たり前になっている中、「社会人」という定義も曖昧だと思っていますが、私自身、学生時代は様々な形のチームで社会と関わってきました。

▪️NPO法人
▪️個人でのFacebookセミナー
▪️スタートアップ数社でフルタイムのインターン

同じスタートアップでもチームとして動いている会社もあれば、個人で動いていた会社もありますし、個人でFacebookセミナーをしていた時は協力してもらえる人達を含めてチームと考えていました。

この時は、オンラインとオフラインで24時間ずっと繋がっているような働き方をすることが多かったですね。

Facebookセミナーをしていたこともあり、Facebookのチャットやグループを利用し、ほぼ全員が即レスで常に何かしらのプロジェクトで誰かとやり取りをしていたり作業をしていたので、様々なチームを行ったり来たりするような働き方をしていました。

大学卒業後はIT系の上場企業に入社し、同期87人と一緒に研修を受けましたが、今まで複数の小規模なチームでやっていたこともあり、これはこれで全く違う感覚だったのを覚えています。

東京本社での勤務を経て、それから今まで5年半もの間、福岡支店で過ごしていますが、福岡支店ではまた面白いチームを経験しました。

当社はホールディングス化しており、分野の異なった複数の企業に別れているのですが、福岡支店の場合は、福岡に支店を持っている3社が同じフロアに入っています。そのため、朝礼や部活、イベント事は3社合同で行なっており、クロスセルも活発です。これも立派なチームかなと。


全体最適化に対する想い

「大学生活での様々なチーム」から現在の「福岡支店でのチーム」を経験してきたこともあり、個人としても大きな変化がありました。

「部分(個人)最適化」から「全体最適化」への変化です。

入社した時は当時の上長にずっと言われていましたが、「髪型もアシンメトリーで表情もギラギラしたイメージ」で人のことは関係なく自分のことだけ考えて仕事をするタイプの人間でした。

いわゆる、お客さんよりも、他人よりも、会社よりも自分のことを一番に考える自分大好き人間です。

それが、様々なチームでの経験が積み重なって、今の自分を構築する多くの学びを生み出しています。

【チームを通して学んだこと】
▪️「理屈では通用しない」
ことがあること
▪️「仲間とは宝」ということ
▪️「みんなを笑顔にする」ことの重要さ
▪️「評価に関係しないことでも協力する」ことの意味

これらの学びが「個人でもなく、部署でもなく、会社としてどのように最適化するか?」という考えに繋がっています。

自分一人が良くても、一人でできることなんて小さい訳で、部分最適化は結果的にある程度の成功はあっても、大きな成果は出ないと思います。
また、会社が成長して上のステージにいかなければそもそも大規模なプロジェクトや経験はできないとも考えています。
※もちろん、転職などの例外はありますが、自分のメリットしか考えない人に大きい経験ができる仕事は回ってこないのかなと

つまり、短期的かつ個人のある程度の幸せを取るのか、中長期的に全員で最高の経験をしていくという大きな幸せを取るのかという話です。

もちろん、この話はどちらが良いかという話ではなくて、どちらが自分にとって魅力的かという話に過ぎません。

ですが、個人的にはこれからは全体最適化の考えが重要になってくると思っているんですよね。

実際、5年前までは自分のことだけ考えて仕事をしていれば良かったかもしれませんが、これからはそうはいきません。営業プロセスの変化に合わせる必要があります。社内外で簡単に繋がることができるようになり、新しいチームがどんどんできていく中で、「一人だけ」というのは通用しないということですが、その理由について最後にお伝えしておきます。


デジタル時代の営業プロセスで大活躍!

2月初旬。(文頭に出てきた)インターン生が出社する期間もいよいよ2ヵ月を切り、東京の本社に行く前に何を伝えることができるか?となっていた時だったと記憶しています。

ちょうどその時、マルケト(現Adobe)の福田さんの著書「THE MODEL」が発売されており、社内ではセールス、マーケティング、インサイドセールス、カスタマーサクセスの連携、つまり全体最適化に向けて再度社員一人ひとりが部署を越えてどうあるべきかを考えるという状態でした。

▼その時にまとめたnote

今、時代の変化とともに営業活動が効率化されており、それに伴って、良くも悪くも営業プロセスが複雑化しています。数年前までの「人海戦術で顧客を獲得していこう!」という時代ではないわけです。

リード集めから案件管理、商談、クロージングまで自分一人でやっていたのが分業になってきているからこそ、評価指標の違いから他部署と揉めることも多々あります。

ただ、全体最適化の考え方を持っている場合、このような問題は起きづらくなります。

実際、ここ数年は隣の部署と対立するという考え方をしたことはなく、どうすれば会社として一番ベストな選択肢か?その上でボトルネックになっているはどこの何か?という話が自然にできるようになりました。これは今後ビジネスを行なっていく中で本当に大事なポイントだと感じています。

もちろん、社会人1年目として企業に入社した時点では、自分の目標に向かってひたむきに走れば良いですし、会社のことを考えて全体最適化を考慮した決断ができることなんて求められないと思います。

しかし、どんな小規模なチームでも良いので自分の行動の何がチームに役立つか?という視点を持っておくと良いと思います。

そうすると、デジタル時代の営業プロセスで重要な全体最適化という考えを自然と身に付けることができるでしょう。

この営業プロセスは本質的にどの業種でも転用できますので是非自社でどうか考えていただければ良いのではないかと思います。


最後に!チームづくりと言えば!

なんと本日3月21日はリンクアンドモチベーション取締役の麻野さんが書かれている、チームについての本「THE TEAM〜5つの法則〜」予約販売日になります!

今回の記事で書いていることと内容は違うかもしれませんが、ポイントとして「チームは与えられるものから自分で作るものに変わっている」という内容が含まれているみたいです。

業務プロセスが多様化したことで新しい部署ができるとノウハウをためなければなりませんが、自社だけではなく社外の同じ職種で頑張っている人たちが集まり、みんなでノウハウためるためにコミュニティを形成し、そこにチームが生まれます

このような行動を社会人1年目の子が一緒になってやってくれると頼もしいですね!少なからず繋がるところはあるかと思いますので、是非読んで感想を聞かせていただきたいです!



箕輪さんを巻き込んだと言われているnoteも貼っておきますので、悩まれている方は参考にしてください!

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