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同居を考える前に整理整頓、見直すべき生活の習慣と関係性、2世帯住宅で暮らすことをどのようにイメージしているのか?子育てと同時に暮らしの本質を大切に。

理想のマイホームに近づけるための発想にも
色々とアイデアの存在が必要になります。

※二世帯住宅同居成功のヒントリーフレット


質の良い設計とデザインで
人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 


ここ最近、WEBを通じて
二世帯住宅に関しての
お問い合わせやご相談を
頂く機会が増えましたので
少しblogでも
また触れておこうかと思います。


お互いに助け合えるための拠点
二世帯住宅を建てる方も
当然ライフスタイルはそれぞれで、
やっぱり一番大切なのは
住まい手さんの
暮らしやすさだと考えています。


僕自身も実は
二世帯住宅で住んでいますから。


ただ、僕がいままで2世帯住宅での
暮らしをお手伝いしてきた中で
感じたことは、
やっぱりどこかに世帯間同士の接点を
持たせたておくべきだと
いうことです。


できることなら
完全に分離にしてしまうのは
避けたいなと思っています。


だけど、「そこ」は
住まい手さんの価値観ですから
調整が出来るように
間取りも構造もそして
将来的な事も加味して
設計には配慮しています。


2世帯住宅だけに
限った事ではありませんが
本当にベタな言い方になりますけど、
仲良く暮らせればいいなと思っています。


仲良くというのは、
お互いに必要なときは助けあったり、
おじいちゃんおばあちゃんが
孫と一緒に遊んだり
家族の時間がそれぞれに
充実するってことです。


食事にはこだわり
時間帯などは譲り合い・・・・・。


ただ、食事の時間は
その都度考えることが
出来るように
別々のほうが良いと思っています。


食事というのは
育ってきた環境それぞれで
家庭の色が濃くでる部分。


味やメニューや作り方なんかも、
家庭ごとに随分違うと思うんです。


食事の出し方なども
大皿で取り分けをするのか
小皿でそれぞれに出すのか・・・etc。


子世帯と親世帯では
好む味もまるっきり
違う事もありますし、
それを一緒にしようっていうのは
家族としても大変だと思います。


仲が良いのでキッチンは一つで
という住まい手さんもいらっしゃいますが、
今までそれぞれでやってきたのに、
同居してから一緒にやって
必ずうまくいくとも限らないので、
簡単なものでも良いので
キッチンは2か所つくることを
お勧めしています。


逆に浴室はタイミングをみながら
別々に入れ替わりで使えれば
共有でも良いかと思います。


勿論「別々」で
例えば浴室とシャワールーム
という考え方もあります。


浴室は2か所に設けると
少なくとも建築費だけで
100万円以上コストアップしますし、
エネルギーの点でも
1つのほうが効率が良いと言えます。


給湯のエネルギーは
光熱費の1/3ぐらいを占めてしまうんですが、
給湯の割合が特に高くなりますから。


それで浴室が2箇所あると、
さらに割合が高くなります。

それでも「別々に」の選択肢は
ありだと思います。
生活の内容を吟味して必要かどうかの議論。

それは単世帯の場合でも同じです。

浴室は使用する時間帯の事も
差が生まれやすいので、
維持管理・掃除の事などを考えれば
お互いに譲り合ったりしながら
一緒に使う事が出来れば
ベストかなという風に思います。


つかず離れずの距離感あとは、
お互いにくつろげる
居場所=リビングも
それぞれにあるほうが良いと思います。


共働き家庭にも
親との同居はメリットが
高いケースが多いと言えます。


上手にお互いに住み分けて
協力し合えれば、
二世帯住宅は
得なことが多いんじゃないかと思います。


冒頭にも書いたように
ライフスタイルは家庭それぞれなので、
普段を暮らしを
見つめ直しつつ
同居について考えてはどうかなと思います。


家造りのご相談も気軽にお問合せ下さい、
理屈だけではなく
感度でよく考えた住まいは
暮らしが楽しくなりますから。


大阪・奈良・和歌山・三重県を中心に
住まいと暮らしの設計を
手掛けるする建築設計事務所です。

新築一戸建て・古民家再生リノベーションなど
間取りと暮らしを大切に、
丁寧な提案と設計を心懸けています。


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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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