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関係の質を高めるコミュニケーションコスト最適化のカギがSNSだった話

山形に住む私は昨日、地元福島の仲の良い旧友たちと5年ぶりに会った。
その時「コミュニケーションコストとSNSの存在の相関関係」みたいなもの強烈に感じた経験をしたので忘れないうちにまとめたいと思い、このnoteを書いています。
きっとSNSを利活用する事でもっと充実した私生活が得られると思います。

SNS発信はコミュニケーションコストを抑える効果がかなりある説

5年ぶりに地元で旧友に会うとなれば、積もる話もたくさんあるし、
「最近どう?」
「同級生の〇〇は今何してるの?」
などなど話題が尽きないと思う。

私も久しぶりの再会に盛り上がり色々近況報告をしました。

しかし、気が付けばほとんどの時間を、
「地方でのライフスタイルの在り方」
「地元の地域をどう盛り上げていくか?」
「地域活性化事業をマネタイズしていくには?」

のような人の生き方やコミュニティビジネスの話題で終始していました。
(私たちはこんな話が好きで普段からしてる訳では無いです)

なぜ、久しぶりの再会でこんな真面目くさい話題に終始するのか?を考えたとき、一つの仮説を感じました。

「SNS発信はコミュニケーションコストを抑える効果がかなりあるのでは?」

この時に集まったメンバーは私を含めて3人。
全員がfacebookで繋がっていて、私以外の2人は発信はしないけど情報は収集していて、私は割と頻度高く仕事やプライベートの発信を行っている状況でした。

そうなると私のことに関して言えば、5年ぶりに会ったとしてもそこまでわからないという状態でも無い訳です。
これはSNSの効果としてあるんですが、単純接触効果といって毎日何かしらその人の情報に触れていると親近感や愛着を感じるようになることです。

日々の私の発信に興味が無くとも無意識に目にすることで、久しぶり感は少なくとも無いはずです。

特に私の最近の発信内容は、観光業を通して広報担当の目線からどうやって地方を盛り上げていくべきかとか新規事業の立ち上げみたいな発信を多くしています。

その流れに引っ張られて、本来はもっと身近でどうでも良い会話で盛り上がるはずだった場が、今回はこんな話題で盛り上がっていったのかなと考えています。

仮にこの3人全員が何かしら相互にSNS発信を行っていたとすると、更に共通性の高い話題や核心を突く話題などに発展していくんじゃないかなと思っています。

その分、短い時間でも濃密なトキを過ごせることになるので、SNSで自分の近況や価値観、考え方、ポジションを外部に明示するということは想像以上に価値があることに気が付くべきだと私は考えています。

SNSのビジネス活用でコミュニケーションコストを最適化している事例

これは企業にも同じことが言えると私は考えていて、いつもお世話になっている温泉道場の山崎CEOはご自身の考察や最近読んだ本のアウトプットをSNSを活用して発信されています。

facebookでも書籍から受けた想いやマインドをアウトプットされています。

このように、会社のトップが今何に関心があって今何に熱量を高めてるのかをフォローしている社員や外部の取引先関係者は日常的に誰でも触れることができます。

これって社内外のコミュニケーションコスト相当削減できませんか?

温泉道場さんは社員の皆さんもSNSを利用しています。
会社のメンバーの「誰がどんな想いを持っているのか」「感受性や思考回路」などが可視化できていて面白いなと私は感心しています。

もちろん、仕事に関する発信だけでなく趣味も含めて、SNSを見れば誰がどんなことに対して今熱量を上げているのか、こんな場面ではどんな考えを持っているのかなど情報の振れ幅は自由です。

別に「四六時中トップの一挙手一投足に目を離すな!」とか「話の内容も100%理解しろー!」ということでも無いです。
それよりも日常的に身近な人やキーパーソンの言葉に触れているということが重要だと思うのです。

意外なところで意外な情報が意外な人の琴線に触れ、話が展開していくことを私はよく経験しています。

会社で言うと企業の理念とかビジョンとかも同じ要領で、私の勤める古窯グループでは映像や定期的な動画を社内報みたいな形で配信することで、全社員が会社の向かう方向性のようなワードに接触できる機会を作り出しています。

大まかな方向性を動画で伝えながら、更に各部門では評価制度に基づいて一人一人としっかりと向き合い伝える取り組みも大切にしています。

デキる営業マンの情報源はSNS

別の例で言うと、私の日常の仕事の中で出会うSNSで繋がっている取引先の営業マンとの商談は「木幡さんのところで今やってる〇〇の新規店舗オープンの進捗はどんな感じですか?」みたいな会話からいきなり始まります。

「最近天気良くていいですね!」とか「最近寒くなりましたね~」のような相手の近況を探る。みたいな時間がお互いに節約できます。

これもコミュニケーションコスト下がってますよね。

相手が何について今熱量が高くて、どんな考えをする人なのかが事前にわかっているから起こる現象です。

昔で言うと「仕事を円滑に進めるために休日はゴルフする」のと同じで、今はそれがデジタルになってSNSがその役割を果たしているのだと思います。

まとめ

ここまで記事を読んでくれている方はもうお分かりだと思います。
何か自分のことを一つでも発信し始めると、有機的に周りの環境が動き出してくれると思います。

趣味の話や旅行の話、ドラマの感想なんでもいいです。
いいねなんて押されなくても大丈夫。

SNSで繋がっているあなたの周りの人は、あなたの情報を勝手に利活用して勝手にコミュニケーションコストを下げてくれるのです。

今回のように1回の飲み会だけではたいしたことありませんが、毎日の積み重ねでコミュニケーションコストは増えていきます。
それこそ人生レベルの長期で見れば途方もない差になると思います。

コミュニケーションコストが下がれば、その分様々な時間を生み出すことが可能になります。
会話することにもストレスがかからなくなりますので、より円滑な関係性を築くことができる訳です。

これを読んで「なるほど…じゃあ、なんかはじめてみたい!」と思った方は私に是非ご相談下さい。
ここから更にもう一歩踏み込むとそこはブランディングの世界の入口です。

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