月10「エルピス」が気になる
役者さんが成長したなと感じる時があります。偉そうなことを言っていますが、一視聴者としてドラマや映画を観てそう感じる時は、素敵だなと思います。
10月24日夜10時から始まったカンテレ制作・フジテレビ系列のテレビドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」を観ていて、長澤まさみさんがいいなと思いました。
難しい役柄をとても繊細に演じているのです。細やかな演技とその眼差しに、釘付けになりました。もちろんその美しさにも。
ドラマの中の主人公を観ていて、仕事あるあるを感じることがありますが、このドラマでアナウンサーを演じている長澤まさみさんに、私はアナウンサーあるあるを見ました。
アナウンサー歴が長い私は、長澤まさみさんが演じるアナウンサーがニュースを伝えたり、情報番組のコーナーを担当している様を見ていて、「そうそう、そんな感じなんだよね」と納得なのです。
その演技を見て、様々なスチュエーションに対応していくために、いくつかのパターンを当てはめながらやり切るアナウンサーの姿を上手くとらえているなと感じました。コメントの発し方やインタビューの仕方などを細部まで観察して表現しているのがよく分かり、流石だなと思いました。
主人公の仕事ぶりをリアルに表現しているからこそ、作品にもリアル感を感じることが出来て、物語をストレートに受け入れられるのです。
私は、アナウンサーと言う特殊な仕事の部分を切り取って見ることで、このドラマのリアリティーの高さを感じました。
眞栄田郷敦さんの新鮮な演技と目力、鈴木亮平さんのストイックでふり幅のある安定した演技、主人公を取り巻く様々な登場人物の個性豊かな表現力。初回からドラマの今後の展開が見逃せないなと思いました。
撮影方法もカメラワークも編集も、映画を観ているようでした。
スタッフの気合を感じるドラマです。
脚本家の渡辺あやさんが、実在する複数の事件から着想を得て書いたと言う社会派のエンターテインメント作品のこれからの展開が楽しみです。
元人気アナと若手ディレクターが冤罪事件をどう解明していくのか、真実にどうたどり着くのか、その中で関わる人たちが何をし、何を語るのか、一話も見逃さないで、追っかけたいと思いました。
今期は楽しみなドラマが続々で嬉しいです。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《眞栄田郷敦さん、カッコええ言うか綺麗》
※92歳のばあばと娘の会話です。
「私も見たけど、あんたの仕事と同じで興味が持てたわい、これからどんなになるんか楽しみなねー」
「お母さんは誰を見よるん」
「私はこれまでよう知らんかったけど眞栄田郷敦さん、千葉真一さんの息子さんじゃろ、カッコええ言うか綺麗なねー、それに鈴木亮平さんは前から好きじゃけんねー、楽しみなわい」
これから月曜10時は母と一緒に見るようになるかも知れません。
月曜日の夜は、9時~11時までどうやらフジテレビを観ることになりそうです。
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